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『銀二貫』林遣都さんほか、出演者からのメッセージ

■「銀二貫」番組ホームページオープン!

林遣都さん主演の木曜時代劇『銀二貫』
2014年3月7日、NHK東京・大阪の各放送局で完成試写会が行われました。
その際、制作者/キャストのみなさんからいただきましたメッセージをご紹介します。

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制作統括 山本敏彦 チーフ・プロデューサー
11月の中旬から2月13日まで京都で撮影していました。寒い京都で、寒天職人と同じ気分になりながらこの作品を作っていました。寒さを吹き飛ばすような"熱いドラマ"を作ったつもりです。このキャスト、このスタッフでしか出来ないものを作り上げたと思っています。どうぞ、心温まるドラマをお楽しみください。
【東京でのコメント】

林遣都さん(松吉 役)
この作品は僕の宝物です。僕も先日第1話を見せていただいたんですけれど、もうとにかく感謝の気持ちが溢れ出てきまして、時代劇をやったことのない僕を、こんなに大事な主人公に選んでいただいたことに、喜びと感謝の気持ちがいっぱいで、今この場をお借りして、山本さんをはじめ、梛川監督と、この「銀二貫」に関わった皆さんにお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。今ちょっと後ろで最後のダイジェスト(PR映像)を見せてもらったんですけれども、とにかく松吉という一人の人生を描いた作品でもあるんですが、この(物語で描かれている松吉の)20数年間…実際に僕が撮影していたのは3ヶ月なんですけども、その3ヶ月をどれだけその20数年間に近づけられるかという思いで、気持ちを切らさずやりきったつもりです。今日は大阪で天神様(大阪天満宮)に行って、津川さんと松岡さんと一緒に会見をしてきたんですけれど、津川さんが「役者が本当に気持ちをこめて緊迫感をもって空気を作って、全てのシーンを大事に大事に撮ったシーンばかりなので、その熱意と“気”が、見ている人に伝わるんじゃないかな」という事をおっしゃっていたのですが、本当にこの「銀二貫」、井川屋で苦しい毎日を送りながらも、支えあって助けあって一生懸命必死に生きている、この作品に出て来る人たちの姿を見て、見た人に元気が届けばいいなと思っています。とにかく、今日は皆さんに1話を見ていただいたんですが、最後まで松吉の人生を、-最終話の後も松吉の人生は続きますが-最後の9話まで見届けてもらいたいなと思います。
【東京でのコメント】

松岡茉優さん(真帆 役)
今日はありがとうございます。私、役作りをして撮影に入る頃から思っていることがあって、真帆ちゃんには、梅の花がじわじわじわじわ咲く様子を見せられたらいいな、と思ってきました。今日はお庭の梅の花が満開です。そんな日に皆さんに一話を見ていただいて、お話できることがとても幸せです。最終話に向けて真帆ちゃんが梅の話を咲かせることができるのか、どんな花を咲かせるのか楽しみにしていただけたらいいなと思います。私、少ない経験ですが、いろんな作品に携わってきて、どうしても見てほしくてしょうがないのに、どうやって伝えたらいいんだろうというのは、初めてで。どうしてもどうしても見てほしいからこそ、どうやって伝えようと、日々考えています。なので、どうか皆さん、私の思いを代弁して伝えてください。どうしても見てほしい作品です。どうぞよろしくお願いします。
【大阪でのコメント】

