僕がセレブと結婚した方法

漫画家志望の草食男子・信之介(窪田正孝)が、資産家の自由気ままなお嬢様・みずほ(杏)に出会い、彼女に翻弄されながらも日本男子の気骨を武器に、彼女に見初められるまでを描くラブコメ&サクセスストーリーをワンセグ独自放送でお届けします。

脚本はコメディードラマの名手・尾崎将也さん(「結婚できない男」「まっすぐな男」他)のオリジナル作品です。

ほんの5分のミニドラマながら、30分ドラマの要素を“ギュッ!”と詰め込みます。背景なし(ブルーバック)で出演者の演技を全て撮影。オリジナルイラストの背景画を合成、随所にマンガやアニメーションを挟み込む新手法で映像を作ります。アラサー世代の女性にお楽しみいだけるようファッションにもこります。

【出 演】 窪田正孝 杏 綾野剛 鶴見辰吾 きたろう 萬田久子 宅麻伸

【 作 】 尾崎将也

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番組のみどころ

 『ワンセグ世代に捧ぐ ☆ it’s a ゴージャスなミニドラマ』

 漫画家志望の草食男子・信之介(窪田正孝)が、資産家の自由気ままなお嬢様・みずほ(杏)に出会い、彼女に翻弄されながらも日本男子の気骨を武器に、彼女に見初められるまでを描くラブコメ&サクセスストーリーをワンセグ独自放送でお届けします。

 脚本はコメディードラマの名手・尾崎将也さん(「結婚できない男」「まっすぐな男」他)のオリジナル作品です。

 ほんの5分のミニドラマながら、30分ドラマの要素を“ギュッ!”と詰め込みます。背景なし(ブルーバック)で出演者の演技を全て撮影。オリジナルイラストの背景画を合成、随所にマンガやアニメーションを挟み込む新手法で映像を作ります。アラサー世代の女性にお楽しみいだけるようファッションにもこります。

【 作 】 尾崎将也
【出 演】 窪田正孝 杏 綾野剛 鶴見辰吾 きたろう 萬田久子 宅麻伸

【制作統括】 若泉久朗
【プロデューサー】 吉永証
【演 出】 西谷真一

【音響効果】 原大輔 古川千鶴
【記録編集】 高室麻子
【広 報】 今井玲子

【技 術】 川邨亮
【撮 影】 松宮拓
【照 明】 関康明
【音 声】 本間法義
【映像技術】 安村達治 太田知宏

【美 術】 服部正子 鈴木莉紗
【美術進行】 佐藤綾子
【衣 装】 渡辺政光
【メイク】 今井玲子
【持道具】 三村夏姫
【スタイリスト】 柳田真樹

【アニメーション制作】 山元隼一
【背景画作成】 フクシマミキ
【VFX】 鈴木英雄
【擬 闘】 深作覚

放送スケジュール
総合での放送決定!7月6日(火)から、毎週火曜日22:45〜22:50の全5回です(※8月3日のみ22:44〜22:49.30)。ワンセグ2でも一挙再放送!8月7日(土)0:00〜0:25(※8月6日の深夜になります)
ストーリー

 漫画家志望の草食男子・信之介が、資産家のお嬢様・みずほの魅力に翻弄されつつも、日本男子の気骨を武器に、彼女との結婚を勝ち取るまでを描くラブコメ&サクセスストーリー。実写の人物に、イラストで描いた背景を合成、アニメも挟み込んだ新手法で制作。

第1回のあらすじ

 漫画家を目指して上京した沢田信之介(窪田正孝)は、ある日セレブのお嬢様・みずほ(杏)と出会い一目ぼれ、しかし、彼女には超エリートサラリーマンの婚約者・矢島がいた。

