更新情報

9月30日

○インタビュー
 →岸部一徳(追加)
 →田畑智子(追加)
 →田中要次(追加)
 →青柳 翔(追加)
○登場人物
 スーパー店長を追加

9月23日

○インタビュー
 →岸部一徳(追加)
 →田畑智子(追加)
 →浜野謙太(追加)

9月16日

○インタビュー
 →青柳 翔
 →浜野謙太
 →田畑智子(追加)
 →田中要次(追加)
○登場人物
 記者を追加

9月2日

○インタビュー
 →岸部一徳
 →田畑智子(追加)
○登場人物
 証人を追加

8月26日

○インタビュー
 →田畑智子
 →田中要次
○登場人物
 北九州の人々を追加

8月19日

○インタビュー
 →永山絢斗
 →蓮佛美沙子

8月15日

○登場人物の
 解説を追加

本宮泉美役 蓮佛美沙子インタビュー 男と女の根っこの部分も描かれています。

台本を読んだときは、素直におもしろいなと思いました。サスペンス的なハラハラする要素もあるし、男と女の根っこの部分がさらっとだけど印象的に描かれているし、まさにラブサスペンスですね。
私が演じる泉美は、本当にいい子だと思います。いつも明るくて、素直で、自分の好きな人のためにとことん尽くすことのできる、めちゃくちゃいい子。でも、ドラマでは描かれていないけど、部屋で一人のときは、恋人の晴樹くんと基子さんのことで悩んだり、落ち込んだりしているのだろうと思います。
晴樹くん役の永山絢斗さんは、いつもローテンションな感じがして、そこが私はすごく好きです(笑)。独特の静けさみたいなものがあるんです。夜明け前の静かな海みたいな方ですね。
広末涼子さんは、月並みな言葉ですが、きれい!カメラが回っていないときも、佇まいが凛としていて美しいので、ついつい見とれちゃいます。その清らかな美しさは、広末さん演じる基子さんに通じるものがあるのかなと思います。
このドラマのタイトルは『聖女』ですが、私は聖女って人間界にはいないんじゃないかと、このドラマの撮影をしながら思いました。どれだけいい女と言われる人でも、人間である限りダークな部分や醜い嫉妬心はどこかにあるのではないでしょうか。いつもほがらかな泉美だって、一人のときは「基子なんていなけりゃいいのに、悪女に違いない」と考えていたかもしれません。
逆に、悪女は世の中にいっぱいいるような気がします(笑)。

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中村晴樹役
永山絢斗インタビュー

キャストの顔ぶれに、
テンションが上がりました。

僕が演じる晴樹という男は、まっすぐでマジメ。良くも悪くも嘘をつけないタイプです。
高校生のときに家庭教師をしてくれた女性に恋をするのですが、彼女は突然姿を消してしまいます。まじめな男だけに、きっと一途な恋だったと思うし、ショックは相当なものだったはず。それが、数年後に再会。しかも、連続殺人事件の容疑者と弁護士という立場で再会するところから、物語が展開していきます。
このドラマのお話をいただいたときは、キャストの顔ぶれを見ると共演したいと思っていた役者さんばかりだったので、すごくテンションが上がりました。
広末涼子さんとは初共演ですが、すてきな芝居をされる方だなと以前から思っていました。広末さんが過去に出演されたドラマで特に好きな作品があって、DVDも持っているくらいです(笑)。
蓮佛美沙子さんは、出演されている作品を見ていて、ずっと気になっていた女優さんです。彼女が演じる泉美は晴樹の婚約者なのですが、物語が進むにつれ晴樹は泉美につらい思いばかりさせるので、最近の蓮佛さんは僕にけっこう冷たいです(笑)。