津川雅彦さん(和助 役)
長い間役者をやってきまして、本当に久しぶりというか、「こういう良い作品にいつ出会ったかな」というのを忘れているくらい珍しくいい作品です。どこが良いかって言うと、出てくる人たちみんなのキャラクターがきちんと描かれている。そしてその人達みんながそれぞれ枷を負っている。その枷を乗り越えてみんなが生きていく様が実に美しくて、みなさんの共感をそれぞれの役で(得ると思います)。遣都の主役や茉優ちゃんのヒロインももちろんですが、それだけでなく友人の梅吉役の尾上くんの役もそれまたなかなか見ていると味があって、彼なりの人生を一生懸命生きている様が涙を誘うし笑いを誘う。また、お咲役の浦浜アリサちゃん、はじめてのドラマ出演でしたけれど、これがまた。一番心配していたアリサちゃんが非常にハマっている役どころで、面白い。彼女は失恋するんですがね、それを乗り越えて明るく生きていくという。
ロード・オブ・ザ・リングのように最初に出てきたキャラクターがそのまま消えてしまわないで、成長してラストシーンでまた出てくるという、いろいろな面白さがこの9話の間に錯綜しています。ずっと続けてみていただきますと、それなりの味わいが皆様に提供できるという作品になっていると思います。これだけキャスティングが端々までそろった、そして端々までキャラクターが書き込まれた素晴らしい脚本。そういう中で、みんなとチームワークよくお芝居ができました。一番過酷だったのが寒さですけどね。でもまあ“過酷”というのはいいことなんで。ぬるぬるとしている現場で芝居をしていると、芝居もぬるぬるしてまいりますから。寒い過酷な厳しい現場でみんなやってきたことが、芝居の緊張感にもつながり、またがんばりにもなり、“気”というんでしょうか。みんなの“気”が出て、見ている人に元気を与えるような作品になったと思います。ぜひこの作品は前回の鼠小僧に増して視聴者の方に見ていただきたいと思うので、よろしくお願いいたします。
【大阪でのコメント】

塩見三省さん(善次郎 役)
このドラマは、林君が演じた松吉の青春グラフィティなんじゃないかと思います。そこに私が仕事のこととか、いろんなことの在り方みたいなものを番頭として教えて、いしのさんがお母さん代わりになってという、そういうコンセプトの中で力一杯やった作品です。
原作の髙田さんと脚本の森脇さんの素晴らしい本を借りて、去年の11月から3ヶ月、冬の京都で、スタッフ、キャスト、皆さんの力を借りて、集中して夢中になって熱い気持ちで、思い切ってやったドラマでした。僕にとってもすごく心に残る日々でした。皆さんが「銀二貫」を作ったこのチームは素敵だなと、そういう温かい気持ちで9話までご覧になってくだされば、僕としても幸せです。
【東京でのコメント】

いしのようこさん(お里 役)
台本に書かれてる以上に涙もろいお里になってしまいまして…皆さんの熱のようなものを感じながらその場所にいられることは、とても幸せなことだったんですけど、その熱を感じるものですから、ついつい泣くつもりも無いのに涙が出てしょうがないという、そういう場面に何度もぶち当たりながら、なんて素敵なドラマだろうと。皆さんが本当に良いと思ってそこにいるというのが感じられたのは、とても幸せな時間でした。人が生きるということの美しさや切なさや滑稽さや、そういうものの1つ1つが、いろんな場面で描かれている、とても素敵なドラマだと思います。
【東京でのコメント】

森脇京子さん(脚本)
原作を初めて読んだ時に、主役の松吉っていうのは何者なんだろうと思いました。10歳の時に武士から商人の丁稚になるという、10歳といえば武士としての心得など身に付いたものがあると思うんですが、それが商人になるというのは相当な葛藤があっただろうと思いました。原作の方はもっと商人としての世界とか、儀式を克明に書いてあって、地味な寒天というところに注目したのもとても素晴らしいと感じたんですけど、脚本を書くときには松吉の葛藤を見守って、成長していく過程を書きたいなと思いました。願わくば原作のファンである方にも楽しんでいただければと思っています。
【東京でのコメント】

