番組のみどころ

2月21日からスタートするザ・プレミアム「ラギッド!」。
番組の撮影終了を祝して(?)、主演の芦田愛菜さんと、脚本家の高橋悠也さんがぶっちゃけ対談を行いました。
「セリフ回しは難しくなかった?」
「私のイメージは脚本から外れていませんでしたか?」
…などなど、ここでしか見られないドラマ作りの裏側と、芦田愛菜さんの奮闘ぶりをご覧ください!

高橋悠也(以下、高橋):
はじめまして。僕はずっとテレビで愛菜ちゃんのことを観ているので、初対面という気がしないんだけど、想像していたよりもずっと小さくて、びっくりです。

芦田愛菜(以下、愛菜):
よく言われます(笑)

高橋:
そうなんだ。僕の第一印象はどうかな?

愛菜:
高橋さん、ドラマに無線屋のお客さん役で出ていらっしゃいましたよね。だから、初めてという感じじゃないです。



高橋:
えええええっ、すごい。どうしてわかっちゃったんだろう(笑)
でも、これで愛菜ちゃんと共演したってことになるのかな。場面は一緒じゃなかったけれど。
今回は騙し取られた年金を取り戻すというお話で、セリフも難しい言葉が多かったと思うんだけど、苦労したかな?

愛菜:
はい。一番むずかしかったのは、「社長になります」って宣言するシーンですね。セリフも長くて、覚えられるかなとか、最後まで演じきれるかなとか、すごくドキドキしました!

高橋:
ご苦労さまでした。試写を見たけど、難しいセリフをちゃんと主人公の乃亜の言葉にしていて、さすがだなって思いました。今回のドラマで、愛菜ちゃんなりに工夫したところとかはある?



愛菜:
難しい言葉が出てきた時は、ゆっくり言うようにして、見ている人にもわかるように言おうって思ってやりました!

高橋:
おぉっ、見ている人のこともちゃんと考えて演技しているんだ。やっぱりすごいなぁ…。

愛菜:
あと、難しい言葉の意味はお父さんに聞きました(笑)

高橋:
なるほど。実は今回、乃亜は愛菜ちゃんより少し上の年齢…具体的には15歳くらいを想定してセリフを書いたので、あえて難しい言葉を入れたりしたんです。



愛菜:
そうなんですね。思っていたイメージから外れていませんでしたか?

高橋:
とんでもない(笑)
見事に表現してくれましたよ!!

愛菜:
よかった~(笑)

高橋:
主人公の乃亜は、旧約聖書の「ノアの箱舟」ってお話から取っていて、ストーリーもそれになぞらえている部分もあって。
僕の中では、乃亜は救世主というイメージなんですよね。
 
愛菜:
救世主なんて言われると、ちょっと恥かしい気がします(笑)



高橋:
実際、この本(台本)をもらった時、愛菜ちゃんはどう思った?
 
愛菜:
10歳の女の子が社長になるとか、現実にはあまりなさそうなストーリーがすごくおもしろいと思いました。
あと、ずっと年齢が上の人を呼び捨てにしたり、面接をしたり、一緒に作戦会議や探偵みたいに潜入捜査をするのも、おもしろかったです!
 
高橋:
あんまりない体験だよね(笑)
役の上とはいえ、大先輩の俳優さんたちを呼び捨てにするのは、やりにくくなかったかな?

愛菜:
ちょっとやりにくかったですけど、そこはチームなので(笑)
それに撮影中は皆さん、「吟ちゃーん」とか、「あゆみちゃーん」って呼びあっていて、何だか学校みたいで楽しかったです!
 
高橋:
え!!!!
愛菜ちゃんが前田吟さんやいしだあゆみさんを「吟ちゃん」「あゆみちゃん」って呼んでいたの?
 
愛菜:
まさか!(笑)
私じゃなくて、皆さんがそう呼び合っていたんです。



高橋:
あー、びっくりした(笑)
でも、年齢差を越えて対等に会話をするっていうのは、このドラマのひとつのキーでもあるからね。これまでに見たことのない絵面だから、何気ないシーンでもエンターテインメントになっちゃう。インパクトがあるなあって。
あとインパクトと言えば、愛菜ちゃんに拳銃を持って貰ったんだよね。脚本を書いておいて何だけど、すごいことをやらせてしまったなぁと。NHKさんもよく許してくれたなぁと(笑)。
 
愛菜:
拳銃を持つのは今回が初めてだったので、ちょっぴり怖かったです。
 
(注・もちろんモデルガンです!)
 
高橋:
そうだよね。
拳銃もそうだけど、悪党を相手にしているとはいえ、犯罪スレスレな行為をする場面もあるので、見ている人に不快感を与えず、「乃亜がんばれ」の方向に持っていくにはどうするか…というのに、けっこう悩んだんです。
でも映像を見たら、愛菜ちゃんの可愛らしさと真剣さで、感情移入できる感じになっていて、よかった。
 
愛菜:
そうなんですね。私としては、今までにやったことのない演技が多くて、演じるのが楽しかったです。



高橋:
このドラマでは「今までにない女優・芦田愛菜」を描きたいと思っていたので、そう言ってもらえるとうれしいな。愛菜ちゃんは泣くお芝居がとてもうまいと思うんだけど、あえて悲しい場面でも涙を見せないようにしたりね。
子どもやお年寄りは「弱い立場」なんだけど、本当は強くなれる。その強さを信じたいって思いもそこにはあります。そして、愛菜ちゃんが涙をどこで流すのか。これは見どころですよ(笑)。
今回のドラマ、愛菜ちゃん的な見どころはあったりする?
 
愛菜:
前編はやっぱり、社長になる宣言をするところです。一番大変だったところだし、私自身も早くテレビで見てみたいと思っているので。
後編は、犯人をみんなで罠にかけるところです。ストーリーも結末も知っているのに、演じていてすごくドキドキしました!
 
高橋:
僕としては、007をリスペクトした乃亜のセリフがあって、それがお気に入りです。
愛菜ちゃんが役としてのお芝居を越えて、乃亜としてそのセリフを言ってくれていることで、たくさんの人に勇気を与える言葉になっていると思います。



愛菜:
60歳以上の差を感じない、抜群のチームワークを、ぜひ、見てください!
 
高橋:
ちなみに、愛菜ちゃん。このドラマを演ってみて老後のことを考えたりした?
 
愛菜:
それは、さすがにちょっと…(笑)
 
高橋:
まだ早いか(笑)。でも、いずれはそういう時が来るから、知っておいて損はないと思うよ。皆さんにもぜひ、ドラマを見て、年金のことを復習してください(笑)
 
愛菜:
見てくださいね!(笑)
 


というわけで、話している内容は終始真面目だったのですが、芦田愛菜さんと高橋悠也さんの絶妙なコンビネーションで、和気あいあいとした対談になりました。この息の合いかたが、画面からも伝わるのではと思います。
さて、大事なことなのでもう一度。ザ・プレミアム「ラギッド!」は、BSプレミアム 2月21日・28日(土)午後7時30分です!

ラギッド! | BSプレミアム 2015年9月6日(日)よる10時スタート 連続4回

NHK ザ・プレミアム ラギッド!