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中村克樹役 青柳 翔 インタビュー

2014.09.30up

最終話では、基子の新たな一面が。

僕がイメージする“聖女”は、誰かのせいにしない人。何か失敗しても、自分がこうだったからダメだったんだ、あのとき自分が違う選択をしていればこういう結果にはならなかったと考えられる人。
逆に“悪女”はすべてを誰かのせいにする人ですね(笑)。
このドラマでは、たくさんの魅力的な役者さんが出演されていますが、僕の場合、一緒にお芝居している方は少なくて、物語の前半は引きこもっていたので仕方ないのですが(笑)、一番共演が多いのは泉美役の蓮佛さんですね。泉美はいつも明るくてけなげな女の子ですが、蓮佛さんは意外と男前な人かなと勝手に思っています。でも、これほど蓮佛さんをいじめることになるとは思っていませんでした(笑)。
克樹は泉美が憎いというより、晴樹の恋人だからイジメちゃうんだと思います。あらゆる面で自分を追い越していった晴樹が手にしているものを、「すべて傷つけてやりたい」という思いが強い。晴樹への嫉妬と劣等感が、そのまま婚約者である泉美に向けられているのではないでしょうか。
基子のことは、晴樹とかつて関係のあった女で、阿川を死に追い込んだ女と最初は思っていたけど、裁判を傍聴して彼女の生い立ちや悲しい過去を知るほどに、自分と同じような劣等感を抱えて生きてきた女性なんだという印象をもったはず。そして最後は、似た者同士として親近感をもつようになっていったと思います。
それにしても、広末涼子さんは今回の肘井基子という役にぴったりですよね。広末さんの圧倒的な美しさが逆に、その奥に何かあるかもしれないという怖さを感じさせます。
基子の本性や本心はつかみどころのない、謎めいた女性です。
でも、(来週の)最終話では、基子の素顔というか、これまでにない一面が見られると思います。そして、エンドロールまでしっかり見てしまう最終話になっていると思うので、ぜひ楽しみにしてください。

2014.09.16up

すべては、晴樹への嫉妬や劣等感から。

克樹は、小さいころからずっと弟の晴樹(永山絢斗)よりも勉強はもちろん、何をやってもできる兄だったと思います。でも、就職に失敗したことをきっかけに、その後は何をやってもうまくいかない。そのうちに、何もかも晴樹に追い越されてしまいます。それまで優等生のエリートだったから、挫折に弱い。プライドが高く、自分の弱さを人に見せられないような男だから、引きこもってしまったのだと思います。
阿川(浜野謙太)とは、自分の第一希望ではない会社に就職して悶々としていたときに、あるベンチャーサークルで出会います。そして脱サラして阿川の会社へ。克樹はそのベンチャー企業で成り上がってやろうと考えるけど、すぐに会社は傾き、阿川も死んでしまいます。その原因の一端が基子にあると考えたのかもしれませんが、引きこもった理由はそれだけでなく、何をやってもうまくいかない自分に比べ、前途洋々の未来が開けている晴樹に対する嫉妬や劣等感が大きかったように思います。
克樹を演じる上で考えたのは、引きこもる前の克樹と引きこもった後にまた外に出るようになった克己の差。きっと、引きこもった後は、引きこもる前と姿勢とかちょっとした仕草や目線とか変わっているのかなと。とても小さな違いかもしれないけれど、何年間もの引きこもり生活が克樹に与えた影響はどこかに出るのではないかと考えました。
今回の克樹のような役は、これまでやったことがないので、僕としてはおもしろいですね。プライドをズタズタにされて、何かをぶち壊したいと思うようになった男。これは、役者としては演じがいのある役だと思っています。

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前原光郎役 岸部一徳インタビュー

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2014.09.30up

「最終話は、こうなる!」最終話(第7話)の台本を読む前に、キャストのみなさんに最終話の展開や結末を大胆予想してもらいました。

普通の終わり方ではない。

裁判としては、推定無罪みたいな方向にいくような気がしますね。
基子と晴樹については、2人が結ばれるという結末はあり得ないのかなと(笑)。でも、分からないけど・・・。
ただ、物語全体で言えば、普通の終わり方ではないことを期待します。ずっと最後までドラマを見てくださった方が思わず心を打たれるとか、みなさんの想像を遥かに超えた結末になっていてほしいと思います。
そして、見てくださる方が最後に基子のことを“聖女”だと思うか、“悪女”だと思って終わるかで、大きな違いがありますね。同時に、“聖女”か“悪女”かを決めるのはテレビの前のみなさんだ、というおもしろさがこのドラマにはあると思います。

