ドラマトピックス

平成27年度前期 連続テレビ小説「まれ」制作のお知らせ

まれ
2015年―あなたの青い鳥はどこですか?

【番組ホームページ公開中!】

連続テレビ小説第92作「まれ」の舞台は、
“里山・里海”の豊かな自然の中で
独自の伝統や風習が息づく石川県能登地方です。

幼いころこの地に越してきたヒロイン・希(まれ)の初めての夢は、パティシエ。
世界一のケーキ職人を目指して、都会での厳しい修業に挑みます。
しかし成長した希が選んだのは、能登で小さな店を出すこと。
やがて希の店は周囲に笑顔を与え、故郷の「青い鳥」になります・・・。

能登で毎朝美味しいケーキを焼くヒロイン・希が、
素敵な家族や仲間とともに、日本中のお茶の間にできたての笑顔を届けます!

作 篠崎絵里子(オリジナル作品)
※(当ページ文中での篠崎絵里子さんの「崎」は正しくは「立つ崎」です)
 


■企画意図
「青い鳥= 夢」を探して
夢ばかり語る父に何度も裏切られ、生真面目で夢が大嫌い、でも困った人はほっておけない大人になったヒロイン。一家を支える母を助けるために一度は堅実な公務員の道を選びますが、本当の夢がパティシエだったことを思い出します。幼いころ父からもらった素敵なデコレーションケーキは、彼女にとって家族の幸せの象徴でした。
ヒロインは都会のカリスマシェフのもと厳しい修業に挑み、世界一のパティシエを目指します。
「青い鳥」は故郷にいました
幼いころに能登に移ってきたヒロインは、輪島塗や盛大なキリコ祭りなど伝統文化を守り人間味あふれる能登の人々に、共感しつつもどこかで疎外感を感じていました。だが都会でのパティシエ修業を経るうちに、能登に流れてきた「風の人」と思っていた自分が、能登が大好きな「土の人」になっていたことに気づきます。
ヒロインは華やかな都会でのパティシエの夢を捨てて、能登に小さなケーキ店を開きます。
そしてヒロインは、たくさんの人の「青い鳥」に成長します
生真面目なヒロインは、恋愛にも不器用。幼なじみとの恋はなかなか進まず、遂にはイケメンパティシエと恋の三角関係に?
やがてヒロインは、仕事と並行して結婚・出産。能登に戻り自らの家族を持ちます。一度は絶縁した父との和解や母の夢の応援、幼なじみたちとの再会。ヒロインのケーキ店は、たくさんの人々が集まる場所となり、故郷に笑顔を与えます。

★タイトル「まれ」とは?
「まれ」はヒロインの名前。「希・滅多にないこと=夢」を追ってほしいと父親が名づけたが、肝心の「まれ」は夢追い人の父親を反面教師に育つ。
そんなヒロイン・希(まれ)が、初めての夢を実現するために奮闘します。

★ロケ地について
ドラマの舞台となるのは、石川県能登地方・輪島市。北前船の寄港地として江戸時代から栄え、伝統工芸の輪島塗や海と山の恵みを生かした朝市で知られています。夏には勇壮なキリコ祭りが各地で開かれ、2011年には「能登の里山・里海」が、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。美しい能登の風景と「能登はやさしや土までも」と言われる人々の温かさをドラマの中でお届けします。
そして近代以降西洋の窓口となった横浜市で、ヒロインはパティシエ修業を行います。
 


