ドラマトピックス

18年度後期の朝ドラは「芋たこなんきん」!藤山直美さん主演です。

平成18年度後期 連続テレビ小説
『芋たこなんきん』
原案/田辺聖子
脚本/長川千佳子

「芋たこなんきん」のヒロイン、花岡町子を演じるのは…
藤山直美さん
1958年、大阪市生まれ。
松竹新喜劇座長・故藤山寛美の三女。3歳のとき、NHK大阪制作の「桂春団治」に父親と一緒に出たのがテレビ初出演。以来、父と共演した「追分供養」、連続テレビ小説「心はいつもラムネ色」などに出演したほか、「おんなは度胸」で人気を博す。
現在、NHK-BS「藤山直美と素敵な仲間たち」に出演。

役柄…花岡町子(はなおか まちこ)
少女時代から、絵を描くことより字を書くことの大好きな女性。とはいえ、決して文学少女というわけではなく、家族や周囲の人々のおもしろいエピソードを日記風にメモしたり、創作したりすることがひとつの趣味。その趣味が高じて、のちに作家となり、芥川賞を受賞する。そして、“かもかのオッチャン”一家と一緒になってからは、いつもド真ん中にいて、おかしくも哀しい夫婦愛と家族愛、さらに失われつつある下町近隣の人々との心温まるふれあいを広げていく。

『芋たこなんきん』ここがみどころ!
大阪市内の問屋勤め、37歳の独身、楽天娘が、ある日恋に落ち、結婚へ。
しかし、なんと嫁ぎ先は10人の大家族だった!
 作家の田辺聖子さんの半生と数々のエッセイ集をベースに、大阪の戦後復興期から現代へと明るくたくましく生きてきたヒロインと、その家族のてんやわんやを描く、笑いと涙のホームドラマ。
タイトルの「芋たこなんきん」は、田辺聖子さんのエッセイにもたびたび登場する言葉で、女性が好む食材の代名詞として引用される、大阪生まれのキャッチフレーズです。

脚本家の言葉…長川千佳子

 主人公は仕事を持つ30代後半の女性。子持ちのパートナーと出会い、大家族の中に飛び込みます。他人同士が家族になっていく―もちろん、容易なことであろうはずが、ありません。それでも彼女は長く険しい道のりを明るく力強く、疾走し続けます。
 主人公と家族たちが、どんな痛みに涙し、どんな言葉で傷つけ合い、どんな勇気で向き合い、そしてどんな眼差しで笑い合い、恢復し、結びついて行くのか。そのひとつひとつを描きたいと思います。
 ―気づけば、自分自身、独身・子ナシ・40歳。自由でお気楽な人生を楽しんでいますが、そんな時に出逢ったのが、田辺聖子さんの人生。どうやらこちらの道もなかなかに魅力的でワクワクする人生です。
 様々な責任を背負う冒険の道ではありますが、田辺さんの朗らかな笑顔に、その道を照らす澄明な月の光を見た気がしました。幸福感に満ちた明るい強い光。そんな光が感じられるドラマにしようと思います。

ものがたり
物語は、37歳の町子が戦後の大阪市内の金物問屋で働いている時期から始まる。
店員と、文筆活動の二足のワラジが原因となり、過労で倒れる。往診してもらった開業医、通称“かもかのオッチャン”(「噛もか」という口癖がある)と出会い、恋に落ち、やがて結婚。ところが、あろうことか、この“かもかのオッチャン”はバツイチで、しかも5人の子持ち。なおかつ、両親や兄弟とも同居する 10人の大家族だった。しかも、オッチャンは開業医で、毎日のように近所の患者たちが押し寄せる。町子は、想像もつかなかった大家族と、ひとつ屋根の下で、七転八倒しながらも、持ち前のパワーとエネルギーで、日常の家事、育児をこなしていく。やがて、子供たちが成長するにつれて、いろいろな難問も噴出。その一方、懸命に文筆活動を続けていく。あるときは風呂で、台所で、はたまた、トイレで…。そんな中で、他人同士が、いつか本当の家族になっていく。

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