2014.09.23up

僕は愛を美化しています(笑)。

人は生まれたときは純粋無垢な存在だと思います。そういう意味では、女性は誰もが“聖女”だと思います。
それが、大人になるにつれて、純粋無垢な部分をすぐに失ってしまう人と、忘れずにもち続けている人がいる。たぶん、子どものころの純粋無垢な気持ちをどこかに残している人が“聖女”に近くて、“悪女”はそういう純粋さを裏切っていく女性。または、本人は自分で悪いことをしているとか、誰かをだまそうとしているという意識がないのに、結果的にそうなっている人ですかね。
とは言え、誰もが“聖女”な部分と“悪女”な部分を同時にもちあわせているので、そこがやっかいですね(笑)。
基子と付き合っていた男性たちも、付き合っているときは彼女のことを“聖女”だと思い、その瞬間はとても幸せだったと思います。裁判で基子は無罪になりましたが、その判決と“聖女”か?“悪女”か?は別問題ですよね。
記者に向かって「愛を美化するのは、もう止めにしませんか?」という前原のセリフは、理解できます。世の中には、愛を美化してもどうしようもない現実はいっぱいありますから。ただ、理解はできますが、僕は愛を美化しているというか、愛をとても大切なものだと思っています(笑)。

2014.09.02up

悪女だろうが無罪にする。

前原光郎は、ある意味、したたかな男だと思います。冗談を言ったり、ヘラヘラした面もたまに見せますが、現実に照らし合わせて物事を冷静に判断できる人で、ときには冷酷な判断もできる男なんだろうなと思います。また、世間の話題になる事件を扱うことで、弁護士事務所の名前を世の中に売っていきたいとも思っているでしょうね。
きっと若いときは熱い正義感をもっていたけど、独立して弁護士事務所を経営していくとなると、それだけではすぐに立ち行かなくなる。弁護士というのはとても厳しい世界だと思うので、そこでどう生き残っていくか、またどうやって名の知れた事務所にしていくかは常に考えていると思います。
前原を演じていて、おもしろいなと思うのは、とらえどころないところ。まっすぐな男だとか、正義感の強い男だとか、冷酷な男だとか、分かりやすいレッテルを貼れない男なので、そこは演じていておもしろいですね。

晴樹(永山絢斗)は、弁護士としてまっすぐ前を見ながら、正義感をもって、正しいものは正しい、間違っているものは間違っているという感覚をもっている若者です。前原はそんな彼に対して、甘っちょろいこと言うな、もっと現実を見ろということは、ふだんはあえて言わないけれど、局面局面では戒めている。そして、晴樹のその甘っちょろいところに自分の若いころを重ね合わせている部分もあると思うので、愛情をもって一人前の弁護士になれるように育てていると思います。
黒坂(田畑智子)は、晴樹よりも現実の厳しさを分かっているし、前原のように話題になっている案件を担当して自分の名前を売りたいと思っているでしょうね。ですから、青臭い晴樹の相手なんかしたくないと、どこかで思っているかもしれませんね(笑)。
小池(田中要次)は前原とは長年のパートナーで、前原の性格や考えていることをよく知っている。周りからは、ちょっとボーッとした男のように見えているかもしれませんが、それは彼なりのポーズのような気がしますね。前原と長年うまく付き合っているということは、彼にも前原のような功名心はどこかにあると思います。

僕は、肘井基子(広末涼子)は“聖女”の部分と“悪女”の部分を表裏でもっている女性ではないかと思います。事件に関するところでは、“悪女”の部分がクローズアップされていますが、間違いなく“聖女”の部分もあるはずです。
前原は基子のことをどう思っているかというと、きっと“悪女”だと思っているでしょうね。基子は“悪女”だ。でも、“悪女”であろうが無罪にする。それが自分の仕事だと割り切っていると思います。