第2回のあらすじ

 セレブのお嬢様・みずほ(杏)に一目ぼれした漫画家志望の沢田信之介(窪田正孝)は、テレビのニュースで、彼女の家に強盗が押し入ったことを知る。

第3回のあらすじ

 漫画家志望の沢田信之介(窪田正孝)は、彼女の婚約者・矢島(綾野剛)に漫画出版社を紹介されるが、ある条件を突きつけられる。

第4回のあらすじ

 信之介(窪田正孝)は、みずほ(杏)の気まぐれで、突然、見知らぬ田舎町に連れて行かれ…。

第5回(最終回)のあらすじ

 信之介(窪田正孝)は、みずほ(杏)の父親・建造(宅麻伸)から、娘を愛しているならプロの漫画家になれと言われ…。

おもな登場人物

沢田 信之介 …窪田正孝

 セレブと結婚するシンデレラボーイ。故郷を離れ東京で一人暮らしをしながら漫画家を目指している。いわゆる草食系男子で、一見おとなしく見えるが、実は正義感が強い。いざとなると、俊敏な動きをする。その秘密は彼の生い立ちにある。みずほと出会ったことで、彼女の婚約者・矢島と恋のバトルを繰り広げる。

柳田 みずほ …杏

 セレブのお嬢様。アパレル業で成功し、長者番付第3位に躍り出た柳田建造の一人娘。スタイル抜群、超美人でミス日本の候補になったこともある。物怖じしない明るい性格。ただ、時々お嬢様ゆえのわがままな面も。既に婚約者がいるが、信之介に危険なところを助けられ、その素直な人柄に接するうちに、次第に惹かれていく。

矢島 祐一 …綾野剛

 みずほの婚約者。東大法学部卒、大手商事会社に勤める超エリートサラリーマン。
ルックスもいいしセンスも悪くないのに、自意識過剰すぎて、時々墓穴を掘ってしまう。信之介の登場に危機感を持ち、信之介をみずほから遠ざけようと妨害工作をあれこれ画策する。

沢田 光子 …萬田久子

 信之介の母。

柳田 建造 …宅麻伸

 みずほの父。

片岡 …鶴見辰吾

 職を失った男。

川西 …きたろう

 謎の人物。

スタッフからのメッセージ

脚本家のことば …尾崎将也

 これまでNHKからお仕事の話をいただいても、なかなかスケジュールが合わなかったので、今回はお話があったときに無条件でやらせていただくことにしました。しかし、ワンセグで放送するドラマ、しかも一回5分という短さという初めて尽くしの経験で、手探りの作業でした。背景は合成する形で作るとのことで、出来上がりがどんなふうになるか、それを携帯の画面で見たときどんな印象になるか、全く予想出来ません。視聴者の方と一緒に、その新しいドラマの形を私自身も体験することになるのです。たまにはこういう新しい経験をして、脳に刺激を与えるのはよいことではないでしょうか。

制作にあたって …吉永証

 通勤電車内の張りつめた空気の中で、私はよく乗降口のドア上の液晶モニターを眺めています。ある日『通勤中のOLさんがこの小さな画面を見てクスッと笑ったり、ホッと和んでくれるようなドラマは作れないだろうか』と思いました。これが今回のワンセグドラマの出発点です。憧れの脚本家・尾崎将也さんのご協力と、好奇心旺盛なスタッフ・豪華なキャスト陣のおかげで、内容をパワーアップ。現在完成に向けてバクシン中です。ドラマのカタルシスにアニメのポップさをミックスした、斬新で摩訶不思議!?一度見たら病みつきになるドラマです。リフレッシュしたい、気づまりで退屈な生活を変えたいと思っている皆様、是非ご覧ください!

制作秘話

制作秘話その1 「監督の演出ノート」 …西谷真一

  吉永Pからこのドラマの演出を依頼されたとき、とても驚きました。彼の企画書には、「全編ブルーバックでドラマを撮影し背景を画やアニメで」という、3Dの時代に徹底的に逆行する完全2Dなことが書かれていました。

  一筋縄な作業ではありません。やる気がある有能なスタッフが集まりました。背景画はNHKデザイナーの服部正子さんと後輩の鈴木莉紗さんが担当。キャラクターデザインとアニメーションは福岡在住の大学院生・山元隼一さんに依頼。また合成担当として、NHKドラマの大半の合成作業を束ねている鈴木英雄さんに加わってもらいました。

  私は息抜きのつもりで1日くらいロケーションに出る目算でいましたが、Pは一言「全部ブルーバックでやりましょう」と言い放ちました。彼は私より5歳年下ですが、こういう時は大声を出した方が勝ちです。

  ブルーに囲まれた3日間の撮影は、案の定心までブルーになりました。普段私たちは何かに焦点を合わせて生活していますが、今回は目の拠り所がないのです。しかし手は抜けません。ただ芝居を撮して後で背景を考えればどれだけ楽かは知れませんが、それだと曖昧な作品になります。通常のドラマ以上に緻密な事前のカット割りが必要になります。

