“センパイ”に聞いちゃいました!!

Case7.車掌兼乗務員

努力する大切さを学びました

富永幸子さん

富士急行線の車掌兼乗務員とアナウンスを後輩社員に教える指導係として活躍している富永さん。
場内などの録音用アナウンスは全て富永さんがご担当されているとのこと!
これまでさまざまな形で“声”を使う仕事に携わってきた富永さんに、高校時代を振り返ってもらいました。

車掌兼アナウンス指導係として活躍する富永さん

現役時代に参加したNコンの思い出は?

段違いのレベルの同級生たちに驚き、「世の中は広い」と感じたことです。1年の第44回全国大会から、2年、3年(決勝進出)と3年連続アナウンス部門でNコンに出場させていただきました。1年次でいきなり全国大会に出場が決まったので「自分には才能がある」なんて思ってしまったのですが、全国出場者のレベルの高い方を見ていい感じに鼻っ柱を折られました。その後は基本に忠実に、顧問の川手先生に指導していだいたことを素直に受け止め、練習に励みました。

また、同級生たちと東京に泊まりで大会に参加することが本当に楽しかったです。

Nコンに参加してよかったことは?

世の中にはとんでもない才能を持った人がたくさんいると気づくことで、努力の大切さを学ぶことが出来たことです。基本の練習をおそろかにせず、国語の教科書でも雑誌でも、目にした文章をとにかく読み上げて録音し聞くようにしていました。

その成果というか、アナウンスの技術が身についたことで仕事の幅が広がりました。

車内アナウンスをする富永さん

現在の仕事や人生で役立っていることは?

私は高校を卒業してすぐに地元のケーブルテレビ局に入社しました。その後は今の仕事に就くまで、2つのスポーツクラブでウェイトトレーニングのトレーナーとして働きましたが、そこでも会社主催のイベントの司会、話し方や電話応対の研修指導を担当しました。そのほかにも、仕事の合間に企業のコールセンターの音声アナウンスや結婚式の司会など、いろんな声を扱うお仕事の経験をしてきています。

現在も富士急行の車掌、アテンダントだけでなく、イベントや講演会の司会、新人研修の指導など、幅広い業務に携わらせていただいています。日々の乗務の中では、日本語だけではなく英語での放送もあるんですけど。英語でも日本語でも「伝える」ことの基本は変わらないと思っているので、車内放送をする際には「どうしたらお客様により分かりやすい放送になるか」を常に考えています。以前の職種でも現在の仕事でも、キチンとした言葉遣いをすることが、お客様からの信頼につながっていると思います。

毎日放送をしていると「これでよかっんだっけ?」と思う時もありますが、そんなときは大会に出場するために何度も練習をした「山梨県立富士河口湖高等学校 富永幸子」という、アナウンス原稿の冒頭部分を口に出して言うようにしています。

富士山ビュー特急に乗車する富永さん

先輩からのエール

Nコンに出場して感じたのは、たくさんのすごい世代の人たちと出会うことができること。当時の後輩たちにも「とにかく楽しいよ!」と伝えていたのを覚えています。なので、みなさんには楽しんで大会に臨んでいただきたいです。とはいえ大会では、「いつもの自分以上のことはできません」。

だからこそ、日々の練習は大切ですし、今の努力は将来の自分にきっとつながります。頑張ってください!


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