サキタハヂメさん(音楽)
本当に僕もこんな素敵な作品に参加させていただいて光栄です。色々な音楽を作ってきたんですけれど、今回はじめての音楽打ち合わせの際にみんながおっしゃっていた“あったか”という言葉があって、それをみんなで聞いているうちにメロディーが下りてきたのが、「たったたたー」という、「あったか」の三音です。それをオーケストラにしたり、ジャズバンドにしたり、とにかく泣くほうと笑うほうの両方、泣き笑いで欲しいと言っていただきました。楽しくも聞こえるし、切なくも聞こえるし、最初に出てくる時はマイナーにして、次に出てくる時はメジャーにして、最初はくじけるんですけれど、色々あって最後は明るく終わる、というふうにしているのを気づいていただけたでしょうか。
もう一曲、音楽打ち合わせが終わった後に浮かんだのは、とにかく天神さんが舞台なので、天神さんからの、教会から聞こえてくるパイプオルガンみたいな、それも狛犬のテンちゃんとか善さんとか、おとぼけシーンにも使えて、すごい大事なシーンにも使える、テンションの高い音楽を一個作ろうと思いました。ふと思い浮かんだのが「だんじりビート」で、本当に平野の保存会の人たちに10分くらい録らせていただきました。すごくかっこいい男が三人来てくれて。彼らのだんじりビートの上に東京でオーケストラを重ねたという「天神さまビート」っていう10分ぐらいのすごいプログレッシブな曲を作りました。これが劇伴で使えるのかなあと思いつつも、山本CPが僕を放し飼いにしてくださったので。とにかくそれが、これから楽しいシーンでも悲しいシーンでも元気が出るシーンにも色々出てくるとおもうので、天神さまからの神様の声として聞いていただけるとすごい嬉しいです。こんなに泣き笑いをおもいっきりやらせていただけて本当に光栄です。
【大阪でのコメント】

演出 梛川善郎 専任ディレクター
良い本と良いセリフと良いシーンを皆さんが懸命に演じていただいた結果が詰まっておりますので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
松吉君というのは武士でありながら、まったく訳のわからない商人の家の中に入っていって、最終的には彼が商人として一人前になるという話なんですけど、京都の撮影所に時代劇初挑戦の林遣都君という滋賀出身の不器用な男が入り込み、寒い中セットは板の間で、撮影所のセットって暖房とかないので、本当に寒くて足元からしんしんと冷える中で、そこに和助さん、善さん(善次郎さん)、梅吉君がいて、台本上もそうなんですけど、この人たちみんな血のつながりがないんですよね。そういう、ある共同体の中に松吉君が入っていって家族になっていくという過程と、撮影の3ヶ月の間に京都で林君を中心に、おじいちゃんが引っ張り、番頭さんが叱りつけ、女衆(おなごし)のお里さんが「まぁまぁまぁ」と言い、お兄ちゃんの梅吉君はお兄ちゃんだけど弟よりアホでヘラヘラし、みたいな家族のような関係が実際の現場の中にあったと思います。それができていく過程がきっと画面の中に出ていると思いますので、最後まで楽しんでいただけたらと思います。
【東京でのコメント】

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【番組名】
 木曜時代劇『銀二貫』

【出演】
 松吉:林遣都 真帆:松岡茉優 (子ども時代:芦田愛菜
 お里:いしのようこ 梅吉:尾上寛之 嘉平:ほっしゃん。 半兵衛:板尾創路
 お広:映美くらら お咲:浦浜アリサ 山城屋:渋谷天外 松葉屋:団時朗
 善次郎:塩見三省 和助:津川雅彦 ほか
 語り(テンちゃん):山口智充

【放送予定】
 2014年4月10日(木)放送開始予定
 総合 毎週木曜日 午後8時~8時43分 [43分・連続9回]

【原作】
 髙田郁 『銀二貫』

【脚本】
 森脇京子(連続テレビ小説「だんだん」)、岡本貴也(「中学生日記」卒業スペシャル)

【音楽】
 サキタハヂメ(プレミアムドラマ「ただいま母さん」) 

【制作】
 制作統括:山本敏彦 / 演出:梛川善郎、小島史敬
 2013年11月下旬~2014年2月下旬 撮影予定

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