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小池徹平 サラリーマンの苦悩熱演!

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小池徹平が談合に翻弄されるサラリーマンを熱演!その表情に注目!!

土曜ドラマ「鉄の骨」は、建設業界にはびこる談合に巻き込まれ、苦悩しつつも引き込まれていくサラリーマンを描いています。7月3日の放送開始を前に第1回の試写会と記者会見が行われました。会見には、主演の小池徹平さん、陣内孝則さん、臼田あさみさん、カンニング竹山さんが出席。
NHKのドラマに初出演・初主演の小池徹平さんは、どんな思いでこの作品に取り組んだのか?談合に翻弄されるサラリーマンをどう演じたのか?
ドラマ部特派員ぐっじょぶが、試写会場に行ってきました!

tekotsu100625_01.jpg中堅ゼネコンの一谷組に入社して3年目の富島平太(小池徹平)。花形である設計部でバリバリ仕事をこなし、充実した毎日を過ごしていた。しかし、ささいないさかいが原因で、突然他部署に異動になる。異動先は、まったく畑違いの土木部営業課。しかも大手ゼネコン各社との「談合」窓口だった。平太は、談合の実態に愕然とするが、着任早々、上司と共に国道バイパス工事の談合による受注を担当することになってしまう。会社のためとはいえ、違法行為に加担することに葛藤する平太。しかし、単純な正義感では割り切れない談合の側面を知り、次第にその深みにはまり込んでいく......。

ご存知かと思いますが、「談合」とは、ある業界内において、複数の企業が事前協議を行い、公共事業などの価格や、入札業者を、調整することです。違法な行為ですが、組織の自己防衛という面だけで言えば、過度の価格競争を回避することができ、業界内の互助システムといえるのでしょう。特に、建設事業は、莫大な資金と、施工期間がかかり、リスクも非常に高いものです。そこで、生き残り戦略として「談合」というものが生まれたのかもしれません。

見る前は難しい題材で、ドラマの世界に入っていけるか不安でしたが、小池徹平さんの熱演に、すっかり引き込まれてしまいました。見終わった会場は、ドラマの雰囲気が残り緊迫感が漂っているように感じます。
そこへ、主演の小池徹平さん、陣内孝則さん、臼田あさみさん、カンニング竹山さんが登場!みなさん引き締まった表情をしています。少し緊張気味でしょうか。

小池さん「年上の経験豊かな大先輩ばかりの現場で緊張しました。さらに、NHKで初めてのお仕事ということと、談合という題材に、もっと固い現場になるかと思ったけれど、想像をいい意味で裏切られて楽しい現場でした。」

平太の上司で談合肯定派の尾形総司を演じる陣内孝則さん。いかがでしたか?
陣内さん「社会に何か訴えかけられる作品と出会えないかと、常々思っておりました。この作品に出会えなかったら参院選に立候補しようと思っておりました!しかし、マネージャーに止められて思い留まりましたけど(笑)」
陣内さん、笑いをさそうことを忘れません。さらに、陣内さんは緊張している司会者に「なんか暗くない? もっと明るくいこうよ!」と檄を飛ばし、どこか重かった会場の雰囲気を
軽くしてくれました。

tekotsu100625_02.jpg小池さん、談合という一般の方には難しくて、なじみのない題材にどのように取り組みました?
小池さん「談合という普通の人には、身近に考えられない世界のことを、どう伝えられるのか悩みました。事前に生半可な勉強をするよりも、ドラマの撮影にあわせて平太と一緒に談合を学んでいくようにしました。」
なるほど!だから、談合というものを良く知らなかった私も、ドラマの世界に入り込んでいけたんですね。

正義感の強い平太は、「談合」というものに関わることに抵抗を感じますが、上司の命令によって、関わらざるを得なくなっていきます。
そんな平太が、恋人である野村萌(臼田あさみ)に、迷いをもらす印象的なシーンがあります。
「会社のために悪いことをやってくれって言われたらやる?」
平太は恋人の萌に「やるわけないじゃん」と、一蹴されますが、私はこの台詞にドキッとしました。もし自分が、平太の立場だったら、どうするだろうか。
断りたいけど、妻も子供もいて家族を守っていかなくていけない。そんな状況で会社に『そんなことはできません』と言えるだろうか。もしかしたら、平太のように、やってはいけないと思いつつもやってしまうかもしれません。サラリーマンとしては、難しい選択を迫られる問題ですよね。

出演者の皆さんはサラリーマンという生き方についてどう思っているのでしょうか。
小池さん「サラリーマンの経験はありませんが、どんな仕事でも生きがいを持っている人。自分があまりやりたくない部署にまわされても、自分自身を奮い立たせて頑張っている人は、見ていてすごく素敵だと思います」

エリートだった平太に反感を持つ同僚、西田吾郎を演じるカンニング竹山さんはどうでしょう?
カンニング竹山さん「どの世界でもそうですが、生きていくためには戦わないといけない。それぞれ皆、一生懸命働きながら生きていると思うのでサラリーマンだから特にどうとかはありません」
私もそう思います。誰でも生きていくためにどこかで戦っている。素晴らしいコメント!しかし最後には「ただ、街で僕のことを『竹山!』と呼び捨てにする率が高いのはサラリーマンです」と、付け加えた竹山さん。会場から笑いが起こりました。

ところで、「談合」という題材にちなんで、出演者のみなさんには、やってはいけないとわかっていても止められないことってあるんでしょうか?
小池さん「お酒です。ちょっと飲みすぎるところがありまして・・・。自分でもやめなきゃなと思うんですけど、本当に誰か止めてほしいです」
えっ、そうなんですか!?
あまり小池さんがお酒を飲むという印象がなかったので、ちょっと意外でした・・・。でも、忙しいドラマの現場での疲れを癒すのに、つい飲んでしまうというのは、わかるような気がします。
臼田さん「くだらなくて申し訳ないのですが、ダメだとわかっていても、かゆいところをかいてしまうところです」
なんとも可愛い答え!でも、わかります。私も、はがしてはいけないと思いながらかさぶたをいじってしまう癖があります。
失礼しました。余談でしたね。

最後に、小池さんに今後の見どころを聞いてみると、
小池さん「談合というものに直面して、どういう風に談合に対しての考え方が変わっていくのか。心の部分もそうなんですが、平太の顔つきというか、表情1つ1つを意識して演じたので、そこを楽しみに見てほしいです」

これまで私の中で、小池さんには、コミカルな役のイメージが強かったのですが、会社のために嫌な仕事もしなければいけないサラリーマンの苦悩を熱演しているのを見て、小池さんのイメージが変わりました。

これまでと少し違う骨太で大人な表情の小池さんが見られる土曜ドラマ「鉄の骨」。
今から放送開始が待ち遠しいです。
私、ドラマ部特派員ぐっじょぶも、いちサラリーマンとして平太の葛藤と決断を見守りたいと思います!!
みなさんもどうぞご覧下さい!

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