25分 私が初めて創ったドラマ
「ウラ声ボーイズ」

ドラマ演出経験のないNHK外の若きディレクターたちが脚本を書き、自ら演出した3本のドラマ。
情報番組、バラエティーなどの持ち場を離れ、ドラマのフィールドでほとばしる情熱を傾けた渾身の作品を、衛星ハイビジョンで3夜にわたって放送します。また、昨年度放送した3本も一挙再放送いたします。
【あらすじ】
とある高校の合唱部。男性部員は部長の原田ただひとり。そこに指導教師の響子にあこがれて安田ヒロシが入部する。ヒロシの健闘もあって男子はさらに二人増えるがこれでも混声合唱は無理。あきらめかけていたところに響子先生が「男子がウラ声をだして女声合唱の部でコンクールに出たらよい」と発案。ヒロシたちのウラ声訓練が始まった。古巣の野球部員たちからも笑われ、ヒロシは辞めそうになるが…。
実在した話から組み立てたユーモラスな物語。
【脚本・演出】
峰添忠
【脚本・演出にあたって】
今回題材に取り上げた「ウラ声ボーイズ」には実在のモデルがいます。
それは、岩手県立宮古高校音楽部の6人の男子生徒たちです。
彼らはウラ声で女子と一緒に歌い、女声合唱として2006年の全日本合唱コンクールで銀賞を受賞しました。
当時、情報番組のディレクターをやっていた私は、この話をいつか必ずドラマにしたいと思い、チャンスを待ってシナリオの勉強を続けてきました。
今回は本当に初めてのドラマ制作だったので、最初ぐらい自分の憧れのカメラマンと仕事をしたいと開き直って、私が大好きな映画「リンダ・リンダ・リンダ」「神童」を撮影した池内義浩カメラマンにお願いしました。
池内さんの撮る映像は本当に素晴らしく、今のテレビドラマでは珍しい余白と奥行きのある画が撮れたととても満足しています。
キャストは先生役の尾野真千子さん以外は、ほぼオーディションで選ばせてもらいました。現役の高校生がほとんどで、彼らの吸収力には本当に驚かされました。数少ない合唱シーンのために何日も合唱練習を行い、最後には本物の合唱部のようになりました。
「ドラマ創りは一度やると辞められない」本当にそう思いました。
【制作】
NHK・クリエイティブ ネクサス
【出演】
松川尚瑠輝 尾野真千子 染谷将太 草野イニ 太賀 ほか
【そのほかの 「25分 私が初めて創ったドラマ」】
・12月22日 5Q
・12月23日 恐竜とおじいちゃん
【昨年の「25分 私が初めて創ったドラマ」】
12月18日(金)午後10時30分から一挙放送
「GAP the BAG」「藤川道場物語」「父、帰る。」

