３月９日・１０日の２日間、渋谷の代々木公園などを会場に、「ふるさとの食　にっぽんの食」全国フェスティバル（略して「ふる食」）を開催しました。
今年１７回目を数える歴史ある食イベント「ふる食」の魅力をリポートします。

この「ふる食」、魅力はなんといっても日本全国各地に根付き、地域に愛される食が一堂に集結するところ！

こんなものや…

こんなもの、

こんなものも！

どれも新鮮で、とってもおいしいものばかり！
日本の魅力ある食を、「体感」していただくことができるのです。

そして、今年は特別に連続テレビ小説「まんぷく」から、ラーメンのチャリティー提供も登場！
萬平と福子が戦前に屋台で食べたラーメンを再現し、ふるまいました！

実は無添加で体にも優しいラーメンなのです！

そして、楽しいだけじゃ終わりません！日本や世界の「食」について、学べるところも特徴です。
私たちが食べている食材がどのように生産されているのか、農業・漁業・酪農の体験コーナーで、楽しみながら学んでいただきました。

１７回目を数えるこの「ふる食」ですが、実は１度だけ中止になったことがあります。
それは、８年前、２０１１年・東日本大震災の年でした。
翌年から、「被災地を食の力で応援する」ことも、「ふる食」の大きなテーマとなっています。
今年も、東日本大震災だけでなく、西日本豪雨や北海道地震など様々な被災地を応援する企画を行いました。
協力いただいたのはこちらの方！

料理研究家の土井善晴さんです。
９日は、北海道の食材を使った「北海道応援　むすび汁」
（北海道地震の被災地応援のため、北海道の昆布や鮭、ペコロスを使った鍋料理を考案）
１０日は、東北の食材を使った「東北応援　芽吹き汁」
（東日本大震災の被災地応援のため、気仙沼のサバ缶、福島のかまぼこ、宮城のせりをつかった鍋料理を考案）
を提供しました。

そして、もう１人…

料理研究家のきじまりゅうたさん！
９日は九州応援　高菜そぼろ丼
（熊本地震・九州北部豪雨の被災地応援のため福岡の高菜漬けや熊本のお米を使った丼を考案）
１０日は西日本応援　豚とあさりのあんかけ丼
（西日本豪雨の被災地応援のため岡山の豚肉、広島のあさり、愛媛のレモンを使った丼を考案）
を提供しました。

チャリティーでの提供は２日間で５０００食を超えました。

「おいしい」「たのしい」がいっぱいの「ふるさとの食　にっぽんの食」全国フェスティバル。
今年は４万人を超えるお客さまにお越しいただきました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました！