2011年10月2日(日) 夜10時

名物社長の採用面接
~中国水ビジネスの風雲児

800人を越える就職希望者から、採用されるのは8人-突破率1%未満、社員130人の中小企業ながら、毎年学生が殺到する大阪のプラント機器メーカー・ナガオカ。就活人気の理由は、中国での水ビジネスを成功させ、会社再建を果たした名物社長、三村 等さん(62歳)の存在だ。大阪・船場の丁稚から身を起こし、自動車のトップセールスマンを経てナガオカに転職。創業者一族の経営に異議を唱えて一度はクビにされたが、倒産後、社長として迎えられ、会社を復活させた。その三村さん率いるナガオカの社員採用試験最大の特徴は、説明会から最終面接まで、社長自ら学生たちと相対し、その眼力一つで、人材を選び抜くことだ。ところが面接を始めた矢先、東日本大震災で大企業が軒並み採用試験を延期、選りすぐって内定を出した学生を、後で大企業にごっそりと奪われかねない状況となった。「会社の大小にこだわらず、ぜひ我が社で働きたいという学生を採りたい」と、三村さんはあえて予定通り採用面接を続行、その決断は予期せぬ結末をもたらすこととなった。番組では、採用面接の場で繰り広げられる名物社長と学生たちとの真剣勝負に完全密着。大企業も一目置くほどの成功を収めた中国水ビジネスの現場も織り込みながら、会社の未来を託すべき人材獲得に腐心する中小企業と、震災後の超不安社会へと船出する学生たち、双方の葛藤を描く。

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