イベント探訪ブログ N:KIKOU

【えぬきこう】
読めば、あなたも参加したくなるイベント紀行ブログ

ベートーベンの音楽を全国のオーケストラが演奏!
「オーケストラでつなぐ 希望のシンフォニー」全国公演スタート!

ベートーベン生誕250年のメモリアル・イヤーとなる今年(2020年)、NHKでは、全国各地のオーケストラがベートーベンの音楽を1つずつ奏で、日本をつないでゆく「オーケストラでつなぐ 希望のシンフォニー」を全国10会場で開催しています。
※詳細は「オーケストラでつなぐ 希望のシンフォニー」ホームページをご覧ください。

その初回公演が、2020年9月2日(水)、京都コンサートホールで開催されました。

20200930_1.jpg

当日はお天気もよく、ガラス張りのホールホワイエには太陽の光がキラキラと差し込んでいました。

20200930_2.jpg

開演前には客席を消毒・除菌し、客席と客席の間は距離をとってご案内するなど、しっかりと新型コロナウイルス感染防止対策を行ってお客様をお迎えしました。

そしていよいよ開演…久しぶりのステージに胸が高鳴ります。

20200930_3.jpg

出演は、日本唯一の自治体直営オーケストラとして1956年に創立した「京都市交響楽団」の皆さん。

20200930_4.jpg

広上淳一さんの指揮で「ベートーベン/交響曲第1番」が演奏されました。
普段はなかなか演奏する機会がない曲目ということで、オーケストラの皆さんも新鮮に感じられたとのこと。素晴らしい演奏を披露してくださいました。

※公演に寄せられた感想はこちらをご覧ください。

ほかにも、「ベートーベン/弦楽四重奏第16番」や、歴史を感じる京都ならではの「NHK大河ドラマ テーマ音楽特集」も演奏されました!

公演の模様は、Eテレ「クラシック音楽館」(毎週日曜午後9時~)で放送されますので、ぜひご覧ください。

※放送予定はこちらをご覧ください。

ベートーベン生誕250年のメモリアル・イヤーとなる今年、本来であれば、一年中たくさんのコンサートが開かれ、日本中でベートーベンの作品が鳴り響く予定だったと思います。
ところが、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、数々のコンサートが中止や延期となり、音楽家の皆さんもステージに立つことができない日々が続きました。いまも、多くの方がとても苦しい時期を過ごしていると思います。

しかしこうした時期だからこそ、「苦難を乗り越えた先にある歓喜」というベートーベンの音楽の根底にあるテーマが、何か特別な響きを持って私たちの元に届くような気がします。

NHKでは、「ベートーベン250」プロジェクトとして、年末までほぼ毎週、ベートーベンの名曲や人生をさまざまな形で放送していきます。「あなたが選ぶベートーベン・ベスト10」と題して投票企画も実施しておりますので、ぜひ、ご参加ください!(11月16日(月)午後11時59分まで)

※「ベートーベン250」プロジェクト特設ページはこちら

日本をつなぐオーケストラの演奏が、多くの人々の明日への希望につながることを願って・・・。