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平成29年度前期 朝ドラ「ひよっこ」ヒロインは有村架純さん!

平成29年度前期 連続テレビ小説
ひよっこ

 岡田惠和
(オリジナル作品)

連続テレビ小説・第96作「ひよっこ」は、
東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。
高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、
地方から上京し懸命に働いた名もなき人々でした。
この物語のヒロインも、そんなひとり。
集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、
自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記です。

ヒロインの笑顔が、日本の朝に元気をお届けします!

 

hiyokko0629a.jpgヒロイン・谷田部みね子
有村架純

【有村架純 プロフィール】
1993年兵庫県出身。2010年に女優デビュー。13年前期連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの母親の少女時代を演じて大ブレイク。ドラマ、映画、CMなど多方面にわたって活躍している。
主な出演作品は、ドラマ「チキンレース」(WOWOW)「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)、映画「阪急電車~片道15分の奇跡~」「ストロボ・エッジ」「ビリギャル」「僕だけがいない街」「アイアムアヒーロー」「夏美のホタル」など。
2016年には、第40回エランドール賞新人賞、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、新人俳優賞、第58回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。きわだった存在感と透明感あふれる演技力で、いま最も期待される女優の一人である。


【企画意図】
卵を割らなければ、オムレツは作れない
「新しいことを始めるには勇気がいる」「やってみなきゃ分からない」という意味のフランスのことわざ
☆のんびりヒロインの一大決心
大家族の農家に生まれ、おっとり、のんびりした少女に育ったヒロイン。とくに大きな夢もなく、高校を卒業したら畑仕事を手伝って、いつかお嫁さんにと思っていました。ところが、高校3年の冬、彼女の人生は突然動き始めます。東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったのです。ヒロインは、父の分も働くために上京することを決意。自分の殻をひとつ破って『幸せな家族を取り戻す大冒険』に乗り出します。
☆人生は「挑戦」の連続
集団就職で上京したヒロインは、町工場で働きます。都会での生活や慣れない仕事にクタクタになりますが、同じ“金の卵”の仲間たちとともに乗り越え、やがて『働く喜び』も知っていきます。しかし、ようやく仕事にも慣れたころ、会社が倒産。ヒロインは東京の大海原に放り出されますが、「やってみなきゃ分からない」と自分を鼓舞し新しい世界へと飛び込んでいくのです。
☆友情と愛情で人は強くなる
行くあてのないヒロインを拾ってくれたのは、かつて父も訪ねたことのある洋食屋でした。洋食屋の人々は、人使いは荒いが温かく、家族のような存在になっていきます。一緒に上京した幼なじみとの絆。東京で見つけた仲間たちとの友情。家族との深い愛情。そして、うれしくて切ない恋。数々の出会いと別れを生きる力に変えて、『ひよっこ』だったヒロインは、やがて大空へと羽ばたきます。
高度成長期を駆け抜けたヒロインの青春。たっぷりの笑いと涙で、心温まるドラマをお届けします!


【執筆にあたって ・・・ 岡田惠和】
三度目の朝ドラに挑戦させていただきます。それくらい好きなのだと思います。
月曜から土曜まで毎朝放送され、登場人物たちの人生を長い時間かけて描くことの出来るドラマはなかなかありません。
あれだけ大変な思いをしたはずなのに、またどうしても書いてみたくなる。私にとってはそんな魅力のある仕事です。朝ドラがあって良かった。NHKさんありがとうという気持ちで一杯です。
今回は三つの思いを胸に、長い構想準備とディスカッションを経て、執筆に入らせていただいております。
一つは、自分が幼少期を生きた時代を描くということ。描かれるのは東京オリンピックの年からの数年間です。このころの昭和は「あのころの日本は良かった」「活気があった」「夢があった」「未来を信じていた」「人が優しかった、情があった」などと、古き良き日本としてイメージされることが多いです。
個人的にも郷愁はあります。でも昔は良かったと嘆いていても前に進めない。私達は今を生きるしかないので。それにどんな時代にも今と同じように光と同時に影もある。そこにも目を逸らさずに、新しい日本がスタートして、まだ「ひよっこ」だった時代を懸命に生きた人の人生を観ることで、今を生きるためのヒントになれたら、そう思っております。
二つ目は、茨城への思い。なかなかその魅力が全国に伝わっていない気がする茨城県。東京から見ると東北より近いからか、さほど故郷として思い浮かぶイメージではなく、かと言ってすぐ近くなわけでもないので、意外と知られていない。
もったいないです。日本の故郷の原風景がそこにはあるのに。そんな茨城の方に喜んでいただいたり、全国の方に知らなかった茨城の魅力に気づいていただくのも朝ドラの大きな使命だと思っています。
そして、三つ目はなんと言ってもヒロイン。有村架純さんとはデビュー当時から何度か仕事をさせていただいてきて成長を見てきました。そして朝ドラをやるべき人だと強く思っていました。朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。今、とても幸せです。
テレビドラマの魅力が全部詰まった朝ドラを目指します。元気になって、ワクワクしたり、思い切り笑えて、そして泣けて。登場人物たちすべてを愛おしく思っていただけるドラマをお届けできるよう、全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。

