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NHK「純情きらり」 : 朝ドラ情報

「純情きらり」は、2006年4月より2006年9月まで放送された、過去の番組です。

以下は放送開始前にご案内した過去の情報で、日付・予定などは現在のものではございません。

番組からのおしらせ(2005/10/21)

「純情きらり」主な出演者が決定!


有森桜子(ありもりさくらこ)…宮浮おい

 有森家の三女で、4歳の時に母を病気で亡くして以来、父の手で育てられる。明るく、感受性豊かで、自由な発想と行動力があり、姉弟思いでもある。幼い頃からピアノが大好きで、周囲の反対を押し切って、東京の音楽学校を受験する。東京でジャズの生演奏にふれ、将来、ジャズピアニストになることを夢見るが…。


有森源一郎(げんいちろう)…三浦友和

 桜子の父。東京帝大在学中に郷里・岡崎のマサと駆け落ち同然に結婚。東京で家庭を持ち、研究助手としてつつましく暮らしていたが、マサが結核を患ったのを機に岡崎に戻る。市の土木課の嘱託となるがマサは他界。以後、男手ひとつで4人の子を育てる。趣味は鉱石集めと音楽。特に、当時国内で勃興したばかりのジャズに興味を持つなど自由な価値観の持ち主で、桜子の良き理解者。


有森マサ…竹下景子

 桜子の亡き母。桜子が幼い頃は小学校の教師として家計を支え、学校でよくピアノを弾いていた。その姿はいつまでも桜子の脳裏に焼きついていて、ピアノをかけがえのないものと感じる原点になっている。頑固、お転婆、思ったことは必ずやり遂げる桜子の性格は、まさしく母親譲りで、源一郎が桜子を愛おしく思う所以である。このドラマの語り手でもある。


有森笛子(ふえこ)…寺島しのぶ

 有森家の長女。才媛で女子高等師範を出て、岡崎の女学校の教師になる。源一郎の死後、弟妹の父とも母ともなって、一家を支えていく。強気でプライドが高く、厳しい意見もピシリと言ってのける。弟妹が一人前になるまでは自分の結婚など眼中にないかに見えたが…。


有森杏子(ももこ)…井川 遥

 有森家の次女。おっとりした性格で、傷ついた動物がいると放っておけない優しい性格。笛子が桜子にきつくあたるのと正反対に、出来うる限り親身に応援しようとする。周りの勧めで見合結婚するが、やがて産婆や看護の道に。人の命を助けることに生涯を捧げる。


有森勇太郎(ゆうたろう)…松澤 傑

 有森家の末っ子で、唯一の男子。甘えん坊のお調子者で、三人姉妹のミソっかす的存在だが、源一郎の死後は名目上、戸主となる。勇太郎を帝大に進学させることが有森家の最優先事項で、そのためには周りが犠牲を払うというプレッシャーの中で、見事、東京帝大を目指す。


有森磯(いそ)…室井 滋

 源一郎の妹(桜子の叔母)。岡崎で最初の「モガ(モダンガール)」を自称。おせっかいで何でも首をつっこみたがる性格。銀座で洋服店を開いていたころ、裕福なパトロンとの間に子供を授かったが、本妻に子供を取り上げられ、傷心のうちに岡崎へ戻って来る。有森家に転がり込み、洋裁の仕事をしながら、居候。浪費家で家事は苦手。世の常識に囚われない価値観は、源一郎とも共通している。


松井かね…戸田恵子

 岡崎財閥のひとつである「山長」の女将。家付き娘で、老舗の暖簾に高いプライドを持っている。夫を尻に敷き、何でも自分で仕切らないと気が済まない凄腕女将。有森磯とは同級生だが犬猿の仲。桜子とも始めは何かと対立するが、やがて心を通わせていく。


松井拓司(たくじ)…村田雄浩

 「山長」の主人。婿養子であることから、かねには頭が上がらない。性格的にも穏やかなお人好しで、陰ながら息子の応援をしようとする。子供の頃は船乗りに憧れていたが、船酔いするため、夢をあきらめた。


松井達彦(たつひこ)…福士誠治

 岡崎財閥のひとつである八丁味噌の蔵元「山長」の跡取り息子。旧制高校に進学したものの、音楽への思いを断ち切れず、音楽学校への転学を切望する。しかし、かねの猛反対にあい苦悩する。同じく音楽を愛する桜子に、次第に惹かれていく…。


浦辺仙吉(せんきち)…塩見三省

 「山長」の職人頭。頑固者で口数は少ないが、心から八丁味噌を愛している。戦争の始まりとともに、味噌の原料も心許なくなっていく中、本物を作り続けようと苦闘する仙吉の姿に、桜子は味噌への思いを新たにする。


野木山与一(よいち)…徳井 優

 「山長」の番頭。女将のかねには常に忠実である。物資統制が厳しくなってくると、合理的な生き残り作を画策し、仙吉と対立する。おとぼけな明るさで、「山長」にいつも潤いを与えている。


高島キヨシ…井坂俊哉

 「山長」の職人。達彦と同級生で、小学校時代はガキ大将として大手を振るうが、強面の父と桜子だけは苦手。やがて成長し異性に目覚めてからは、桜子にぞっこん惚れ込む。


沖田徳治郎(とくじろう)…八名信夫

 源一郎の亡き妻・マサの父(桜子の祖父)。味噌蔵の元職人頭。徳川家康生誕の地に生まれたプライドがある古い価値観の持ち主。味噌へのこだわりも尋常ではなく頑固だが、憎めない愛嬌もある。反対を押し切って結婚した一人娘のマサが病死したことで、源一郎とのわだかまりは大きいが、育っていく孫はかわいいと思っている。桜子にとっては、やや煙たい存在。


