『ストーンヘンジ 〜復元!謎の巨石群〜』(前編・後編) 2007年9月22日(土)、29日(土) 10:00〜10:45

イギリス南部のソールズベリにある先史時代の巨石群、ストーンヘンジ。現在のストーンヘンジは当初の複雑な構造物の半分も残っていないといわれています。当時はどのような姿だったのでしょうか。その姿を見ることができれば、何に使われたのかわかるかもしれません。古代の謎を解こうと専門家チームが大規模なプロジェクトに乗り出します。ストーンヘンジの4000年前の姿に模型を使って復元しようというのです。
原題:Stonehenge
制作:Darlow Smithson Productions(イギリス・2005年)
ナレーター:渡辺徹
番組内容
『前編』
NHK初回放送 : 2006年6月7日
(再放送 : 2007年9月22日)

ストーンヘンジは礼拝所だったのでしょうか、人間がいけにえとしてささげられたのでしょうか。それとも巨大な暦として使われたのでしょうか。遺跡からはこれらの謎を解き明かすことはできません。荒廃していて本来の目的を理解することは不可能なのです。考古学者マイク・ピッツは30年にわたってストーンヘンジの調査と発掘に携わってきました。彼は新しいアプローチとして4000年前のストーンヘンジを復元する試みにチャレンジします。ストーンヘンジをよみがえらせることによって古代人の気持ちになり、どのようになぜこれを造ったのか知ろうとしています。復元したストーンヘンジで詳しい調査をおこなおうと専門家を集めチームを組みます。最も重要な実験は夏至の日におこないます。残された時間は3か月しかありません。発泡スチロールを使い171個の実物大模型をつくります。
『後編』
NHK初回放送 : 2006年6月14日
(再放送 : 2007年9月29日)

ストーンヘンジの遺跡には40トン以上の巨石があったり、12トンもの石が4メートルの石の上に積まれていたりします。いったいどうやって運んだのでしょう。石はストーンヘンジの周辺から採石されたものでないことがわかっています。当時の人々の様子を再現してみようとボランティアが丸太やロープを使って石を移動させる実験をおこないます。一方、模型つくりは順調に進み、およそ1400リットルのペンキと60リットルの接着剤を使って夏至の1週間前にすべて完成しました。模型は150キロ離れた作業場から列車とトラックを使ってストーンヘンジから数キロのところに運ばれます。これまでの調査から4000年前の配置を予測して、ひとつひとつGPSを使い正確に並べていきます。夏至の日、考古学者たちは過去に立ち返って実験をおこないます。


