1月10日(土)放送
“心の闇”を超えて〜作家・重松清の少年事件をめぐる対話〜
 長崎の12歳少年による殺人事件、16歳の少女が関与した大阪河内長野の家族殺傷事件・・・。2003年は少年犯罪の多発と低年齢化・凶悪化で記憶される年となった。日本の子どもたちはどうなってしまったのか。大人はどうしたらいいのか・・・。

 番組では、事件の背後にある子どもたちの心の変化や、大人と子どもの関係を、作家・重松清が、気鋭の論者と共に問い直す。少年たちの“心の闇”と向き合い、それを超えていくためには何が大切なのか。少年事件を大人の問題として考え、読み解いていく二部構成の対話。

[出演]

第一部: 重松清(作家)
三沢直子(心理カウンセラー)
河上亮一(川越市立初雁中学校教諭)
渋井哲也(フリージャーナリスト)

第二部: 重松清(作家)
宮台真司(社会学者)
藤原和博(杉並区立和田中学校校長)
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