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平成25年度後期朝ドラ「ごちそうさん」ヒロインは杏さん!

平成25年度後期 連続テレビ小説

ごちそうさん

作・森下佳子

「どんな困難にぶち当たっても絶望の淵に立たされてもごはんを食べていれば何とかなる!」

連続テレビ小説 第89作「ごちそうさん」は そんなシンプルだけれど力強い信念を持ち
生きるパワーにあふれた女性がヒロインです。

大正モダン華やかなりし頃。食いしん坊の東京娘が、へんくつな大阪男に恋をし、「食い倒れの街」大阪に嫁ぐことに・・・。
激動の大正・昭和を生きてたくましい大阪の母となり、夫への愛を貫き通す半生をダイナミックに描き、今を生きる人々に勇気と希望を届けます。

 

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ヒロイン 卯野 め以子(うの めいこ)役 ・・・ 

<杏 プロフィール>
モデル・女優・シンガー。1986年生まれ。 東京都出身。15歳からモデルとして活動を始め、2005年からパリコレクションなど海外のファッションショーで活躍。
2007年からは女優活動をスタートさせ、2011年「名前をなくした女神」で連続ドラマ初主演を果たすほか、「妖怪人間ベム」(2011)のベラ役で話題を呼び、2012年エランドール新人賞、東京ドラマアウォード助演女優賞を受賞。
2010年からはミュージシャンとしても活動をスタートさせ、2012年にはエッセイ集を出版するなど、多角的に活躍している。
NHKでは現在放送中の大河ドラマ「平清盛」で北条政子役を熱演。今最も期待される女優の一人である。

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■企画意図
★食いしん坊の東京娘が、へんくつな大阪男に恋をした・・・。
ヒロインは人一倍食いしん坊で、食べてさえいれば幸せな女の子。街づくりにかける一人の男と出会ったことで、彼女の中に「食べたい」だけでなく「食べさせたい」という、より強い情熱が生まれます。男を追って大阪に嫁いだヒロインが、激動の大正・昭和を懸命に生きて、愛を貫きます。

★「けち」と「始末」は違うんや!
「食い倒れの街」大阪で待っていたのは、てんでんばらばらでトラブルばかり起こす家族。ヒロインは鬼のような姑たちにいびられながら、「始末」の料理=食材を無駄なくおいしく使い切る、大阪の和食の真髄をマスター。みんなの「胃袋」と「心」を満たし、家族の絆を取り戻します。

★家族の「母」から街の「母」へ
やがてきたる戦争で、ヒロインは改めて命の尊さを知ります。地位も名誉もお金も役に立たないと知った時、立ち返るのは「食べていれば何とかなる」という教え。夫の志を絶やすまいと焦土から立ち上がり、みんなが「食べられる」社会を求める彼女は、「いい奥さん」から「たくましい母」へと変貌を遂げます。

★生き抜く力と愛
先行きが見えず不安が募る現代社会だからこそ、なんとしても生き抜く力強さと、艱難にも揺るがぬ大きな愛を伝えたい。オリジナル脚本で生きる喜び、悲しみ、切なさ、美しさをダイナミックに描き、今を生きる人に希望と勇気を届けます!

■タイトル・・・「ごちそうさん」
御馳走様=大切な客をもてなすため、馬で奔走して食材を調達した人への感謝を表す言葉。おいしいものを食べるため、またおいしいものを食べさせるために全身全霊を傾けるヒロインの基本姿勢であり、その情熱の元となった夫婦の深い愛情をも包み込む感謝の言葉である。

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■執筆にあたって・・・森下佳子
福島第一原発事故直後のこと、一人のママ友からメールが来ました。「ミルクを作るためのミネラルウォーターが買えない」とそこにはありました。あの頃ほどではないにせよ、今も安心できる食材を確保する為に手を尽くされている方も多いのではないでしょうか。「何故こんな事態になってしまったか」と、やり切れなさや怒り、一人の大人としての反省を覚える一方で、食材を求め奔走する母親たちの姿に、とてもプリミティブなものを感じました。
おそらく太古の昔から、母親ってこんな感じだったのではないでしょうか。木の実を拾い、安全な湧き水を汲み、子供や家族を飢えから守ろうした。そして、父親は安全な土地を探し、風雨をしのぐ家を建て、自然の脅威や襲い来るもろもろから子供や家族を守ろうとしてきた。その為にはエゴイスティックな行動も取っただろう。それ故に醜い争いも起こってきただろう。けれども、そのマイナスも含めた上で、大切な相手の「生を活かす」ことはやはり「愛」と呼ばれるものの原型なのではないだろうか。
そんな事を漠然と考えていたところ、この企画のお話をいただきました。「『食』をモチーフに、夫婦のラブストーリーをやりませんか?」というのがそのご提案でした。
そうして紆余曲折の後、出来上がったのが食いしん坊のハイカラ娘と街を創る事を夢とする元祖理系男子という組み合わせ。彼らが愛を育み、生き抜いていくさまを明治、大正、昭和の風俗、そして、美味しそうな料理と共にお楽しみいただければと思っております。

