『ベストセラー誕生!〜作家たちは語る〜』  2007年6月20日(水) 19:00〜19:45  

『ベストセラー誕生!〜作家たちは語る〜』写真

『ダ・ヴィンチ・コード』『ハリー・ポッター』が代表する世界的なベストセラーは、舞台となった国や街や名所の観光客の数を激増させ、経済を活性化させる大きな力を持っています。多くの人が望むそのパワー。それを獲得するのに、常に正解を導く方程式は存在するのでしょうか?
作家、著作権エージェント、出版社、そして書店。「本」に関わる人々が、それぞれの立場の思いを語ります。
欧米の出版業界のさまざまな要素がテンポ良く描かれるとともに、本を読む喜びや意味について人々が語る言葉が味わい深い作品です。

原題:Best Seller A Tout Prix
制作:The Factory Productions /フランス/ 2007年

番組内容

2007年6月20日放送

『ベストセラー誕生!〜作家たちは語る〜』写真

メアリ・ヒギンズ・クラーク、ケン・フォレット、P.D.ジョーンズ、マルク・レヴィ・・・。アメリカやヨーロッパで活躍する大人気ベストセラー作家たちが、インタビューに答え、自らの言葉で“売れる本”について語ります。それぞれの豊かな表情から、彼らが生み出すそれぞれの作品が持つ魅力をうかがい知ることができます。
年に一度、ドイツ・フランクフルトで開催される「本の世界見本市」。このマーケットには世界中から出版関係者や作家が集まり、“力”を生み出す未来の大ベストセラーを探す熱気があふれています。ドイツで人気の作家は、世界的なヒットを生み出すためには使用言語も大切であると語ります。本の世界はとりわけ英語を使う人々が圧倒的な優位を占めているからと彼女は言います。
しかし、何語を使用しようと、本のテーマになるのは“人間”。その愛、苦しみ、喜び、生きるということそのものは世界中に共通で、英語文化以外のあらゆる文化のなかにベストセラーの芽は存在している・・・と言うのはフランスの老舗出版社の経営者。作家の魂からつむぎ出される言葉と、その作品が持つ力を正しく受け止める感性の大切さを語ります。彼の会社は、あの「ダ・ヴィンチ・コード」が誕生する前から、売り込みを受けていました。アメリカ人が描いたヨーロッパの文物が、ヨーロッパ人に受け入れられるか?という懸念から、おそるべき大ヒット作品を逃した反省がにじみます。
一方、NY出版業界に生きる伝説として君臨する有名編集者は、出版業界は完全に利益追求型の世界だと語ります。売れる本選びの重要性について語るその口調には一点の迷いもありません。
作家、出版社、編集者、そのほかいろいろな「本」に関わる人々の姿をテンポよく描き、欧米出版業界の現在の様子と、そこから「本」そのものの魅力についても思いを馳せることができる番組です。

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