インタビュー

「ここに居ても良いんだ」そんな気持ちになれるドラマです京子役 筒井真理子

 NHKプレミアムドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』でご一緒させていただいたメンバー(鹿賀丈史さん、仲里依紗さん、片桐はいりさん、小倉一郎さん)と『富士ファミリー』でもお会いすることが出来て、とっても嬉しかったです。

 小倉さんとは『昨夜のカレー~』では夫婦役だったので、再会できたことにウキウキしちゃって。だけど、今回はお見合い相手ですからね。京子の職業は銀行員。「こうしなければ」とぴしっと生きてきた、男性とはそんなにお付き合いしたことがない女性像をイメージしていましたから。お見合いのシーンでは、夫婦役での雰囲気が出ないように気を付けようと思いました(笑)。

 木皿作品は優しかったり、深かったり。しっかりした世界観があって、本当に大好きなんです。台本を読んでいるだけで優しい気持ちになって、うるうるしてきちゃう。登場人物が、京子もですけど、「わたし、ここにいても良いのかな?」という所在なさをね、感じていて。何かこう不器用で、みんな心もとなく生きている。一人でどんどん突き進んでいくのではなく、悩みを抱えた登場人物一人ひとりの会話が紡がれて、人との関わりの豊かさが描かれていくような、そんな感じがたまらなく…心に染みてきて、いいですよねぇ。

 お正月からぜひ、温かくて優しいドラマ『富士ファミリー』を観ていただいて、「自分はここに居ても良いのかもな」と。そういう気持ちになって、新しい年を過ごしていただけると嬉しいなぁって思います。

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