2007年9月24日から
夏美(比嘉愛未)は加賀美屋を立て直してみせると秋山(石原良純)に言ったものの、確たる自信はなかった。だが、彩華(白石美帆)や元板長の篠田(草見潤平)という助っ人が現れ、裕二郎(吹越満)たちも手伝いに駆けつける。さらに韓国スターのジュンソ(リュ・シウォン)が加賀美屋を応援しようとファンに呼びかけ、経済評論家の斎藤愛子(とよた真帆)はテレビ番組で老舗旅館を強引に買収しようとする外資を痛烈に批判した。おかげで宿泊予約は回復し明るい兆しが見える。加賀美屋を守ろうとする世間の反応に戸惑った秋山は、こっそりと旅館の様子を伺いに来た。ところが突然、秋山の部下たちが現れて営業の即刻中止を宣告する。環(宮本信子)はその要求を受け入れるが、今日一日だけは客を迎えたいと頼み込む。
2007年9月17日から
伸一(東幹久)は加賀美屋の株をだまし取られてしまったことを謝るが、家族たちは意気消沈したままだった。しかし、互いを思いやる気持ちが家族にある限り大丈夫だと明るく話す夏美(比嘉愛未)に勇気づけられて、皆は協力して闘うことを誓う。加賀美屋に現れた秋山(石原良純)は、建物を全面改築して大勢の客を収容できる旅館にする計画を環(宮本信子)に突きつけた。異存があれば加賀美家の家族を経営から外すと脅しをかける。さらに秋山は仲居たちをそそのかしてストライキを起こさせる。夏美や環は窮状を訴えて説得を試みるが、仲居たちは応じず両者の関係は悪化した。そして、仲居や板前たちは条件の良い職場に移ると言って加賀美屋を去ってしまう。環はこの危機を家族一丸となって乗り切ると宣言する。
2007年9月10日から
伸一(東幹久)は、秋山(石原良純)のおかげで旅館の全面建替えをする新たな資金のメドがついたと報告する。環(宮本信子)はだまし討ちのような伸一の行動を責めるが、恵美子(雛形あきこ)たちが伸一に味方したため、加賀美家が二つに分かれて対立することになる。さらに従業員も秋山に説得されて、伸一の全面建替え案を支持する方に傾く。環は伸一の目を覚まそうとするが、秋山と組むことが加賀美屋のためになると固く信じる伸一は聞く耳を持たない。秋山から加賀美屋の給料がいかに安いかを吹聴された仲居たちは賃上げ要求をしようと盛り上がる。心配した佳奈(川村ゆきえ)は秋山の動きを注意するよう夏美(比嘉愛未)に伝えたが、従業員の和は確実に乱れはじめていた。
2007年9月3日から
カツノが亡くなった悲しみを乗り越えて夏美(比嘉愛未)は毎日仕事に励んでいた。環(宮本信子)はそんな夏美を見てひと安心する。伸一(東幹久)は柾樹(内田朝陽)が作った経営改革案が評価されて銀行融資が認められたことを素直に喜べず、酒におぼれるようになった。そして、酒場で馴れ馴れしく近づいて来た秋山(石原良純)と意気投合する。秋山と深酒をした翌朝、伸一が目覚めたのはホステスのレナ(野波麻帆)の部屋だった。次の日、秋山が伸一を訪ねて来て、レナとの出来事をうまく処理してやると請合う。夏美は客に喜んでもらえるオリジナルの洋菓子作りに力を入れ、柾樹は旅館の改修で客足を回復したいと計画を進めていた。ところが、秋山が加賀美屋を全面建替えする伸一のプランに興味を示し、資金全額を用意すると約束してくれたことで、雲行きが怪しくなる。