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"王子"が語る!瀬戸康史さんインタビュー

"王子"が語る!瀬戸康史さんインタビュー

一流ホテルの御曹司にして、二重人格の計算高い男...。
よる☆ドラ「眠れる森の熟女」で、高岡祐輔役を演じる瀬戸康史さん。
草刈民代さん演じる千波との"年の差恋愛"という新境地を開いた本作について、たっぷり語っていただきました!

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編:
この作品のオファーを受けた時の印象や受けた理由などを教えてください。

瀬戸康史(以下、瀬戸):
「眠れる森の熟女」というタイトルからすごくインパクトがあって、すごく楽しみでわくわくしました。台本を読んで祐輔をどう演じるか悩んだ部分もありましたが、話が面白いですし、年の離れた女性との恋愛がどう動いていくのか、先の展開がとても楽しみな作品だと思いました。

編:
高岡祐輔は、表の顔と裏の顔を使い分ける男という難しい設定でしたが。

瀬戸:
とても演じ甲斐のある役をいただいたと思います。表と裏の顔が違う役を演じられる機会はなかなかないですから。全く別の人物を演じているかのような感覚でした。でも祐輔の中にはちゃんと一本筋が通っていて、そういう複雑な性格になった理由というのも後々描かれていきます。好き好んで二重人格になったわけではない、葛藤や孤独を味わって...という部分が徐々に見えてきます。難しいですがやりがいがありました。

編:
昨年放送の「胡桃の部屋」に続いて、篠崎絵里子さんの脚本で、ディレクターも同じ渡邊Dの演出でしたが...。

瀬戸:
「胡桃の部屋」もそうでしたが篠崎絵里子さんは男というものを男よりも分かっている(笑)と思います。男性をどこか下に見ているのかも...?という描かれ方でもあるんですが、「男ってこういう部分あるよな」と逆に教えてもらったりもしました。
渡邊さんは緻密にシーンを作っていく方ですので、役者としては監督のやりたいことがよく理解出来ますし、僕らが表現したいことも分かってもらえるので、とてもやりやすいですね。今回は、最初に方向性を聞いて、その後は何も言わず僕たちに任せてくれたというか、自由にやらせてくれた感じがありました。

編:
祐輔を支える、山本圭さん演じる「杉浦」がとても印象的かつチャーミングで、お二人のコンビも面白いですね。

瀬戸:
山本圭さんの人柄が杉浦さんを通して見えてくるというか、本当にぴったりですよね、ちょっとおちゃめな部分も。榎木孝明さんが祐輔の実父ですが、杉浦さんは祐輔を子どもの頃から見守ってくれている唯一の人物ですし、複雑な家庭環境も理解しているので、影のお父さんだったのかなと思います。
遠くから見守ってくれていたり、祐輔が辛いときは歩み寄って励ましてくれたり。キツイことを言ってくれるのも杉浦さんですし、祐輔がここまで成長できた要因は杉浦さんのおかげだったんじゃないかと思いますね。
杉浦さんは本当に素敵なキャラクターです。僕も圭さんくらいの年齢になったらこういう役を演じてみたいなと思います。

編:
王子と"じいや"のようなコンビ感もとても良かったです。このシーンではこうしようと、お二人で話して決めたりされていたのですか

瀬戸:
僕はとても演じやすかったです。圭さんがボケで僕がツッコミみたいな感じで(笑)そういう雰囲気が最初から出来ていたんですよね。言葉では交わさないですが、ドライやテストでやってみて生まれてくるものが多かったですね。僕が歩いている最中に急に止まったりすると、後ろから圭さんがバーンとぶつかったりとか(笑)それは台本に書かれていないことでしたね。セリフの言い回しでもそういった現場で生まれたものがありました。

編:
祐輔が頼りにしている「世界の偉人名言集」から引用した名言で、印象に残っているものはありますか

瀬戸:
「生きる喜びとは主役を演じることを意味しない」(3話)という言葉ですね。それはホテルマンとしてもそうですが、僕らの今の職業もそうだと思います。お客様を第一に考える精神、お客様が喜んでいる姿を見るだけで幸せなんだ、という考え方ですが、その名言には共感しました。

編:
手紙のやりとりで人間関係が深まっていく作品ですが、手紙で気持ちを伝える祐輔を演じて、感じたことはありますか

瀬戸:
祐輔はパソコンで書いて印刷した手紙ですが、千波さんは手書きで書いてくれていますよね。文字に魂が宿るという感じが印象的でした。僕もファンレターを頂くことがありますが、ひとつひとつに思いを込めて書いている言葉というのは気持ちが伝わって来ます。
別の番組ですが「戦艦大和」のドキュメンタリーで、遺書を読ませて頂いたことがあります。もちろんですが直筆で書かれている遺書を、実物を見ながら読ませて頂いて。複数ありましたが、死の直前に書かれた遺書は、書かれている文字に力強いところがあったり筆圧が弱いところがあって、書きながら気持ちが弱くなっていたのが分かる文字があったりもしました。手紙というのは書く人の心が表れるものだと改めて思いましたし、手紙っていいものだなと思いました。

編:
草刈民代さんとの共演はいかがでしたか

瀬戸:
とてもストイックな方で、休憩時間にあまり座らないんです。僕らが座るのをためらうくらいに(笑)それぐらい徹底していて。お芝居もそうでした。自分のスタイルを変えないと言うか、格好いいと思いました。年齢は離れていますけれどもとても魅力的で、輝いている女性だと思いました。

←6話からの写真です。


←6話からの写真です。

編:
瀬戸康史さんから見たみどころは

瀬戸:
誰しも経験があることで、"自分の殻"を被っている部分があると思います。それを取ってくれる相手を見つけて、自分をさらけだせる人が現れるというのは本当に幸せなことで、素晴らしいことだと演じてみて思いました。人との出会いの大事さが、自分の人生に大きな影響を及ぼすものなんだと感じて、今まで以上に色々な人に興味を持つようになりました。
撮影前よりも、外見でなく心を、良いところも悪いところも含めて受け入れられるようになったと思います。記者会見でも言いましたがストライクゾーンがかなり広がりました(笑)僕自身も成長出来たと思います。そうやってドラマの中でも成長していく祐輔を見守って頂けたらうれしいです。

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というわけで、王子様・瀬戸康史さんへの突撃インタビューでした!
番組もいよいよ中盤戦、二人の「年の差恋愛」はどうなっていくのか...!?
ぜひぜひ、お見逃しなく!
そしてこの「編集部イチオシ!」コーナーでは、草刈さん、瀬戸さんに続き、脚本家・篠崎絵里子さんのインタビューも予定しています。こちらも合わせて、お楽しみに!!!
※篠崎絵里子さんの『崎』の字は、一部の端末で表示できないため、「崎」に置き換えさせていただきました。

「眠れる森の熟女」番組ホームページ


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