8月21日(土)放送
読み書きの苦手をのりこえて 〜ディスレクシア・英国の実践と日本〜
 知能は高いが学力の低い子たちがいる。原因がわからず、本人も親も苦しんでいる。引きこもり、家庭内暴力、犯罪や自殺に追い込まれるケースも少なくない。こうした子どもには共通した特徴がある。「文章を読んで理解できない。耳で聞けば理解できても、読み書きが困難」など。こうした症状は、ディスレクシア(読み書き障害)と呼ばれ、英国やアメリカでは早くから研究が始められていた。英国では、人口の約10%がディスレクシアで、特別な教育システムを設け、障害の克服のための環境作りをすすめてきた。

 番組では英国の教育現場の実践をみながら、あわせて日本の教育、医療現場を紹介する。
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