 撮影前に全カット背景のパースや色使いなどを決めておかなければならないので、福岡の山元さん美術部の服部さん鈴木さんとは数十回昼夜を問わず連絡をとり合いました。彼らが何日間眠れぬ夜を過ごしたか計り知れません。

 撮影後は、背景を足していく作業になるので私の仕事は終わったと思っていましたが、そうではありませんでした。編集画面もブルーなのです。完成予想図が完全に頭の中にできていないといけません。完成を「予想」しての撮影や編集は普段のドラマ演出の数倍疲れるものでした。

 スタッフ・キャストの血の滲む努力の甲斐あって、とても楽しい作品に仕上がりました。このワンセグドラマは、持って見る「テレビ」、立ち読みする「テレビ」です。是非録画して、お気に入りのカットで止めて次を捲る感覚で見て欲しいです。普通のドラマは時間軸が決まっていますが、このドラマはみなさんにスタートストップを繰り返してもらい、1ページ1ページを楽しんでもらいたいです。コーヒー片手に、もう一方の手でワンセグ。良質のコミック本のクォリティは、我々が保証します。

制作秘話その2 「アニメーション担当の制作ノート」 …山元隼一

  僕はNHKのデジスタの司会・中谷さんの紹介で、“僕セレ”に参加することになりました。九州の大学院に在学しているので、絵は全てデータのやりとりで作業しました。

  三月末にあった最初の打ち合わせの時に、演出の西谷さんから絵のタッチについて人物の等身はリアルに割と近く、線が女性的で暖かみのある感じでという指示がにありました。なので、僕としては西谷さんの考えている世界観を大事にしながら、自分の描きたい絵のラインにおとしこむ感じで描いていきました。ワンセグはテレビに比べ、画面が小さいため、複雑に描いても線が見えにくくなってしまう。出来るだけ線は省略して力のある線だけは残して、見やすい画面作りをしようとこころがけました。あとはスピーディな展開のドラマですので、その流れを止めないように前後のカットのつながりにテンポ感が生まれるよう絵を描くようにしました。

  アニメパートはそんなに苦労はしなかったんですが、漫画パートでは信之介の荒削りの漫画の才能をいかに表現するかということに苦心しました。西谷さんが本当に自由にやらせてくれて、いい意味で期待を裏切ろうと思って画面を構成していきました。ただ、撮影の日程が確か4月中旬で、それまでに撮影に必要なマンガ原稿を間に合わせるのが、ちょっと大変でした(笑)。

  西谷さんが一枚描くごとに励ましのメールで鼓舞してくださり、修正があまり出ないようなディレクションで描かせていただいたので無事間に合わせることができました。あとは、大学の後輩に色塗りを手伝ってもらったり、僕の代わりにご飯を買いに行ってもらったり、居眠りしないよう見張ってもらったり(笑)。今回は、デザイナーの服部さんや仲間の博多さんの描いた田舎の背景がすごく綺麗で見所ですね。スケジュールなど厳しい状況の中、各担当の方々の粘りで観たことがないような手の込んだゴージャスな画面作りができたのではないでしょうか。

制作秘話その3 「映像デザインのお仕事」 …鈴木莉紗

 私が所属する映像デザインは、番組のスタジオセットのデザインや、ドラマの舞台となる空間の設計を担当します。

  今回のドラマ「僕セレ」では、すべてのシーンをブルーバックで撮影して(つまりセットが何もない)、代わりに背景画やアニメーションを取り入れた漫画のような映像世界を表現することになりました。

  入局してまだ2年目、背景画ひとつ描いたことがない私は、仕事と称していろんな漫画を読みあさり、宮崎アニメの背景画で有名な男鹿和雄さんの画集などを参考にしたりして背景画についてまずは調べました。

  そして、その後の仕事の手順としては、まずは先輩と一緒に、台本を元に背景コンテを描き、プランを設計。次に監督と打合せを行い、カメラ割りを考えてどの方向からの背景が必要なのか割り出しました。そして、先輩にパースの描き方の基本の「き」から極意まで伝授してもらいながら、ひたすら描いて描いて描きまくりました…。まるでアニメーションの制作現場のようで、全体の仕事量がつかめない私は、毎日が目に見えぬ敵に挑み続ける感じでした。

 そんな私を成長させてくれた今回の番組では苦労が多かった反面、楽しいこともたくさんありました。「僕セレ」は『オシャレ』が重要なキーワード。ファッション誌で活躍するスタイリストの柳田真樹さんに、若い人たちが楽しんでもらえるようなスタイリングをしていただきました。みずほのコーディネイトは小物、アクセサリーの使い方まで、すぐにでも参考にできるような仕上がりです!