西園寺公麿(さいおんじきみまろ)…長谷川初範

 ヨーロッパ留学帰りのピアニストで東京音楽学校の教授。演奏会で岡崎を訪れた際、偶然桜子のピアノを耳にして、テクニック的には荒削りだが、人を楽しませることができる桜子の才能に注目する。後々、桜子のピアノを指導するなどの面倒をみる。



杉冬吾(とうご)…西島秀俊

 前衛的な絵画に才能を発揮する青森育ちの青年画家。知人の間を渡り歩きながら、ひたすら自分の絵を描くことに心を砕くが、生活能力は全くない。ゆったり構えた器の大きな男で、津軽ことばでしばしば冗談をとばす。桜子とは、いわば同志として人生を語り合う仲で、彼女の生き方に多大な影響を与える。




■主な出演者決定にあたって…銭谷雅義チーフ・プロデューサー

 連続テレビ小説74作目にあたる「純情きらり」。45年間続く朝ドラの伝統に新たな1ページを加えるために、私たちは挑戦者でありたいと思っています。

 原案「火の山――山猿記」は、一つの家族が、第2次世界大戦をはさんで、昭和の時代を生き抜く姿を描いた大河小説です。この壮大な物語に朝ドラが挑もうとするとき、何よりも大切になってくるのは強力なキャスティングです。

 例えば、有森家の三姉妹、笛子、杏子、桜子を演じる寺島しのぶさん、井川遥さん、宮浮おいさん、――皆さん1人だけでもドラマを背負って立てる実力の持ち主です。この3人が結集して、足し算で3倍というよりも、掛け算で9倍のパワーを発揮したとき、「純情きらり」は、「火の山」のスケールに迫る朝ドラとして立ち上がるに違いありません。

 スケール豊かな素材と魅力あふれる出演者の皆さん。朝ドラの新しい挑戦にどうぞご期待ください。

番組のおしらせ(2005/7/26)

18年度前期の朝ドラは「純情きらり」!宮浮おいさん主演です。


平成18年度前期 連続テレビ小説
「純情きらり」
脚本/浅野妙子
原案/津島佑子「火の山―山猿記」

「純情きらり」のヒロイン、有森桜子を演じるのは…
宮浮おいさん
  1985年、東京都生まれ。
  中学生の時、2000年にカンヌ映画祭で国際批評家連盟賞などに輝いた映画「EUREKA(ユリイカ)」で脚光を浴びる。その後、「害虫」や今年9月公開の「NANA(ナナ)」など数々の映画に主演するとともに、ミュージカル「星の王子さま」やCMでも活躍中。NHKでは、2004年の連続ドラマ「ちょっと待って、神様」の演技で好評を得る。

『純情きらり』ここがみどころ!
  2006年春、戦争に揺れる激動の昭和を駆け抜けたヒロインを壮大なスケールで描く波乱万丈の一代記が幕を開けます!
  ヒロイン・桜子(さくらこ)は、音楽を愛するお転婆な少女です。好きなピアノで身を立てたい─桜子の強い望みは、家族に降りかかる災難と、戦争によって断ち切られようとします。しかし桜子は、様々な人々との出会いに励まされ、音楽への思いを燃やし続けます。
  もう一つのテーマは家族です。突然一家の大黒柱を失った4人きょうだいが、戦火の中でも明るく支え合う姿は、家族という感覚が希薄になりつつある現代の人々に大きな感動を与えることでしょう。
  物語は、徳川家康生誕の地で、八丁味噌の産地としても知られる愛知県岡崎市からスタートします。愛知県が連続テレビ小説の主な舞台になるのは初めてです。

脚本家の言葉…浅野妙子
  津島佑子さんの小説「火の山」を読んだ時、この世界をドラマに出来たらどんなにすばらしいだろうと、強く思いました。戦前、戦中の厳しい時代に青春を迎え、夢やぶれ、あるいは恋人と別れ、一生を通じてかたちある何ものも残せず、それでも懸命に生きた女性たちの、生命力そのものの持つ暖かさ、明るさが、作品に横溢していたからです。物は溢れているのに精神は閉塞する一方の今という時代に、このような女の命の賛歌を映像化し歌いあげることは、きっと意味ある試みになるだろうという期待もありました。
  ところが、実際にドラマを書き始めてみると、朝ドラに求められる「わかりやすさ」「笑い」「地方色」などを取り入れつつ、原案の品位を損わず、伝えたいエッセンスを見失わずに物語を綴っていくのは、思った以上に大変な作業でした。正直言って、今は暗中模索の毎日です。しかしながら、初心忘るべからず。見る人を笑わせ、楽しませながら、最後にはしっかりと心に爪痕を残す、そんな一筋縄ではいかない、濃いドラマを作りあげていきたいと思っています。

ものがたり
 昭和4年、8歳の桜子は、八丁味噌の蔵元で味噌桶に落ちてしまう。お転婆なのは母親がいないからと心配した周囲の人々は、父に見合い話を持ち込む。が、桜子は大反対。いたずらで見合いの席を目茶苦茶にして、祖父の家の納屋に逃げ込んだ桜子は、母の形見のオルガンを発見し、母を恋しく思う。そんな桜子をみた父は再婚を思い止まる。
 8年後(昭和12年)。女学校に通う16歳の桜子は、好きなピアノで身を立てたいと、東京の音楽学校への進学を希望する。卒業したら見合いして結婚するものと思っていた家族は大反対。唯一の理解者だった父も災害に見舞われる。しかし桜子は諦めず、数々の障害を乗り越えて、ついに音楽学校を受験するが…。

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