ドラマトピックス

2007年(平成19年)の大河ドラマは「風林火山」です。

戦国時代の乱世、最強軍団といわれた甲州武田軍。その軍旗は「風林火山」。
古代中国の軍略家・孫子の言葉に基づいている。
武田軍の孤高の軍師・山本勘助 (やまもとかんすけ)。
勘助は武田信玄こそが唯一の覇者と信じ、戦い、そして川中島の大合戦に散っていく。
夢と野望、愛と憎しみ、謀りごとと裏切り。
大河ドラマ第 46 作「風林火山」は井上靖の不朽の名作をドラマ化する、戦国ロマン大河の決定版です。

<企画意図>
「風林火山」は、明日はどうなるかわからない乱世の戦国時代に、運命を定めとして生きる人々の愛と夢の物語です。夢に向かって生き抜いた人々、夢なかばにして破れ散っていった人々。それぞれが夢に賭ける覚悟や無念、その美しさをダイナミックに描きます。

<あらすじ>
天下統一をめざし乱世を駆けぬける風林火山の軍団の中心には稀代の軍師・山本勘助がいた。他者を容易に寄せつけず、孤高にして天才的な兵法家である。勘助は甲斐の虎・武田信玄に天下取りの夢を賭けて奇想天外な機略をめぐらして信濃へ進攻する。
そして謀略により亡ぼされた諏訪一族の由布姫(ゆぶひめ)との出会い。
由布姫は信玄の側室になってその子を生みつつも、一族の敵として信玄の命をねらうが、勘助はそんな由布姫に無償の愛を募らせていく。
やがて武田軍は北信濃にまで攻め込み、越後の龍・上杉謙信との宿命の対決・川中島決戦が迫っていた・・・。

<原作について>

「風林火山」は昭和 30 年( 1955 年)に発表されました。 2007 年は井上靖生誕 100 年にあたり、井上文学が大河ドラマの原作になるのは初めてです。

<登場人物紹介>
【山本勘助晴幸】
武田信玄の軍師。生年生地には諸説ある謎の人物。若い頃から諸国を遍歴し、軍略や築城術などの兵法を身につける。武田晴信(後の信玄)の武将としての器に惚れ込み、晴信の天下取りを補佐すべく武田家に仕官する。合戦の作戦を立てるだけでなく謀略にも優れ、戦わずして数々の勝利を武田軍にもたらす。晴信の側室、由布姫を敬慕し、二人の子・勝頼が武田家の跡継ぎになるべく画策する。川中島の戦いで自ら編み出した啄木鳥(きつつき)の戦法を上杉謙信に見破られ、命を落とす。

【武田信玄】
鎌倉時代から続く源氏の名門であり甲斐国の守護・武田家の嫡男として生まれる。異常な振る舞いの目立った父・信虎を追放し、武田家の後を継ぐ。早くから天下統一を目標に定め、その第一歩として信濃攻略に心血を注ぐ。北信濃で上杉謙信と数々の名勝負を繰り広げ、特に永禄四年の川中島の戦いは戦国史上最も名高い合戦の一つに数えられる。勘助の死後も領土を拡張し続けるが、最後は上洛途上に志半ばで生涯を閉じる。「英雄、色を好む」の言葉そのままの人物で、女性をめぐるトラブルを次々とひき起こす一面もある。

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