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阿川博之役 浜野謙太インタビュー

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2014.09.23up

広末さんに翻弄されてください。

僕にとって“聖女”は崇高な目的をもっている人で、“悪女”は理想が低い人。たとえば、この業界にいると、偉い人アンテナをいつも張っていて、その人に気に入られようとする女性はよく見かけますが(笑)、それは処世術の一つなので、別にかまわないと思う。大切なのは、その手段を使って自分のどういう夢を叶えたいと思っているか?ちょっといい思いをしたいとか、高級住宅街に住めるような人と結婚したいとか、そういうことだと、その人は“悪女”。“聖女”は、同じ手段を使っても目指しているものがもっと気高かったり、崇高なものだったりするのではないでしょうか。そういう意味では、基子は“聖女”だと僕は思います。
ドラマでは、阿川を含め基子に翻弄された男性が何人かいる設定ですが、僕はその人たちを尊敬します。家族や社会的な地位を捨ててまで、基子を愛そうとしたわけです。それは、そんじょそこらの男にはできない。僕にもできない(笑)。特に千倉さん(大谷亮介)は自分がそれまで築いてきた人生や家族を捨ててまで基子といっしょになろうとしている。阿川も、基子と一定の距離を保ちながら、彼女の笑顔のためにお金を払い続けていました。みんな中途半端な気持ちで基子に翻弄されていない。自分の人生をかけて翻弄されているんです。一方、基子もつまらない男や軽蔑するような男とは、いくらお金があっても付き合わないと思います。
最初に、何話分かの台本を読んだとき、基子の事件や裁判がどんな結末になるのか注目していましたが、撮影しながら広末さんの表情を見ていると、そんなことはどうでもいいと思うようになりました(笑)。監督もそのほかのスタッフも、全員が広末さんの魅力的な表情を撮ることに命をかけている。だから僕は、このドラマでは広末さんの表情を楽しんでほしいと思います。そして、基子に翻弄された男たちのように、テレビの前で広末さんに翻弄されてほしい。それも、このドラマの楽しみ方の一つだと思います。

2014.09.16up

こんな役は、初めてです。

ドラマの撮影現場はやはり緊張しますね(笑)。ミュージシャンとしてステージに立つときも緊張しますが、音楽があるとテンションが上がるのでどうにかなるけど、撮影では音楽という武器がないので、無防備な感じがしてすごく緊張します。特に相手役が広末涼子さんですから・・・。
クランクインの前日は「そうか、明日は広末さんとか」と思っていただけだったけど、実際にお会いしたら驚くくらい緊張している自分がそこにいました(笑)。
第1話で、教会にいる基子に「何やってんの」と男が声をかける短いシーンがありました。あれ? そのセリフ、放送ではカットされてましたっけ? まあとにかく、男の姿は見えず映ったのは手だけですが、あれは僕です(笑)。肩に手を置くだけでしたが、メチャクチャ緊張しました。4本の指は広末さんの肩に置いているから大丈夫なんですが、宙に浮いた親指がプルプル震えていました(笑)。「やばい、震えているのが広末さんにバレちゃう」と思えば思うほど、震えました。
広末さんは、緊張している僕をリラックスさせようと気さくに話しかけてくれるのですが、またそのときのオーラがすごくて・・・。広末さんのフランクなやさしさと、まぶしいほどのオーラで、僕の緊張のレベルはプラスマイナス・ゼロでした(笑)。
阿川という役については、どういう男なのか説明するのは難しいですね。最初は、金持ちの嫌な男なのかなと思っていたけど、そういうことでもないんですよね。監督にも、「阿川は嫌なヤツじゃないから、心の広いいい男だから」って言われて・・・僕はこれまで心の狭い役しかやってこなかったので(笑)、金持ちで心の広い男を演じられて素直にうれしかったし、楽しかった。 また、今回は広末さんとのシーンがほとんどでしたが、黒坂役の田畑智子さんともお話してみたかったですね。広末さんのようにあちらから来てもらえれば話せたのに!(笑)。以前、田畑さんが出演した映画のサントラを担当したことがあって、そのときからファンなんです。でも今回は、撮影現場で一瞬すれ違っただけで、そこは、ちょっと心残りというか、残念でした、はい(笑)。

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黒坂京子役 田畑智子インタビュー

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2014.09.30up

「最終話は、こうなる!」最終話(第7話)の台本を読む前に、キャストのみなさんに最終話の展開や結末を大胆予想してもらいました。

このままでは、終われない!