■作者のことば  篠崎絵里子
あなたの作品にはいつも『ダメ男』が出てくるねと、よく言われます。確かにそうで、私が描く家族には弱かったり見えていなかったり、間違えてばかりの父や夫が頻繁に登場します。私自身、ダメな父を置いて夜逃げ同然に引っ越した経験があり、その後一度も会っていない父との関係がいまだに消化できていないからかもしれません。
今回のドラマのヒロイン・希(まれ)は、希望という名前を持ちながら『夢』が大嫌いな少女です。
でかい夢ばかり見て地道に働かないダメ父のせいで小学生ながらに堅実でまっとうな人生を送りたいという悲願を持たされ、果ては東京から見知らぬ土地への移住を余儀なくされます。夢もない、故郷もない根なし草のような彼女が、ダメ父と楽天的な母のもと、縁もゆかりもない能登という土地でどうやって生きていくのか。本当に幸せになれるのか。まだ一週目しか書いていない今、実は不安が拭えません。救いは、何度か取材で訪れた能登で出会った人々の温かさと懐の広さです。彼らならきっと、迷い込んだ間違いだらけの家族を柔らかな眼差しで見守ってくれると信じて、物語を紡いでいこうと思います。
<プロフィール>
神奈川県出身。横浜国立大学卒業後日本テレビシナリオ登龍門佳作を受賞し、脚本家へ。
主な作品にNHKでは向田邦子ドラマ「胡桃の部屋」、よる☆ドラ「眠れる森の熟女」、ドラマ10「紙の月」。他にTBS「クロサギ」、フジテレビ「花の鎖」、WOWOW ドラマ「マグマ」「震える牛」「LINK」「血の轍」、映画「ガール」「あしたのジョー」など多数。
TBSドラマ「Tomorrow~陽はまたのぼる~」で、第17回橋田賞受賞。

■制作にあたって  制作統括 高橋練
連続テレビ小説第92作は、能登を舞台にパティシエを目指すヒロインの物語です。
なぜ能登なのか。「能登はやさしや土までも」という言葉があります。「土まで優しい。
いわんや人はどれだけか」という意味を込めています。取材で100人以上の能登の人にお会いしましたが、どの方も本当に話が面白く、初対面の我々に優しい方ばかりでした。この土地と人々を舞台にドラマを作りたいと思いました。
なぜパティシエなのか。ピエール・エルメというフランスの巨匠がある雑誌の対談でこう語っていました。「僕にとって菓子とは食べる人に喜びを差し上げること。
他の理由なんてない。それ以外の理由があったらお菓子作りにならない」―とても素敵な言葉です。そのまま「朝ドラ」に置き換えると―「朝ドラとは毎朝見てくれる人に喜びを与えること。他の理由なんてない。それ以外の理由があったら朝ドラじゃない」そんな気持ちでヒロイン・希のドラマを制作したいと思いました。
脚本は、登場人物を愛情豊かに描く名シェフ・篠崎絵里子さんに託しました。
美味しい物語を丁寧にこねはじめています。どんな味わいになるか、ぜひご期待ください!
 


■あらすじ
都会で父親が破産寸前になり、家族で夜逃げのように能登の漁村に移ってきた小学生のヒロイン・希(まれ)。塩田を営む夫婦の家に間借りをするが、能登で一旗揚げようとした父はまたも失敗。母が塩田で父に代わって力仕事をこなし、希と弟の4人家族を明るく養う。
8年後。高校卒業を控えた希の就職先は、輪島市役所。夢を追って失敗ばかりの父を反面教師に地道な仕事を選んだのだ。市役所での仕事は、能登への移住者をサポートする仕事だった。希は夢を持って能登に来た人々をサポートするうちに、自分の夢=パティシエへの思いを取り戻す。
「もう一度あの時の幸せな気持ちを人に与えたい」、希は家族の反対を押し切り横浜の洋菓子名門店に弟子入り志願する。フランス帰りの頑固パティシエが作るケーキは、かつての想い出のデコレーションケーキと同じ味だった。
洋菓子修業のさまざまなトラブルやコンクールへの挑戦、父との別れ、結婚と仕事の両立・・・。希はさまざまな試練を乗り越えつつ、いつしか心の故郷になっていた能登に再び帰り、自分の店と家族を持つ決心をする。

★製菓指導 辻口博啓
1967年石川県七尾市の和菓子屋の長男として生まれる。高校卒業後上京し、パティスリーで修業。実家の倒産等の困難を乗り越え、1990年全国洋菓子技術コンクールでは最年少で優勝する。その後数多くの大会で受賞し、1997年にはパティスリーの世界大会「クープ・ド・モンド」個人部門で優勝。名実ともに世界一のパティシエとなる。
フランスでの修業を経て帰国後自由が丘にパティスリー「モンサンクレール」をオープン。
その独創的なスイーツは常に世界中の注目の的になっている。
 


【タイトル】
  平成27年度前期 連続テレビ小説「まれ」 

【放送予定】
 2015年3月30日(月)~9月26日(土)(全156回予定)

【制作スケジュール】
 2014年秋 クランクイン予定

【制作統括】 高橋練   【プロデューサー】 長谷知記

【演出】
 渡辺一貴、一木正恵 ほか

 

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