
2007年5月27日放送
由布姫(柴本幸)は亡父・諏訪頼重の供養と称して三条夫人(池脇千鶴)を寺参りに誘う。そこで姫が三条に勧めた甘酒を萩乃(浅田美代子)が飲み干した。毒が入っているのではと疑ったのだ。毒こそ入ってなかったものの由布姫の奇矯な言動に波紋が広がる。あくまで姫をかばう勘助(内野聖陽)は重臣たちから激しく非難される。大井夫人(風吹ジュン)は「そなたはもう武田家の人間」と諭すが姫は泣き崩れるばかり。晴信(市川亀治郎)は姫を諏訪に戻すことを決断する。家中の動揺を鎮めるとともに由布姫の心を落ち着かせるためであった。しかし、諏訪への道中、由布姫は隙を見て逃げ出してしまう。勘助は独り姫を求め雪中の諏訪を彷徨(さまよ)う…。
2007年5月20日放送
天文12年(1543)9月。武田勢は信州長窪城を包囲した。勘助(内野聖陽)は力攻めを戒め、策を用いて城を落とそうと謀っていた。家老・諸角虎定(加藤武)が勘助を正式に軍師として用いるよう晴信(市川亀治郎)に進言する。晴信は城攻めが成功すれば勘助を軍師とすると決める。城に籠もっていたのは相木市兵衛(近藤芳正)を始めとする各地で武田に敗れた信州の豪族たちであり、その中に平蔵(佐藤隆太)とヒサ(水川あさみ)の姿もあった。しかし、その相木こそが勘助が城に送り込んだ裏切り者だった。武田勢は相木と呼応して瞬く間に城を落とす。策が当たった勘助はついに武田家軍師として認められた。しかし、武田家には気がかりなことが残っていた。由布姫(柴本幸)が晴信に心底から従わないことであった。晴信に愛情を感じる一方で武田への恨みを捨てきれず姫は苦しんでいた…。
2007年5月13日放送
由布姫(柴本幸)は晴信(市川亀治郎)の側室となることを承諾した。三条夫人(池脇千鶴)は、由布姫に京から持参した笛を与えた。それは三条なりの姫への共感の証だった。諏訪と武田の結びつきを象徴する出来事を印象づけるため、晴信は姫を迎えるに当たって敢えて正式の祝言の形を取る。諏訪の旧臣は、晴信と勘助(内野聖陽)の狙い通り、その扱いを喜び武田家に忠誠を誓う。しかし、姫自身はいまだ武田への恨みを胸の奥に隠し持っていた。初めて、晴信と床を並べたその夜、姫は一晩中、笛を吹きあかし晴信を近づけようとしない。一方、姫の心を動かすことに成功したと信じた勘助は早くも次の戦の策を練るため信濃に向かう。姫の笛の音を耳にしながら旅立つ勘助。しかし、晴信と姫の寝所で起こっていたのは思いがけない出来事だった…。
2007年5月6日放送
由布姫(柴本幸)は諏訪から甲府に護送された。諏訪郡全土を手に入れた晴信(市川亀治郎)は由布姫を側室に迎えることを宣言する。重臣たちは、滅ぼした諏訪家の姫を側室にすれば諏訪の人々の怨みを買うと反対するが、勘助(内野聖陽)は一人賛成する。晴信と由布姫が結ばれ、二人の間に男子が生まれたら、その子を諏訪の跡継ぎにする。そうすれば諏訪の人々は怨むどころか逆に武田に忠誠を誓うというのだ。勘助は姫を説得するが、「仇敵・武田の側室となるくらいなら自害する」と断られてしまう…。