きっと、晴樹は基子のことを最後まで選ばないと思いますね。泉美はすごくいい子で、私は同じ女性として尊敬しているので、彼女には不幸になってほしくない(笑)。
だから、晴樹との関係は壊れてほしくないです。
第6話の最後で、晴樹から「さようなら」と言われてタクシーに乗った基子が、涙をこぼしながらも最後には微笑むシーンは怖かったですね。でも、私は分かるような気がするんです。ワーッと思い切り泣いたあとに、その感情がスッと引いて笑顔になるって。
でも、基子の場合は、一緒に住む家まで買っていますからね。晴樹は拒絶すると思うけど、それに対して基子がどうするか?・・・んー、わかんない(笑)。
控訴審のこともあるし、晴樹のお兄ちゃんのこともあるし・・・あと1話じゃ終われないんじゃないですか(笑)。
ただ、千倉さんは自殺ではないと思う!

2014.09.23up

女性は誰もが“悪女”で“聖女”。

第5話で、前原弁護士(岸部一徳)が記者たちに向かって「愛を美化するのは、もうやめませんかね」と言うセリフは、聞いていて「なるほどな」と思いました。基子のことを聖女だ、悪女だと騒いでいるけど、みんな愛にとらわれ過ぎなのかなって。お金がからむと、それは愛ではないと思われがちだけど、そんなこともなくて、愛にもいろいろなカタチがあっていいのかも・・・と思いました。
“聖女”と“悪女”についても、みんながそれぞれ勝手なイメージをもっていますよね。たとえば誰かに“悪女”って言われている人と知り合いになって、その人のことをより深く知ると、決して“悪女”ではないと思うことがあったりします。ある人の“悪女”が、別の人の“聖女”だったりすることはよくあることで、さらに言えば、女性はみんな“悪女”と“聖女”両方の面をもっているような気がします。
第5話では衝撃的な事実が発覚しました。黒坂に“無職でヒモ”の彼氏がいた!台本を読んで、ビックリしました。黒坂に彼氏がいたことも私には意外でしたが、まさか“無職でヒモ”とは・・・。仕事一筋の女性だと思っていたけど、ちゃんと恋愛もしていたんですね。
でも、基子とは逆で、男にお金を出してもらうのではなくて、お金を出して面倒をみている。でも、遊び人とかではなくて、頑張っているけど何年も司法試験に受からない男性ではないかと・・・そう思いたいですね(笑)。きっと、そうに違いないです!

2014.09.16up

「これは、負けたな」。

(第4話の)証人尋問をする晴樹は、凛々しくてかっこよかったですね。岸部一徳さんも、「落ち着いているし立ち振る舞いもかっこいい」とおっしゃっていました。
永山くんは、セリフをセリフとして覚えるのではなくて、その言葉を自分が納得するまで考えてしゃべるタイプの役者さんなので、きっと説得力があるのでしょうね。
同じ法廷のシーンでは、千葉検事役の池田成志さんの迫力がすごかった。目ヂカラも言葉の強さもすごくて、こっちが縮み上がるくらいでした。成志さんのセリフが終わってカットがかかったあとに、私の横にいた一徳さんが、「これは、負けたな」ってポツリ(笑)。一徳さんにそう言わせるくらい、成志さんの迫力は本当にすごかった。私も「いやいや、これからですよ」と言いながらも、本当の裁判だったら確実に負けるなって思いました(笑)。

