2015年 88日(土)よる11時放送(アンコール 初回放送2015年2月14日)
再放送815日 午前0時放送(金曜深夜)

立花隆 次世代へのメッセージ
~わが原点の広島・長崎から~

日本を代表するジャーナリストで評論家の立花隆さん(75歳)。実は、立花さんは原爆と深い関わりがあります。1940年、原爆投下の5年前に長崎で生まれ、20歳のときに被爆者の映画や写真を携えて半年間ヨーロッパを回り核兵器の廃絶を訴えました。
知の巨人と呼ばれ、これまで100冊以上の著作を世に問うてきた立花さんですが、原爆の問題を本格的に取り上げたことはありません。しかし、ガンや糖尿病など多くの病気を抱え、死を意識した今、核廃絶を夢見たあの若き日を振り返り、未来に何かを残したいと考えるようになりました。
さらに戦後70年を迎えた広島と長崎では、被爆者が次々と亡くなる中、被爆体験の記憶をどのように受け継いでいくのかという深刻な問題に直面しています。「被爆者なき時代」にどのように核廃絶の道を探るのか。立花さんは去年夏から、被爆地、広島・長崎を精力的に訪ねながら核廃絶の問題への思索を深めていきました。ヨーロッパで学生時代に大きな刺激を受けたカナダ人社会活動家との半世紀ぶりの再会。そしてことし1月、長崎大学で30人の学生を前に行った核廃絶についての初めての特別授業。立花さんは次世代を担う若者たちにどのようなメッセージを送ったのか。
みずからの原点に立ち返り未来を考えた半年間の密着の記録です。

語り:森田美由紀アナウンサー
(内容59分)

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2014年8月6日、原爆の日に広島を訪れた立花隆さん。
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20歳のときロンドンで行われた反核平和行進に参加。
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カナダで反核運動を続けていた親友のディミトリさんと半世紀ぶりの再会。
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長崎大学で学生たちに核廃絶のために何ができるのかを語る立花さん。