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<森下佳子 プロフィール>
1971年生まれ。大阪府高槻市出身。
2000年「平成夫婦茶碗」でデビュー。
東京ドラマアウォード2010、ギャラクシー賞、放送文化基金賞など、国内外で33の賞を受賞し大ヒットとなったドラマ「JIN-仁-」を手がけ、今最も期待されている脚本家。
他にドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「MR.BRAIN」、映画「包帯クラブ」など。
NHKのドラマは今作が初の執筆となる。

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■制作にあたって・・・チーフ・プロデューサー 岡本幸江
「食べていればなんとかなる」と言いますが、それを実感したのは、飼っていた老犬が食欲を失い、手を尽くしても何も食べなくなって、とうとう私たちの手の届かないところに行ってしまったときでしょうか。
「食」=「命」なのだと、いい年をして肩を激しく揺さぶられたような気がしました。
一方で、おいしく楽しく美しく「食」すため、注がれる情熱、つぎ込まれる技術、費やされる時間などのあれこれを考えると「食」が「命」を長らえるだけのものでないことも事実。そこに人間の不思議さと魅力が凝縮されているように思います。
半年間ご覧いただく連続テレビ小説を制作するにあたり、誰もが避けて通れないことを題材に描きたいと思いました。それが「食」でした。そして「食い倒れの街」大阪を舞台に選びました。
作者の森下佳子さんは、理屈どおりにいかない人間の愚かしさと美しさを描いて、大きな感動を伝えて下さるドラマの名手です。ご自身もかなりの「食いしん坊」です。今回熱烈なラブコールを送り続けて、初めてNHK作品を手掛けていただくことになりました。
杏さんは健やかな笑顔もさることながら、好奇心とエネルギーがあふれだす様子が「馳走」する食いしん坊のめ以子とピターッと重なりました。また作品ごとに全く違う面を見せてくれる杏さんが、少女から恋する乙女へ、愛情あふれる妻からたくましい母へ、どんな女の半生を見せて下さるのか私もわくわくしています。
最後に、毎日おいしい食べ物の話ばかりしているこのお仕事、かなり楽しいです・・・!

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■物語
卯野め以子は両親が切り盛りする洋食屋でおいしいものを目一杯食べて育った。
あまりの食いしん坊ぶりに、下宿人の大学生・西門悠太郎にもあきれられる始末。
しかしやがて彼は、「食べたい」だけでなく「食べさせたい」というめ以子のもう一つの情熱に圧倒されることに。め以子も、彼のへんくつさの裏に「安全で住みやすい街を作りたい」という真っ直ぐな思いがあることを知る。故郷の大阪で新たな街づくりにかける悠太郎に、め以子は「私を・・一生食べさせてください。私もあなたを一生食べさせますから」とめちゃくちゃなプロポーズをして、女房となる。

嫁ぎ先は純和風の旧家。め以子のハイカラ洋風料理は拒否され、東京と大阪の味の違いも大きい。何より、大阪の家庭料理の根本は「始末」の精神。「高うておいしいもんならアホでもできる」その上嫁ぎ先は、浪費家の姑や出戻りの小姑、得体のしれない舅など一筋縄でいかない人間ばかりで、騒動の種は尽きない。「夫を幸せにするには彼の家族をも幸せにしなくては」と思い定めため以子は、その食い気を元手に大阪の食材に無心で学び、「始末」の料理を会得。ばらばらな家族の心をまごころ込めた料理でときほぐしていく。

やがて始まる戦争。め以子は家族を、暮らしを守ろうと、苦難の日々に懸命に立ち向かうーー。

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〔放送予定〕
 2013年9月30日(月)から半年間 全150回(予定)

〔制作スケジュール〕
 2013年5月クランクイン(予定)

〔スタッフ〕
 制作統括:岡本幸江
 プロデューサー:内田ゆき
 演出:木村隆文 ほか
  

 

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