2009年01月08日
平成21年度後期の連続テレビ小説は「ウェルかめ」です!
平成21年度後期の連続テレビ小説は「ウェルかめ」。海辺の町・徳島県美波町と、阿波踊りの町・徳島市が舞台です。放送は平成21年9月28日(月)から、平成22年3月27日(土)までの全150回を予定しています。連続テレビ小説 第81作目、ヒロインの故郷は、
太平洋に面する海辺の町・徳島県美波町。
ウミガメが上陸する町であり、
四国遍路88か所の札所・薬王寺の門前でもある美波町と、
阿波踊りにわく情熱の町・徳島市を舞台に、明るくさわやかな、
海の香りに満ちた故郷の朝ドラをお茶の間にお届けします。
太平洋に面する海辺の町・徳島県美波町。
ウミガメが上陸する町であり、
四国遍路88か所の札所・薬王寺の門前でもある美波町と、
阿波踊りにわく情熱の町・徳島市を舞台に、明るくさわやかな、
海の香りに満ちた故郷の朝ドラをお茶の間にお届けします。
■ストーリー
ヒロイン・波美が生まれ育ったのはお遍路さんもサーファーも泊まる愉快な民宿(遍路宿)。
「お接待精神」にあふれる賑やかな家族に囲まれ育ちました。都会に出て一流女性誌の編集者をめざした彼女でしたが、ひょんなことからウミガメに導かれるように人生を大転換、故郷と向き合うことになるのです。
好奇心とねばり腰が裏目に出てドジをふみ、思わぬ方向へ流されながらも、一生懸命「海をこぎいくような」ヒロインの青春を、家族や恋の物語を縦糸に、美波生まれの同級生たちの青春模様を横糸にして描く、明るくコミカルな青春ドラマです。
■タイトル「ウェルかめ」とは…
波美の父は、手製の木彫りの子亀を、宿を旅立つ人にこう言って手渡します。「いつだってウェルかめ(ウェルカム)」。やがて故郷に生きる決意をした波美は、故郷へようこそ! そんな思いをこの言葉に込め、新たな夢へ歩き始めます。
■企画意図
「故郷の朝ドラ」を作りたい。都会で自己実現するヒロインではなく、生きる場所として故郷を選ぶヒロインを描きたい。そんな思いから、この企画は立ち上がりました。
四国は古来、数かぎりないお遍路さんを迎え、お接待し、送りだしてきた土地。そうした人を迎え入れる場所の温かさ。そして、ウミガメが上陸する浜の温かさ。そんなイメージを重ね合わせてみました。
大海原を旅し、回遊して、生まれ故郷の浜をめざすウミガメの子のように、このドラマのヒロインも、もがき、出会いを重ね、失敗を重ねながら成長してゆきます。
つまづいてばかりの人生、だけど人生、捨てたもんじゃない! そんなメッセージをのせて、明るく希望に満ちたドラマを、お茶の間にお届けします。
■執筆にあたって…相良敦子(作)
今回、朝ドラという大仕事を頂いて、自分の20代の頃を振りかえってみました。
あの頃私は、たまに会う幼馴染に「なんか、会う度に違う仕事してる…」と、呆れられていました。実は、就職活動に大失敗(…そういえば、NHKも落ちたんでしたっけ)、思いきってフリーターからの出発。北も南もわからない大海原で、ただただ、溺れないよう手足をバタつかせる青春でした。でも、不思議なのは「人生」です。どんなにわけ分からず泳いでいても、こっちに君向きの岩があるよ、と教えてくれる先輩に出会えたり、暖かい海流のような仲間に出会えたり。長い長い時間をかけて、不器用ながらも自分らしい生き方をみつけてこれました。
だから。この物語のヒロインは、ちょっとだけあの頃の私に重なっています。夢をおって故郷の浜を出たものの、荒波にいきなり転覆。泳いでるつもりで、一向に前に進めない。一生懸命なのに不器用で。でも、見ようによっては超しぶとくて。そんな、まさに子亀のようなヒロインの「自分の根っ子探し」の青春が、皆さんの朝のさわやかな「勇気」となりますよう、美波町の砂浜の温かさに包まれながら、家族・恋・友情も賑やかにからめて、そこぬけに愉快な物語を紡いでいきたいと思います!
■制作にあたって~涙のレタス…六山浩一(制作統括)
山深く、ぐるりと海に囲まれた青い国・四国。取材で足を運ぶたびにいろいろな出会いがありました。様々な仕事を経た後、有機農業を手探りで始めた40代の男性。レタスを作りました。家族や友達の手を借り、おはしで害虫を一匹ずつつまんで駆除した徹夜の夜を幾晩も過ごした後、ようやく収穫して出荷。でも、売れませんでした。畑に穴を掘り埋めました。「おいしいレタスやのに、なんで売れんのやろ…」、悔し涙が溢れたそうです。土にしみこんで行く、ちょっとしょっぱい涙の匂いが、僕の頭から離れなくなりました。また、秋祭りの夜、「故郷を担ってゆく俺たちの誇りと強さを感じてください」と宣言した、和太鼓を伝承する若き漁師の彼。灼熱の夜、阿波踊りの熱狂。そして、砂浜をよちよちと歩き大海原へと旅立って行く、生まれたばかりの小さな小さな子亀たち…。
厳しくも、喜びに満ちた大きな大きな海のようなドラマを、相良敦子さんの温かなユーモアの溢れる筆致で、さわやかに描きます。なにごとにも一生懸命なヒロイン、阿波踊り好きの母、なにやら地に足のつかないトラブルメーカーの父、編集部やウミガメ研究の超個性的な面々、次々と登場するユニークなキャラクターの織りなすドラマを、毎朝の元気の素として楽しんでいただければ幸いです。
■ドラマの舞台
ヒロイン・波美の故郷、徳島県美波町は四国遍路88か所の第23番札所薬王寺の門前。毎年100万人を超えるお遍路さんが四国を訪れるといいますが、阿波は四国遍路のうちで「発心の道場」と呼ばれる歩き初めの地。阿波で志をたてたお遍路さんは、第23番薬王寺を後にして「修行の道場」と呼ばれる土佐へと向かうのです。
美波はまた、毎夏、アカウミガメが産卵のため上陸する地として知られています。この地では1950年代からアカウミガメの調査を行なっており、世界でも貴重な記録だといわれています。太平洋の北半球側では、日本が唯一のアカウミガメの繁殖地であり、ふ化した子亀は黒潮に乗って遠く北アメリカ大陸の沿岸まで行き、かの海で20~30年過ごした後、生まれ故郷の日本をめざして自力で泳ぎ1万キロの大海原を渡ってくるといわれています。ウミガメは、このドラマの重要なモチーフになっています。
さらに徳島県から高知県にかけての太平洋岸は、1980年頃から地元の波乗り師たちが海と戯れてきた、知る人ぞ知るサーフポイントです。ヒロインの父もそんなサーファーの一人でした。
そして、ヒロインが雑誌編集の職を得る徳島市は、いわずと知れた阿波踊りの町。
こんなローカリティー豊かな舞台で、キャラクター豊かな登場人物たちが、ときに「笑い」の、ときに「涙」の賑やかなドラマを繰り広げます。どうぞ、お楽しみに。
■放送予定・制作スケジュール
平成21年9月28日(月)~平成22年3月27日(土)放送予定〈全150回〉
平成21年1月~2月 ヒロイン・オーディション(※一般の方からの募集はございません
3月~4月 ヒロイン発表予定
5月下旬 クランクイン予定








