番組のみどころ

【番組のあらすじ】

芭子(上戸彩)は、アメリカから一時帰国した岩瀬(斎藤工)と再会する。かつて芭子は岩瀬のストリート・パフォーマンスに生きる力をもらい、二人はお互いにひかれ合うようになった。芭子の過去を知った岩瀬は、アメリカへ修業にいく予定を取りやめ、芭子の支えになろうとするが、芭子はパフォーマーとしての岩瀬の夢を邪魔したくないと身を引いたのだった。岩瀬は芭子を実家に誘い、家族に会ってほしいという。岩瀬の家族から温かく迎えられた芭子は、自分の過去を告白すべきなのか否か、思い悩む。

一方、綾香(飯島直子)は一枚のハガキを見つめていた。「またおばちゃんが作ったパンを食べたいです」と書いたのは、綾香が夫を殺めてしまった後、離れ離れになり、今は児童養護施設で暮らしている息子の朋樹だった。以前一度だけ、母親と名乗らずに会ったときに、焼きたてのパンを持っていったことを憶えていたのだ。返事を書こうとするが、なかなか書けない綾香。そこに、突然、朋樹がやって来る。何か悩みをかかえ、小さな胸を痛ませているらしい朋樹の姿に、綾香の心は揺れる…。

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脚本家のことば…髙橋麻紀

一年前、「いつか陽のあたる場所で」の脚本家のことばとして、「皆さまに、ささやかでも明日への希望を感じて頂ければ」と書きました。そしてドラマが放映され、視聴者の皆さまから沢山の感想を寄せて頂きました。様々な貴重なご意見を読ませて頂く中で、この作品を作った私たちの思いは少なからず皆様に届いたのだと実感し、胸が熱くなりました。
続編となる今回も、同じ思いで書かせて頂きました。芭子と綾香は、前科があるという点では特別かもしれませんが、何かを背負っていたり、生きることに苦しんだりという意味では、私たちと重なる部分があると思います。だからこそ二人には、一筋の光を信じて、前を向いて生きて欲しい。そう願っています。

企画意図…テレパック・近見哲平

連続ドラマから、スペシャルを作るにあたって一番考えたのは、「変化」ということだったと思います。もちろん大きな枷を抱えた2人なので、急激に変わることはありませんが、一歩ずつでもいいから進んでいきたいと思いました。
2人の歩む道が、陽のあたる場所に繋がっているのかどうかは分かりませんし、もしかしたら、そこには到達できないのかもしれません。
しかし、それでも光が射す方を目指して、何も変わらない日常を懸命に生きることは、きっと尊くて、色っぽいことなのだと思います。
この特別編が、ひとりでも多くの方の目にふれて、観ていただいた皆さんに、何かを感じていただけたなら、これ以上に嬉しいことはありません。

放送にあたって…NHKエンタープライズ・銭谷雅義

連続ドラマ「いつか陽のあたる場所で」は平成25年1月から放送され、視聴者のみなさまから大きな反響をいただきました。「芭子と綾香のその後のドラマをみたい」というみなさまの声援に後押しされて、今回のスペシャルドラマが生まれました。ふとしたことから犯罪をおかし、前科を背負うことになった芭子と綾香は、一歩ずつ、前を向いて進もうとします。今回、二人は先送りにした「宿題」と直面し、大きな壁にぶつかります。そして、逃げずに真正面から乗り越えようとします。二人が目に見えない壁を乗り越えようとするとき、そこに大きなドラマが生まれます。前シリーズを見逃した皆さんにもお楽しみいただけるドラマだと自負しています。是非、ご覧下さい。

いつか陽のあたる場所で スペシャル | NHK 特集ドラマ10
NHK 特集ドラマ10 いつか陽のあたる場所で スペシャル