NHK ドラマ10 「シングルマザーズ」

シングルマザーとその子供たちの、波瀾万丈、笑いと涙のストーリー。

 夫のもとから逃れ、息子を連れて家を出た主人公。住む場所も職も見つからず途方に暮れるなか、手助けしてくれたのは先輩シングルマザーたちだった。社会のさまざまなハードルを乗り越えながら、母も子も成長して行く。やがて「児童扶養手当」の削減という大きなハードルが立ち塞がる。そのとき、シングルマザーたちは国会の前に立っていた……。

【放送予定】 2012年 10月23日(火) 〜 12月11日(火)(連続8回)
  【総合】毎週火曜日 午後10時00分〜10時48分 / 再放送【総合】翌週火曜 午前0時25分〜(月曜深夜)/【総合】翌週月曜 午前10時5分〜

【脚 本】 相良敦子

【音 楽】 富貴晴美

【主題歌】 コ永英明

【原 案】 永井 愛「シングルマザーズ」

【出 演】 沢口靖子 田中哲司 酒井若菜 北斗晶 忽那汐里 山口馬木也 ユージ 三浦理恵子 若林豪 高畑淳子 ほかの皆さん

Q. 沢口さん演じる上村直はどんな人物だと思いますか

沢口靖子さん(以下、沢口)
1人息子を育てるシングルマザーなんですが、息子と生きていくために、立ち止まったり転んだりしながらも、精一杯誠実に生きようとしている人ですね。弱くて、自信が無くて、頼りなくて、支えられる立場から、人を支える立場へと成長しようとしている人です。

Q. 演じられて苦労された点は

沢口) 元・夫からの激しい暴力が原因で離婚し、トラウマを抱えている人なんですけれども、その暴力のフラッシュバックが起きたシーンの撮影のあとは、私自身も胃炎になってしまったほど、精神的にハードな役ですね。
私自身はまだ子どもがおりませんので、息子・涼太との距離感や、台本上の時間経過で三年後になるのですが、いきなり成長してしまった三年分の息子との生活を埋める作業というのが難しいところです。

Q. 上村直役を演じて、改めて発見したことはありますか

沢口) 私自身も含めて、シングルマザーやドメスティックバイオレンスに対して社会が無知であることですね。
具体的に言いますと、DV被害者の心の傷の深さ、加害者の苦しみ、また、養育費がシングルマザーの約2割にしか払われていないこと。子どもには当然受ける権利があるけれども、どうしても諦めてしまう方が多いこと。シングルマザーは働いても働いても収入が増えていかない厳しい現状があるということ、児童扶養手当の存在、削減されようとしたこと、などですね。

Q. お母さん同士が助け合うシーンも多いですが、演じながら感じたことはありますか

沢口) 自分の立場を理解し、大きく受け止めてくれる存在の人がいることは、大きな心の支えになり、明日への力が湧いてくると思いました。

Q. 沢口さんから見たこのドラマのみどころは

沢口) 人は社会で平等に生きる権利があるということ、そして、たとえ夫婦であっても個人の尊厳や精神の自由までは奪ってはならないというメッセージを、作品を通して伝えられたらと思います。

Q. このドラマを見て下さるお母さんたちにメッセージをお願いします

沢口) 心に傷を抱えたシングルマザ-たちが、子供と生きるために、社会で悩み苦しみながら、懸命に前向きに生きようとする姿を、ぜひ応援して下さい。

ドラマ10「シングルマザーズ」2012年 10月23日(火) 〜 12月11日(火) 放送(連続8回)

【総合】毎週火曜日 午後10時00分〜10時48分  再放送【総合】翌週火曜 午前0時25分〜(月曜深夜)/【総合】翌週月曜 午前10時5分〜