2006年11月26日放送
一領具足に狙撃された千代(仲間由紀恵)。大事には至らなかったものの、一豊(上川隆也)の施策に対する一領具足の反乱が各地で続いた。彼らに同情的な千代は、捕らえた者を見せしめのため磔にするなど苛烈さを増す一豊のやり方に強い懐疑を抱き、夫婦は次第に対立を深める。築城の許可を得に大坂へ登った一豊に、家康(西田敏行)は、土佐がおさまらなければ毛利や九州勢が勢いを増し再びの大戦になりかねぬと言い、一豊は一領具足を一掃する事を誓ってしまう。土佐へ戻った一豊に、六平太(香川照之)が、一領具足を根絶やしにする手立てを告げる。相撲の大試合をやると国中に触れを出し、相撲好きな一領具足の長たちが集まったところを一人残らず討ち取るという強硬な策だった。殿は手出しせずともよい。そう言う六平太に、一豊はうなづく…。
2006年11月19日放送
土佐一国を与えられた一豊(上川隆也)。だが長宗我部は無事に国を明け渡すのか、相談に訪れた一豊に、家康(西田敏行)の腹臣・井伊直政(篠井英介)は「成敗すればよかろう」と言い放つ。これまで幾多の戦に参戦したものの総大将として戦ったことなど一豊には勿論ない。戦をせねばならぬのか、その緊張が千代(仲間由紀恵)の前では「政とはそういうものよ」という傲慢さになって現れてしまう。「夫は変わってしまった」と嘆く千代に、寧々(浅野ゆう子)は「何があろうと最後までしっかり寄り添ってやりなされ」と助言する。土佐では、一領具足と呼ばれる領民たちが、長宗我部に土佐半国を与える事を求め籠城も辞さない騒ぎを起こしていた…。
2006年11月12日放送
関ヶ原から敗走した三成(中村橋之助)は再起の意志むなしく囚われの人となり、家康(西田敏行)本陣のある大津城へと移された。縄目姿のまま城の門前でさらし者にされる三成。衝撃を受けた一豊(上川隆也)は自分の羽織を三成にかけてやり、「たとえ家康を頼もうとも、豊臣家と秀頼様をお守りなされよ」という三成の遺言を、淀(永作博美)へ伝えることを約束する。そして家康と三成が対面…。数日後、一豊は大坂の屋敷に凱旋。戦場で感じた虚しさについて千代に語る。敵となるも味方となるも所詮は仮の姿。生きる切なさ、散る悲しみ、二人は三成と、関ヶ原で敗れた者たちのために涙を流す。そして千代から三成の遺言を伝え聞いた淀は「三成の最期を自分のかわりに祈って欲しい」と千代に頼むのだった。三成は六条河原で数日後、人にまぎれて見守る千代と一豊の前で斬首された…。
2006年11月5日放送
ついに天下分け目の決戦の火ぶたが切られた。家康(西田敏行)のもとに集結したのは東軍七万五千、かたや三成(中村橋之助)率いる西軍十万…、陣形も兵力も圧倒的に西軍有利。一豊(上川隆也)は家康の命により、主戦場ではなく、山上に陣取る毛利勢の押さえとして、南宮山の麓に配される。東軍の劣勢を知り覚悟を決める一豊。「武士として華々しく死ぬ、それがわしの生きる道じゃ。許せ、千代」。その頃、千代(仲間由紀恵)は大坂城下の屋敷でひたすら夫の無事を祈っていた。「一豊様、生きてお帰りくださいませ」。一豊の陣に六平太(香川照之)が現れた。「お主らが押し出し、家康を勝ちへ導け。勝って、生きて千代の元へ帰るのだ!」。家康本陣へ飛び込み、出陣を願い出る一豊。信長の若き頃より戦場に立っていた者はもはや家康と一豊ぐらいのものであった。「よし、出よ!誰が寝返るやらわからんが、そなただけは信じておるぞ!」、家康の声を胸に戦場へ討って出る一豊。さらに猛攻をしかけてくる三成。本陣を突かれ動揺する家康は起死回生の一手に出た。家康に内応しながら未だ旗色を鮮明にしない西軍・小早川秀秋(阪本浩之)軍へ向かって大筒を撃ち込む。恫喝された小早川軍は西軍に襲いかかった…。