2014.09.02up

弁護士は、大変だ。

今回、弁護士役ということできっと法廷シーンはあるんだろうなと思っていました。そのあと撮影中に、スタッフから「冒頭陳述のシーンでは長セリフがあるから覚悟しといて」と言われました。ですから、ある程度は覚悟していたけど、第4話(9/9放送)の台本が来たとき、さすがにそのセリフの多さにあ然としました(笑)。私史上、最も多かった。
これは、文字だけで覚えるのはムリだと思って、基子の人間関係やそれぞれの事件の経緯を図に描いたり、このときの基子の気持ちはどうだったんだろう?と考えながら覚えました。
撮影のときは手元に資料がたくさん置いてあって、実はそこにセリフが書かれた紙もあって、監督さんからは「ときどき見てもいいよ」と言われていましたが、悔しいから一切見なかった(笑)。勉強家の黒坂のことだから、きっと彼女の頭の中には冒頭陳述で言わなくてはいけないことは全部入っているはずだと思ったので。
しかもセリフを間違えずにしゃべるだけでなく、裁判長や裁判員、傍聴席にいる人たちを納得させられるように訴えなくてはいけなので、そこも大変で・・・正直、NGもたくさん出しました(笑)。

2014.08.26up

人間って深いなって改めて思いました。

私が演じる黒坂は、やり手弁護士ですね。頭がよくて、思っていることはズバッと言う。周りの男たちに負けずに成り上がってやろうと思っている強い女性だと思います。
劇中で彼女は基子さんのことを「嫌い」と言っていますが、黒坂はある部分では基子に憧れていると思うんです。女性として憧れている部分があって、それが彼女の場合「嫌い」という表現になって出てきているのではないかなって。黒坂は弁護士になる前はもちろん弁護士になってからも勉強ばかりしてきた人だと思うので、基子の清楚な感じや女性としての生き方、恋愛を含めていろいろな経験をしてきているところに、とても強い憧れがあるのだと私は思います。

広末さんとは初めての共演ですが、同じ歳ということもあって撮影の合間にはいろいろおしゃべりしています。2人ともおそばが好きなので、どこのおそば屋さんがおいしいとか、たわいもない話ですけど(笑)。
あとは、このドラマに阿川役で出演されている浜野謙太さんのミュージックビデオを一緒に見て盛り上がったり、癒やされたりしています(笑)。
晴樹役の永山絢斗くんとは以前に映画で共演したことがあって、今回久しぶりの再会でした。映画ではけっこう濃厚なシーンがある不倫相手の役だったけど、このドラマではお互いが弁護士なのでちょっと不思議な感じですね(笑)。でも、彼のすごくマジメで純粋なところが、晴樹という役にピッタリだなと思います。

このドラマの台本を読んで思うことは、人間って深いなということ。人の深いところにある感情って、ほかの人に理解できるものじゃないし、ましてや言葉にできるものではない。だから、人の生き方もそれぞれあって、人が考える普通もそれぞれあって、愛のカタチもそれぞれあるんだろうなと思います。
ドラマを見て、基子に共感できる人もいるだろうし、絶対にムリと思う人もいると思います。基子のある一面に自分を重ねることができる人がいたり、なかには晴樹のことが許せないと思う人だっているはず。それぞれの登場人物について、いろんなことが、さまざまな視点で描かれているドラマだと思うので、そこを楽しんでほしいですね。

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小池賢治役 田中要次インタビュー

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2014.09.30up

「最終話は、こうなる!」最終話(第7話)の台本を読む前に、キャストのみなさんに最終話の展開や結末を大胆予想してもらいました。

小池、大活躍!

第6話の台本を僕は、徹夜明けのフラフラした状態で読みました。読みながら、何度かガクンと眠りに落ちながらも、「自分のセリフだけでなく、全体をちゃんと読まなくちゃいけない」と自分を叱咤激励しながら読みました。
何度か夢の中に引きずり込まれながら読んだせいか、僕の中で第6話は、晴樹に拒絶された基子が控訴審で自分がまた無罪になるように、今度は所長の前原さんに言い寄っているところで終わっていました。
だから、最終話がどうなるのかすごく気になって、台本はまだ上がってなかったけど、おおよその展開は聞かされているはずの広末涼子ちゃんに、「基子に言い寄られて、所長はどうなるの?」って聞いたら、
「はあ?」って言われました(笑)。どうやら、所長が基子にアプローチされているのは僕の夢のなかの出来事だったようです。
またまた、全然関係ないことを言ってしまいましたが、最終話は晴樹にフラれてしまった基子が、今度は小池に言い寄って、その魔性の美しさに負けた小池が頑張って基子を助けます。
予想でもなんでもなくて、僕の願望ですね、すいません(笑)。

