10月8日(土)放送
アフリカと世界と日本と

 9月14日から、国連で “ミレニアム+5サミット”が開かれる。

 2000年のミレニアムサミットでは、途上国、とりわけアフリカの貧困の解決に向けての国際社会の責任が確認され、2015年までに達成すべき具体的な数値目標が設定された。

 あれから5年、その達成の度合いが国連の場で検証される。アフリカの現実に国際社会は何をなし得て、何ができなかったのか。そして今、どのような視点が必要とされているのだろうか。

 ここ数年、他の先進諸国がアフリカに対する援助を急増させてきたのに対し、日本だけは対アフリカ援助を減額し続けている。日本は今後、国際社会の要請に、具体的にどう答えていくのか問われている。NHKスペシャル4本シリーズ『アフリカ ゼロ年』を素材化し、内戦や貧困など提出された問題の意味を深化させ、同時に日本が果たすべき役割を考えてゆく。

<出演>
勝俣誠 (明治学院大学教授 国際平和研究所 所長)
林達雄 (アフリカ日本協議会 代表)
船田クラーセンさやか (東京外国語大学 専任講師) ほか

 

Copyright (C) NHK(Japan Broadcasting Corporation) , ALL rights reserved. 無断転載・転用を禁じます。