【岡田惠和 プロフィール】
1959年東京都出身。90年ドラマ「香港から来た女」(TBS)で脚本家デビュー。
繊細なタッチの物語世界とポジティブなキャラクター造形、会話劇で幅広いファン層を獲得。多彩な作風で連続ドラマを中心に、映画、舞台などの脚本を手がけている。99年ドラマ「彼女たちの時代」(フジテレビ)で文化庁芸術選奨文部大臣新人賞を受賞したのを始め、2001年前期連続テレビ小説「ちゅらさん」で向田賞と橋田賞、14年ドラマ「続・最後から二番目の恋」(フジテレビ)で東京ドラマアウォード脚本賞、「さよなら私」で文化庁芸術選奨文部科学大臣賞など多数の受賞歴がある。他にNHKでは「ボクの妻と結婚してください」「奇跡の人」、民放では「泣くな、はらちゃん」「ど根性ガエル」(日本テレビ)、「スターマン・この星の恋」「心がポキッとね」(フジテレビ)、映画「おっぱいバレー」「世界から猫が消えたなら」などがある。連続テレビ小説の執筆は、01年前期「ちゅらさん」、11年前期「おひさま」に続き、3回目となる。


【制作にあたって ・・・ 制作統括 菓子浩】
最近、1964年が気になっています。モーレツに。この年、東海道新幹線、首都高速道路、東京モノレールが開通。都内の主要な道路も拡幅され、東京は現在の姿へと変貌を遂げました。地方からの人口流入は加速。62年、東京は世界で初めての1000万都市になっていました。工事ばっかりの東京で、人々はどんな夢を見て、どんな暮らしを送っていたのでしょう?このころの写真や映像を見ていると、それぞれの顔に自信が満ちあふれているように感じます。誰もが「頑張れば夢はかなう」と信じていた時代だったのかもしれません。
今回、日本の青春時代とも言える1964年から始まる物語を「朝ドラ」でお届けすることになりました。この時代を描くとき、どんなヒロインがいいのか? 作家の岡田惠和さんとたくさん話をしました。そして、小さな幸せを大切に育みひたむきに生きるヒロイン像が浮かび上がりました。懸命に働いて日本の高度成長を支えた名もなき人々こそが、この時代の主人公にふさわしいと考えたのです。
岡田さんは、いきいきとしたセリフで登場人物のひとりひとりに確かな命を与えるドラマの名手です。愛情あふれる物語が紡ぎ出されるに違いありません。
そして、ヒロイン・谷田部みね子を、有村架純さんに演じていただくことが決まりました。繊細でいて力強い演技と豊かな表現力で大活躍されている有村架純さん。果たしてどんなみね子が誕生するのか、今からワクワクしています。
「朝ドラ」は、半年間、ほぼ毎朝放送される他にはないドラマです。皆さまに「明日の朝もヒロインたちに会いたい!」と思っていただけるような“あったかい物語”をお届けしたいと思います。どうぞご期待ください!


【物語】

1964年(昭和39年)秋。東京オリンピックが目前に迫っていたが、谷田部みね子(17)は今ひとつ実感が湧かない。みね子は、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った。交通の便が悪いため、同じ関東なのに東京は遠い世界のように思える。みね子の家は6人家族。不作の年に作った借金を返すために、父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。

「お父さんの分も働いて仕送りします。東京に行かせてください」東京に行けば、いつかきっと父に会える気がしたのだ。2人の幼なじみと一緒に集団就職で上京したみね子は、下町の町工場で働き始める。初めて見る東京は、想像をはるかに超えた大都会で戸惑うことばかり。低賃金に長時間労働。“金の卵”を待ち受けていた厳しい現実に時々くじけそうになるが、東北各地から上京してきた寮の仲間たちや舎監さんが心の支えとなっていく。しかし、オリンピック後の不況のあおりを受けて会社は倒産。工場は閉鎖されてしまう。

行くあてのないみね子を拾ってくれたのは、かつて帰省した父から「美味しい」と土産話を聞かされていた洋食屋だった。店での給仕や出前、仕込みの手伝いがみね子の仕事になった。女将とその息子の料理長、そしてコックたち。皆、人使いは荒いが情にもろく、家族のような存在になっていく。個性的な常連客や商店街の人々、友人や仲間たちとの泣き笑いの日々の中で、みね子はさまざまな出会いと別れを経験しながら試練を乗り越え、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。

【ドラマの舞台】
ドラマの舞台となるのは、茨城県北西部。茨城県の農業産出額は全国2位。県の北西部には、清流に育まれた豊かな田園や里山が広がります。
茨城県が連続テレビ小説の主な舞台になるのは、第14作「鳩子の海」に次いで2回目です。


平成29年度前期 連続テレビ小説 『ひよっこ』

【放送予定】
 2017年4月3日(月)~2017年9月30日(土) 《全156回予定》
【制作スケジュール】
 2016年秋クランクイン予定
【演出】
 黒崎博 田中正 福岡利武 ほか
【制作統括】
 菓子浩


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