
2008年12月14日放送
江戸城を出た天璋院(宮アあおい)は、本寿院(高畑淳子)や唐橋(高橋由美子)らと平穏な日々を送っていた。そんな天璋院を、薩摩から来たお幸(樋口可南子)と忠敬(岡田義徳)が訪ねる。これまでの苦労をねぎらうお幸に、天璋院は母の教えのおかげと感謝の言葉を語る。その頃、大久保(原田泰造)たちの新政府の運営は多難を極めていた。頼みの西郷(小澤征悦)は薩摩へ帰り、帯刀(瑛太)も体を壊し大阪の病院にいた。帯刀の病状はお琴(原田夏希)の看病も空しく悪化。薩摩から駆けつけたお近(ともさかりえ)に、満足のゆく人生であったと言い残し帯刀は世を去る。帯刀が残した手紙に心動かされ、西郷は新政府へ復帰することを決意する。京へ帰っていた静寛院(堀北真希)が天璋院を訪れる。徳川家を継いだ家達(私市夢太)の聡明さにふれ、静寛院は安堵する。二人は勝(北大路欣也)の案内で芝居見物に出かけるなどし、親交を深める。その後、成長し婚約の決まった家達(吉武怜朗)の祝いに滝山(稲森いずみ)、重野(中嶋朋子)ら大奥の面々が天璋院の家に集まる。大奥を出た後のそれぞれの人生を聞き、天璋院は満足そうに微笑み写真に収まるのだった…。
2008年12月7日放送
無血開城の日が近づいた江戸城では、天璋院(宮アあおい)が大奥の住人たちとの別れを惜しんでいた。静寛院(堀北真希)は、徳川宗家が再び江戸城に戻れるよう朝廷に嘆願するつもりだと言う。そしてついに天璋院たちが江戸城を去る日がやって来た。天璋院は、大奥で過ごした懐かしい日々の思い出に浸りながら、一人、大奥中を歩き回る。いよいよ支度が整ったとき、花を活けている本寿院(高畑淳子)を見てふと思いつき、残っている女中全員に命じる。皆で花を活け、大奥中をいっぱいの花で飾るようにと。滝山(稲森いずみ)は、天璋院がいたからこそ大奥は混乱もなく無血開城を迎えられたと言う。自らの運命を知った大奥が、天璋院をここへ呼び寄せたに違いない、と。天璋院は大奥を閉じる役割が自分に与えられた天命だったのだと悟る。京では帯刀(瑛太)が岩倉(片岡鶴太郎)らと会い、薩摩藩が他藩に先んじて版籍奉還を行うつもりであることを告げる。一方、江戸では、一橋邸に移った天璋院のもとに、静寛院がやって来る。静寛院は江戸を去り、京へ帰ることを天璋院に告げる。次々と人が去っていくことを寂しく思う天璋院のもとに、突然思いがけない人物が現れる…。