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朝ドラ「純と愛」制作のおしらせ

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■タイトル「純と愛」について

ヒロイン・狩野純(かのうじゅん)は、正義感が強く、他人が面倒がって敬遠することにもついつい首を突っ込むお節介で熱い女性。一方、待田愛(まちだいとし)は弟を亡くして以来、人生を悲観的に歩んできた冷めた男。名前を素直に「いとし」と呼ばれないこと、そして過去の自分と決別したいという思いから、人には「あい」と呼んでくれと自己紹介している。そんな凸凹の男女が恋に落ち結婚。悲しみは半分、喜びは数倍!「金や名誉じゃなく人の喜ぶ笑顔が見たい」と奮闘するふたりのラブストーリー。それが連続テレビ小説「純と愛」です。

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■企画意図

現代を「孤族の時代」と表現することがあります。人づきあいが苦手で、買い物はインターネット、適齢期の男女の半数が恋人を作らない時代です。一方で、震災以降、結婚ブームが起きました。困難に直面した時、頼りになるパートナーの「ぬくもり」がほしいと思う人が増えたからだといわれています。
今回、ドラマの舞台となるのは大阪市大正区と沖縄県の宮古島。大正区を含む大阪ベイエリアは、ドーム球場や大型レジャーランド、高層ホテルが集まる最先端地域ですが、一方で渡船が行き交い、昔懐かしい下町風情が残る「人情の厚い」地域でもあります。また、大正区は古くから沖縄県出身の人々が多く移り住み、大阪と沖縄の文化が融合する興味深い地域です。
もうひとつの舞台、沖縄県・宮古島は、世界有数のサンゴ礁や美しいビーチ、年に一度のトライアスロン大会で世界中に知られた島です。一度会えば家族のように接してくれる島民の大らかな「やさしさ」にひかれて、アスリートたちや観光客が毎年集まる場所です。
今年5月15日、沖縄は本土復帰40周年を迎えます。この記念すべき年に、大阪の「人情」と沖縄の「やさしさ」を背景に、今だからこそ大切にしたい、人と人との「絆」を描きます。

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■執筆にあたって … 遊川和彦

この仕事を初めて四半世紀を過ぎましたが、この頃考えるのは『どうすれば主人公を、実在している人間のように生き生きと描ききれるのか』それだけです。壮大なロケーションや、派手なアクション、CGを使った驚異の映像なんか(暴言かもしれませんが)ぼくはどうでもいい。ただ、ただ、魅力的なキャクラターを生み出したい。彼が、彼女が、奇麗事じゃない人生を必死で生きていく中、誰かを求め、誰かを憎み、大切な人の幸せを願い、いやな奴には怒り、嫉妬し、自分の非力さに悩み、将来の不安におびえ、時には疲れ果て、時には号泣し、時には歓喜しながら、自分の夢や希望に突き進む姿を描きたい。 この物語の主人公の純ちゃんと愛くんは、はたから見れば欠点だらけのどうしようもない『ふたり』です。みんなから何と言われようと、互いの絆だけを信じ、女は自分の目標に向かってひたすら爆走し、男はそんな彼女を支えていくと心に決めます。 ひとりでも多くの人が、「純ちゃんと愛くんが今日もこの世界のどこかで必死で戦っている。よっしゃ、自分も頑張らな」なんて思ってくれたらなあ…。

【遊川和彦さんのプロフィール】
東京都出身、広島県育ちの56歳。2003年、スペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』で文化庁芸術祭大賞受賞。2006年『女王の教室』で第24回向田邦子賞受賞。他に「曲げられない女」、「家政婦のミタ」。NHKでは平成21年土曜ドラマ「リミット~刑事の現場2」。

