11月21日(日)放送
ぼくらの夢の物語
写真:会場は不況で空き室になったビルの地下   3人の若いアニメーターが作品を発表した
写真・左:有吉達宏さん
写真・中央:倉田愛実さん
写真・右:岡田昭憲さん
 

「あなたの夢は なに?」いま閉塞感さえ漂う日本で、若者たちは何を思い、どんな「夢」を紡ごうとしているのだろうか?10月末まで名古屋で開かれていた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、美術館だけでなく、雑居ビルに会場がつくられ、若きクリエイターたちが展示をした。その一つ、不況で空き室が多い長者町繊維街のビルの地下。ここで3人のアニメーターがこれまでの作品を上映しながら、会期中にも新作をつくる、「夢」をテーマにした上映会を行った。夢は「最高だと思える作品をつくること」東京の大学院に通う有吉達宏さん(25)は絵を描いているときにしか生きている実感がもてない。「世界的に有名な映像作家になるのが夢」と語る、倉田愛実さん(25)は、京都で平日は事務の仕事をしながら作品をつくった。映像作家として生きる決意をした名古屋の岡田昭憲さん(31)は、フリーターとして工場で働いた日々の思いを作品に込めた。「夢」のために自分の心の奥底をじっと見つめて作品を制作し、それぞれが関わりながら臨んだ、手作りの上映会。会期中に1万6千人が足を運んだ。かれらの成長とその「夢」がうんだ小さな希望を見つめる。

Copyright (C) NHK(Japan Broadcasting Corporation) , ALL rights reserved. 無断転載・転用を禁じます。