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芳根京子×永作博美「半径5メートル」制作開始!

ドラマ10
半径5メートル 

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「半径5メートル」の足もとから世の中が見える――
女性週刊誌の迷コンビが、女性たちの「もやもや」から人生の機微と時代に迫る!

「なぜ私はこんな思いをしているのだろう?」――世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさ。どうして一人で育児をしているんだろう。どうして知らないおじさんに説教されているんだろう。どうして最近夫とご無沙汰なんだろう……。
すごく個人的で、ニュースにもならず、名前もついていないような「半径5メートル」の感情や出来事。それを記事にできるのが女性週刊誌だ。
ヒロインの若手編集者と、型破りなベテラン記者のバディが、どんな題材でも「わがごと」として取り上げ、女性読者の琴線に訴えていく。
脚本は、数々のヒット作を生み16年ぶりのNHKドラマとなる名匠・橋部敦子。チーフ演出は、モントリオール世界映画祭など国内外で受賞し、手腕が高く評価される映画監督・三島有紀子。
足もとを見つめることで見えてくる大切なことが、あなたの周りにもきっとある。


【あらすじ】
週刊「女性ライフ」編集者・風未香(ふみか、芳根京子)は、芸能ゴシップを追いかける「一折(いちおり)」班で失態を演じ、生活情報など読者の身近な関心事を掘り下げる「二折(におり)」班に異動となる。そこで出会ったのは、名物ベテラン記者・宝子(たからこ、永作博美)。「事件」「スクープ」をあわただしく追いかける一折班に比べ、二折班は一見ユルく見え、中でも宝子の取材ぶりは一風変わっていた。例えば、スーパーでレトルトおでんを買おうとした主婦が、見知らぬ男性から「おでんぐらい自分で作れ」と怒られたという話題では、宝子はジェンダー論にくみせず、なぜかコンニャク作りを始めるのだ。はじめは何の意味があるのかさっぱりわからない風未香だったが、人とは違うアプローチから見えてくるものに次第に気が付き、宝子をメンターとして成長していく。
毎回ワンテーマ、身近な問題を取り上げ、「取材する側」の個人的事情や「もやもや」も交えて、さまざまな
人間模様が描かれる。やがて風未香は、「半径5メートル」のネタから世の中を揺り動かしていく……!


【作・橋部敦子さん コメント】
情報が溢れかえる時代。
何が正解なのかを探したところで答えは出ません。
人は、正解がないことを知っているから、正解を探そうとするのかもしれません。
正解を誰かに教えてもらうのではなく、自分の視点を持ち、自分で考え、自分なりの正解を作り出していくことが必要とされる今、素敵なキャスト、スタッフのみなさんと共に、この物語をお届けできることを、とても嬉しく思います。

 

【演出・三島有紀子さん コメント】
世界はいつも居心地がいい訳じゃない。だから下を向いて歩く。足元の花や小石や水たまりの月を見つけて考える。なぜ、ここにあるのか?なぜ、自分はここにいるのか?なぜ、つらいのか。
いくつもの“なぜ”が生まれる。身のまわりの“なぜ”を解き明かすと真実が見える気がする。そして願うのだ。新しい世界へと進む扉を見つけられますように。ストーリーはいつだって、あなたのまわり半径5メートルから生まれる。
いつかご一緒に作品を作りたいと願っていた芳根京子さん、永作博美さん、すべての出演者、そしてスタッフと、そんなドラマを届けたいと思う

 

【芳根京子さん コメント】
週刊誌の編集者、前田風未香役を演じさせていただきます。その中でも、今回は二折に注目した物語になります。二折とは普段生活をしている中で身近なこと、半径5メートルで起きていることを記事にしていくお仕事です。
永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください!
そして実際に聞いたことのあるような出来事が色々と出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたら嬉しいです。

 

【永作博美さん コメント】
生きる事って大変なんだな、と思わずにはいられない今日この頃。
運試しのような気分にもさせられます。はてどんな努力が必要なんでしょうかねぇ。力抜いて先に進めるならそうしたい。
頭の片隅に長いこと住み着いているモヤモヤをノックする時ですかね。「半径5メートル」狭いようでたっぷり詰まってるこの範囲と、スタッフと共にゆっくりと対峙していけたらと思っています。誰かの何かの手助けになればと祈る気持ちです。でも…きっとそうします。楽しみに待っていて下さい。


ドラマ10「半径5メートル」

【放送予定】
総合:2021年4月30日(金)スタート
よる10時から10時44分 
【作】
橋部敦子
【演出】
三島有紀子 / 岡田健 北野隆 
【音楽】
田中拓人
【出演】
芳根京子 毎熊克哉 真飛聖 山田真歩 / 北村有起哉 尾美としのり 永作博美 ほかの皆さん
【制作統括】
勝田夏子 岡本幸江