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■ストーリー

「舞台はハイビスカスの咲き乱れる沖縄・宮古島から人情の街・大阪へ」
2006年初夏、大阪の一流ホテルの採用面接会場に狩野純(22)の姿がありました。純の家は祖父の代から宮古島で小さなホテル「かりゆし」を経営。今は大阪出身の父・正高(50)と宮古美人の母・晴海(47)が継いでいます。グータラな兄・正文(26)と弟・正行(20)に挟まれて、しっかり者として育った純は、幼い頃から祖父のホテルを「人を笑顔に変える魔法の国」と思い、憧れていました。それなのに、卒業後実家を手伝いたいと父に申し出ると、お前はダメだと言われ大喧嘩!「ならば、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と啖呵を切り、大阪のホテルに就職します。

「大阪下町での運命の出会い!」
大阪に出た純は大正区のアパートで独り暮らしを始めます。近くの沖縄食堂(夜は串揚げ居酒屋)に通うようになると、そこで出会う人情豊かな常連さんたちと「いちゃりばちょーでぇ(出会えばみな友達)」の精神でつながっていきます。
ある日純は、職場の宴会場で行われた有名進学校の同窓会で、待田愛(25)と出逢います。愛は、著名な弁護士・待田勝也(55)の息子でした。昔、弟の純(享年16)を自分の身代わりに死なせたと思い込んだ愛は、家を飛び出し、就職もせず、弟の夢だった沖縄巡りの旅を続けている変わり者でした。愛の孤独な心を読み取った純...そして闘う女・純の孤独を理解した愛...ふたりの恋が始まります。

「ホテルが舞台のふたりの奮闘記!数々の苦難を乗り越え夢を叶えます!」
純には次々と困難が押し寄せます。ホテルは外資の買収によりクビ。それでも「いつか自分の理想の民宿を作り上げたい」と心に決めた純は、大正区の小さなホテル「グランド大阪」に再就職。修行を重ねながら、寂れたグランド大阪を再生させようと奮起します。しかし、すっかりやる気を失っているオーナー・上原信代(52)や、屁理屈ばかりの先輩社員たちのおかげで純は悪戦苦闘の日々。
 愛はそんな純を全身全霊で支えます。ふたりは愛を深めながら、降りかかる難題や結婚への高いハードルを乗り越えゴールインします。しかし、新婚生活をスタートさせたとたん、実家が倒産。宮古島の家族が新婚家庭に転がり込みます。また、グランド大阪にも廃業の危機が訪れます。
 純と愛を中心に、お互いの家族や大阪下町の人々を巻き込んだ物語が繰り広げられていきます。

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■制作にあたって ... チーフ・プロデューサー山本敏彦

昨年は、東北の震災や台風被害などから、家族や友人、地域や日本人の「絆」を再認識した一年でした。その中で、脚本家の遊川さんと一緒に描きたいと思ったのが、「現代の絆」をメインテーマに、「結婚」、「家族」、「人生半ばからの再スタート」を盛り込んだオリジナル作品「純と愛」でした。
ヒロイン・純は、大阪のホテル業界に就職し、最愛の伴侶・愛(いとし)と出逢い、夫婦となり、ふたりで様々な荒波を乗り越え成長していきます。傍から見ると変な夫婦...でも、なんだか幸せそう...あんな生き方ができたらいいなと思える夫婦です。そんな夫婦をいつしか温かく包み込む大阪下町の人情溢れる人々、そして明るくおおらかな沖縄の島人(しまんちゅう)たち。泣いて、笑って、恋をするハートウォーミングなホームドラマにどうぞご期待ください。

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■放送予定・スタッフ

放送:平成24年10月1日(月)~平成25年3月30日(土)(全151回)
制作スケジュール:平成24年1~2月  ヒロイン・オーディション
                     3月  ヒロイン発表
                     5月中旬 クランクイン予定
制作統括:山本敏彦
プロデューサー:大久保篤
演出:梛川善郎、小林大児 ほか

【PDF版】朝ドラ「純と愛」制作のおしらせ

連続テレビ小説「純と愛」番組ホームページはこちら

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