2015年 1114日(土)よる11時放送
再放送1121日 午前0時放送(金曜深夜)

ドナルド・キーンの日本
前編 日本文学を世界へ

ドナルド・キーンさん、93歳。「日本人よりも日本人のことを考え続けてきた」と言われる人物である。戦後70年にわたって、日本文学の魅力を世界に伝え続けてきた。吉田兼好から太宰治や三島由紀夫までを次々と英語に翻訳。キーンさんの功績なしに日本文学が世界で読まれるようにはならなかった、とも言われている。東日本大震災の時には「日本人と共に生き、共に死にたい」と日本国籍を取り、多くの共感を得た。そのキーンさんの波乱の人生をドキュメンタリーとドラマを交えて深く掘り下げ、彼の目に映った日本や日本人の姿を見つめていく2回シリーズの前編である。

ドラマ出演:川平慈英、篠井英介、南野陽子、パトリック・ハーラン、木下隆行(TKO)ほか

ナビゲーター・インタビュアー:渡辺謙
(内容59分)

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日本文学研究者 ドナルド・キーンさん 93歳
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キーンさんは、ノーベル賞作家の川端康成など日本の文豪たちと交流し、日本について理解を深めた
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18歳から88歳までのキーンさんを、川平慈英がドラマで演じた
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渡辺謙によるキーンさんへのインタビュー