 お昼休みのラスト5分、現代人のココロを癒す食後のスイーツのようなラブコメ「僕セレ」を是非ご堪能ください!

制作秘話その4 「セレブのファッションに注目」 …佐藤綾子

ドラマ収録において本番前の準備は、多岐にわたります。その1つは、衣装合わせ。

衣裳合わせは、台本の内容に沿って役者さんの衣裳を決める大事な作業です。

「僕がセレブと結婚した方法」・・・主役は、タイトルにもあるように「セレブ」なみずほ。みずほは、お城のような豪邸に住んでいる超お嬢様!!総資産うん十億・・なんて言葉も。そんなみずほの衣裳を、雑誌を中心に活躍している柳田真樹さんを迎え、ぶっ飛んだお嬢様っぷりを、一枚一枚の映像をおしゃれな女性誌をめくる感覚で表現していきました。ドラマへの参加が初めてとなった柳田さんのスタイリングは、目からウロコ。ワンシーン毎に合わせる衣裳をみずほに扮する杏さんが、着付けカーテンの隙間から出てくる度に、 おおおぉぉっと歓声が上がって、衣装合わせが何とも楽しいひと時となりました。雑誌の表紙も多く飾る杏さんの着こなしもお見事!!本当に素敵でした。

柳田さんのスタイリングの特徴は、枠にとらわれない発想による自由な組み合わせと華やかな小物使い。

実際の放送は、携帯電話というとても小さい画面にて、一点一点衣裳に合わせた靴や、帽子やアクセサリーまでなかなか楽しめないかと思いますので、小物使いを中心にこの場をお借りして、少しだけお見せしちゃいます!!

柳田スタイルマジックは、実際の画面にてお楽しみください!!!

制作秘話その5 「音響効果の制作ノート」 …古川千鶴

 ○「いい絵画を見た時のようなリッチ感」
 ○ 毎回5分間、大なり小なり「感動」したい
という演出・西谷さんからの注文で、この2つを味わえる音作りを目指しました。

 「音響効果」は音楽や効果音を使い、番組を“音”の面から演出していく仕事ですが、通常、編集直後の映像にはすでにたくさんの音が入っています。ロケ先の自然音や街の空気感、スタジオセットの質感などです。しかし「僕セレ」は全編ブルーバックですから、合成前の映像を受け取った時、文字通りそれは“しーん”としていていました。あるのは役者さんのセリフと息づかいだけ。そこから完成画を想像し、音のイメージを膨らませていくという作業から始めました。

 テレビと違いワンセグは画面が小さく、音声的には必ずしも恵まれた状況で見てもらえる訳ではありません。効果音を入れ過ぎても逆に聞き取れなくなってしまいます。一方で繊細なところはテレビと同じで、音楽を入れるちょっとしたタイミングや曲のニュアンスが異なると、同じ画でも全く違った意味合いに見えてきます。伝えられる情報が限られる分、「シンプルでわかりやすく」しかし「丁寧に」作りましたので、何気なく見て頂いた方にも心の中に何か残るようなドラマになったのではないでしょうか。

 音響効果になって3年目、目新しいものが好きな私にとって、漫画ともアニメともこれまで見慣れたドラマとも違う「僕セレ」はとても刺激的で、面白い体験でした。そのためつい音で遊ぶような感覚になり、コミカルさやテンポ感を出す方向に進めがちでしたが、音響効果チーフ・原さんの「目新しさの中にも含まれている“素朴”“素直”“純愛”といった要素をしっかり表現する」という方針に立ち返り、試行錯誤しながら、5話のうち2つ(第3、4回)を担当させていただきました。シンプルで短いストーリーなのに、何度も見たくなる。そんな「リッチな5分間」になっているのではないかと思います。