2014.09.16up

晴樹の葛藤に、共感です。

もしかすると「罪を犯しているかもしれない」と思っても、それがきれいな女性だと、どこかで無実を信じたくなるのが男の本能ではないでしょうか。だから、基子のようなきれいな女性のために、小池も無罪を勝ち取るために頑張りたかったはず。でも、事務所で留守番だったので何もできませんでした・・・(笑)。
恋をしているときは、周りの人に「あの子はダメだよ」と言われても聞く耳をもたいない。逆に、みんなが悪く言うから自分が守ってあげなくていけない、自分が信じてあげなくていけないと思ってしまう。
ぼくもこれまで、周りの人に「えーっ!」って言われる女性のことを好きになったことが何度かあります。ちなみに僕の場合、女性の声に弱い。なぜかキーの高い女性に惹かれてしまいます。そして、周りから反対されればされるほど燃えました。あの声をもっと聞きたいと。
話が僕の女性の好みにズレてしまいましたが、何が言いたかったかというと、晴樹の葛藤が分かるということです(笑)。

2014.08.26up

挑戦的でエロスを感じるドラマ。

小池がどのような人物なのかということは、ほとんど台本には書かれていないので、最初のころはフワフワしていました(笑)。でも、作家の大森美香さんに「小池はさみしがり屋なんですよ」と言われて、いきなり小池像が見えてきた気がしました。さみしがり屋だから、いろいろなことを受け入れちゃうんでしょうね。誰かのためになっているとか、助けになっていると思うと、それだけで小池はうれしいのだと思います。いつもみんなのサポートというか尻拭いをやって、弁護士事務所のなかでは縁の下の力持ち的な存在かもしれませんが、見方によっては都合のいい人なのかなとも思います(笑)。
所長の前原さん(岸部一徳)は、儲かる仕事よりも弁護士としておもしろそうな仕事をついつい選んでしまう人。そのときやっている案件よりも、おもしろそうな案件があると、そっちのほうに行っちゃって、その尻拭いを小池がやるというのがパターンのようです。
黒坂さん(田畑智子)は、頭のいい女性でものすごいスピードでしゃべるので、小池はいつも自分の言いたいことが言えずにいる。そのストレスを後輩の中村くん(永山絢斗)をかわいがることで解消しているのかなと勝手に思っています。僕が言うと怪しく聞こえるかもしれませんが、小池は中村くんのことが好きだと思います(笑)。
事務所では、女子大生アルバイトの田中さん(清水富美加)といるとときが、小池にとっていちばんリラックスできる楽しい時間だと思いますね。田中さんがどう思っているかは分かりませんが(笑)。

これはドラマのストーリーとは関係ないことですが、台本を読んでいて“田中” と書いてあると、条件反射的に自分のことだと思って読んじゃう。僕、田中要次ですから。
で、途中で「あれ、おかしいぞ」って(笑)。
だから「小池、小池、小池」と自分に言い聞かせながら台本を読んでいます。
そしてスタジオに入ると、スタッフさんに“小池”と言う名前の人がいて、誰かが「小池!」って呼ぶと、それに反応して返事をしてしまうという・・・とてもめんどうくさい状況で撮影しています(笑)。

ドラマの話に戻ると、この『聖女』はとても挑戦的で、エロスを感じるサスペンスだと思います。大森さんが書かれた脚本のなかでも絶品ではないでしょうか。まだ、最終話は読んでいませんが・・・(笑)。
最後まで次の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしながら見てもらえると思います。また、画面の隅っこで小池が何か余計なことをやっているかもしれないので、そこも見逃さずに見てほしいなと思います。
弁護士役ですが、ぼくは弁護士になれるほどの学歴もないし、頭がいいわけでもないので、基本、すっとんきょうな感じでやらせてもらっています(笑)。

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