

…南野陽子
京都府警三条署刑事課警部補。右を事件に巻き込んで行くキーパーソン。良くも悪くも、考えるよりまず動くタイプ。そのためか、私生活ではバツイチで現在は独身。ただし本人は「いい経験をした」と後悔は全くしていない様子。難解な事件を次々と解決している敏腕刑事。美術品がらみの事件を担当することになり、右と出会う。
…佐野史郎
京都府警三条署刑事課長。所轄で起きた事件の采配を振る。亜子をはじめとする捜査員の性格を熟知しており、適材適所に使い分けるのがうまい。美術好きで一家言持つ。浦沢骨董店の常連客でもある。
…寺田農
京都河原町大学教授。近世日本美術を専門とする。日本美術界の権威になりつつあるが、本人自身は自由な活動を望んでいる。右の母・曜子とは、右の父を通じて若い頃からの知り合い。豪放磊落(ごうほうらいらく)な江戸っ子気質でべらんめえ調で話すが、意外に神経は細やかで、なにかと右を気遣う。
…藤村志保
右の母親。「浦沢骨董店」の2代目店主。「美術品の価格はお客さんが決めてくれはったらええ」と言いながら、時には美術品の価値が分からない成金相手にがっちり稼ぐ、凄腕の骨董商である。右の父とは、右が幼い頃に死別。以来、女手ひとつで右を育てて来た。