5月17日(土) 放送
あなたと話したい〜障害者と向き合う医療・教育最前線〜
 体が動かず言葉も発する事ができないとき、人は自らの意思をいかにして伝えうるであろうか。

 この難題に幼少期から直面し生きているのが、重度の障害者たちである。彼らの中には、体の一部を使ってハイとイイエで合図する、シンボル記号や文字を使って意思を伝えるなど、言葉を話す以外の方法でコミュニケーションを取れるようになった人達がいる。

 教育現場では、子供のわずかな体や表情の変化をコミュニケーションにつなげるための指導や、スイッチなど支援機器を使って周囲に反応を明確に伝える取り組みなど、さまざまな試みが始まっている。子供の内面を科学的にとらえる研究や脳を詳細に調べることで、子供のコミュニケーションの可能性を追求し医療に生かす試みなども行われている。また、リハビリテーションの最前線では、EBM(根拠に基づいた医療)を導入し、その効果を科学的にとらえる研究も進められている。

 番組では、重度の障害者のコミュニケーションの可能性について様々な観点から見つめ、彼らの内なる世界の把握と意思表出の試みを紹介する。
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