名門大学の広報マンに次々と降りかかる不祥事対応の嵐!
「カーネーション」の脚本家・渡辺あやが現代社会を斬るブラックコメディー!
主演 松坂桃李/神崎真 役
「財政難」「ねつ造・改ざん」「ワーキングプア」「言論の自由の危機」…
今、日本社会を洗う荒波は、かつて俗世から隔絶された「象牙の塔」と呼ばれた「大学」でさえ無縁ではいられないものになっています。
このドラマは、長い伝統を誇る名門「帝都大学」を社会の縮図として、私たちが直面しているさまざまな問題を描く風刺コメディーです。
主人公は大学の広報マン。毎回、次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていきます。その姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代社会が抱える矛盾と、そこに生きる人々の悲哀に迫ります。
【あらすじ】
名門「帝都大学」に中途採用された広報の担当者・真(松坂桃李)。彼の前職はテレビ局のイケメンアナウンサー。その如才なさと知名度、マスコミ出身というキャリアを買われ、学生時代の恩師だった総長(松重豊)からじきじきに呼ばれたのだ。ところが、帝都大学では、続々と不祥事や問題が持ち上がる。有名教授の研究不正疑惑、学内シンポジウムへの「テロ」予告、研究施設からの外来生物の流出…。大学執行部の意向を受け、学内外の批判をかわすため、涙ぐましいまでの努力で言い換えやへ理屈を考え、ツジツマを合わせようとする真。だが、優柔不断な総長、隠蔽体質の理事たち(國村隼・岩松了・古舘寛治・温水洋一・斉木しげる・坂西良太)、事なかれ主義の上司(渡辺いっけい)、正論を吐くがちょっとウザい教授(高橋和也)、自由すぎる変人教授(池田成志)、クールで鋭いおばさん秘書(安藤玉恵)、マスコミで売れっ子のやり手准教授(岩井勇気)、正義感の強い新聞部の学生たち(坂東龍汰・吉川愛・若林拓也)などクセの強い面々に振り回されるうち、事態はどんどんドツボにはまっていく。そして、不正を告発した非正規の若手研究者・みのり(鈴木杏)との出会いをきっかけに、心の声が頭をもたげてくる―「なんか、おかしくね?」。やがて、大学内部だけにはとどまらない大きな危機が訪れ…。果たして、典型的なニッポンムラ社会=帝都大学はどこへ行くのか…?
土曜ドラマ
「今ここにある危機とぼくの好感度について」
【放送予定】
2021年4月スタート <連続5回>
総合 毎週土曜 よる9時から9時49分 4K制作
【作】
渡辺あや ※オリジナル脚本
【音楽】
清水靖晃
【語り】
伊武雅刀
【出演】
松坂桃李 鈴木杏 渡辺いっけい 高橋和也 池田成志
温水洋一 斉木しげる 安藤玉恵 岩井勇気 坂東龍汰 吉川愛 若林拓也 坂西良太
/國村隼/ 古舘寛治 岩松了 松重豊 ほか
※古舘寛治さん「舘」の字は、正しくは、外字の「舘(※舎官)」です。
【制作統括】
勝田夏子 訓覇圭
【演出】
柴田岳志、堀切園健太郎