インタビュー

台本を何度も読み返して、理解を深めています カスミ役 中村ゆりか

 私が演じるカスミは、計画も立てずに都会から急にやってきた子。 「このまま人に流されて生きていくのかな?」と、人生に行き詰まって迷ううちに、 気づいたら富士ファミリーにたどり着いていたんじゃないかな。 そんな胸に閉ざしていた思いを開くきっかけになるのは、鷹子さん(薬師丸ひろ子)に言われる 「大丈夫じゃないときは大丈夫じゃないっていう」というセリフです。 この言葉を聞いて、カスミの気持ちが変わっていくことになります。

 もうひとつ、劇中で印象に残っているのが「私はここにいるから、どんどん転がっていけ」というセリフ。 台本で読んだとき、どんなに辛くてもポジティブに考えていいんだ! 人は転がっていかないと、気づかないこともあるんだ! と、私も勇気づけられました。 木皿泉さんの脚本は内容が深くて、一度読んだだけでは分からないところもたくさんありますが、 何度も読み返し、監督やプロデューサーの方に教えてもらいながら理解を深めています。

 今回のドラマは家族がテーマ。カスミは小国家の一員ではありませんが、ドラマの中で一番共演シーンが多いのが、 片桐はいりさん演じる笑子さんです。笑子さんが年齢不詳のおばあさんなのに対し、カスミは22歳。 すごく年が離れていて、最初はどう接していいのか迷いました。 監督から「友だち感覚で無駄な遠慮はしないで」とアドバイスしていただけたおかげで、 ちょっとおかしくて、楽しいシーンになったのではと思います。

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