
2008年11月30日放送
天璋院(宮アあおい)は勝(北大路欣也)と対面し、官軍との戦を避ける方法について話し合う。勝は江戸に火を放ち、焼け野原にして官軍の江戸城攻めを阻むという策を披露する。一方の天璋院は、西郷(小澤征悦)の心を和平へと動かす手だてついて、幾島(松坂慶子)とともに思案する。その頃、西郷率いる官軍は江戸に入る。西郷との話し合いのため薩摩藩邸に向かう勝に、天璋院は父・斉彬(高橋英樹)の手紙を託す。西郷と対面した勝は江戸城明け渡しを約束した上で徳川家の存続を願い出るが、西郷はあくまで官軍による江戸城攻めを押し進めようとする。しかし勝が天璋院から預かった斉彬の書状を見せると、西郷は心を動かされ、江戸城攻撃をとりやめる。京の御所では、その知らせを聞いた帯刀(瑛太)が大いに喜ぶ。しかし岩倉(片岡鶴太郎)と大久保(原田泰造)は、徳川家存続は新政府にとって脅威となると考え、徳川家を駿府に移し、石高を大幅に減らすと言う。一方、大奥では天璋院が女中を一同に集め、徳川家存続のため江戸城明け渡しに応じる意向を告げる。そして大奥につとめる者は皆、徳川家の家族であり、大奥を出た後の世話も自分が責任を持つと言う…。
2008年11月23日放送
天璋院(宮アあおい)と静寛院(堀北真希)は、将軍・慶喜(平岳大)の助命を朝廷に嘆願する手だてについて話し合う。その頃、勝(北大路欣也)は幕府軍の陸軍総裁に任命される。徹底抗戦を主張する老中たちに対し、勝は薩長軍との戦は避けるべきだと主張する。一方、京では帯刀(瑛太)が岩倉(片岡鶴太郎)と会い、江戸攻めの軍参謀が西郷(小澤征悦)に決まったことを聞く。江戸攻めに反対する帯刀は、西郷に会うため薩摩軍本陣に向かうが、面会を拒絶されてしまう。西郷は帯刀に説得されて江戸攻めの決意がぐらつくのを恐れたのだ。そんな帯刀のもとに、京で隠棲していた幾島(松坂慶子)が訪れる。幾島は帯刀に対し、なんとか江戸攻めを止めてほしいと願い出る。帯刀は西郷の気持ちを変える手だてはひとつしかないと幾島に告げる。それから間もなく、慶喜討伐の軍が京を出立する。不安を募らせる江戸城大奥の天璋院のもとに、幾島があらわれる。幾島は、西郷に宛てた手紙を天璋院に書いてもらい、その書状を持って西郷を説得しに自らが向かうと告げる…。
2008年11月16日放送
天璋院(宮アあおい)と静寛院(堀北真希)は大奥で寂しい正月を迎えていた。二人の願いも空しく、大坂では慶喜(平岳大)が薩長軍を討つ兵を挙げようとしていた。西郷(小澤征悦)たちも幕府軍を迎え撃つ準備を京で整え、ついに戦いが始まる。薩長軍は岩倉(片岡鶴太郎)の準備した錦の御旗(にしきのみはた)を戦場で掲げる。天皇の敵となった幕府軍は総崩れとなり、慶喜は部下を捨て江戸へ逃げ帰ってしまう。慶喜は勝(北大路欣也)に力を貸して欲しいと頼むが、頼るべきは天璋院だと言われ、しぶしぶ面会を申し込む。慶喜が逃げ帰ったという知らせは、大奥を大きく揺るがしていた。慶喜の首を差し出せと言う本寿院(高畑淳子)の叫びに、沈黙を守る天璋院。対面の席で、生き恥をさらすくらいなら死を選ぶと言う慶喜に、天璋院は生きるべきと告げる。そして静寛院とともに慶喜助命の願いを書くことを決意する。驚く慶喜に、慶喜もまた自分の家族であると語る天璋院。天璋院は、亡くなった家定(堺雅人)、家茂(松田翔太)の分まで生きて欲しいと慶喜に伝える。一方、京では西郷が江戸攻めの指揮をとりたいと岩倉に願い出ていた。その目は討幕の決意に満ちていた…。
2008年11月9日放送
将軍も御台所もいない大奥では、天璋院(宮アあおい)だけが心の支えとなっていた。帯刀(瑛太)は徳川家を討とうとする西郷(小澤征悦)と大久保(原田泰造)をあくまで止めようとしていた。しかし二人は聞く耳を持たず、岩倉(片岡鶴太郎)とともに幕府を倒す計画を進める。岩倉の画策で、朝廷は慶喜(平岳大)に官位と領地の返上を命じる。天璋院はその命令に疑問を覚えつつ、勝(北大路欣也)に戦だけは避けるようにと言う。しかし慶喜は薩摩・長州を挑発、諸国の軍勢が大坂へ集まり始める。帯刀は天璋院を救うため、お近(ともさかりえ)と一緒にお幸(樋口可南子)の元へ向かう。帯刀に頼まれ、お幸は天璋院に薩摩へ帰るようにとの文を書く。母からの文を読んだ天璋院は、使者の小の島(佐藤藍子)に帰ることはできないと涙ながらに告げる。そこで重野(中嶋朋子)は滝山(稲森いずみ)に、薩摩へ帰るよう天璋院を説得して欲しいと頼む。生まれ育った薩摩に討たれるようなことがあってはあまりにむごいと言う重野に折れ、滝山は天璋院の前へ。しかし天璋院は、大奥の皆こそが自分の家族だと言いその説得を断る。そして大奥を最後まで守り抜く決意を新たにするのだった…。
2008年11月2日放送
家茂(松田翔太)のいなくなった大奥は寂しさに包まれていた。跡を継いだ慶喜(平岳大)は京にあり、薩摩長州との戦いに備えている。天璋院(宮アあおい)は、主のいない大奥の危機をひしひしと感じていた。 一方、帯刀(瑛太)は西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)とともに岩倉具視(片岡鶴太郎)の元にいた。岩倉は、幕府を武力で倒すべきと主張。それに同意する西郷と大久保に、帯刀は衝撃を受ける。帯刀は龍馬(玉木宏)から和をもって幕府を倒す大政奉還(たいせいほうかん)の策を聞き、その実行を決意。諸侯の集まる会議の席で、政治を幕府から朝廷へと返す大政奉還の意義を熱弁する。慶喜が政権を返上するとの知らせが届いた大奥は動揺する。天璋院もどうして良いか分からない。そんな中、庭田嗣子(中村メイコ)が倒れ他界し、静寛院(堀北真希)は深い悲しみに包まれる。帯刀は薩摩へと帰る数日前、龍馬と日本の未来について語りあっていた。しかし薩摩に帰った帯刀の元に届いたのは、龍馬暗殺の知らせだった。天璋院は勝(北大路欣也)から大政奉還の意味と、それに命をかけた龍馬の存在を知る。そして、ある決意を大奥の皆の前で語り始める…。