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「天下に動乱を起こさんとする者、この柳生十兵衛が容赦せぬ」
島原の一揆を前に、幕府と朝廷は互いの思惑を交錯させていた。島原に反乱勢力を集め、一気に鎮圧して盤石の徳川幕藩体制を目指す柳生但馬守。幕府の権威失墜をもくろむ朝廷と老中・酒井忠行。大きな歴史の渦に巻き込まれる柳生十兵衛。朝廷は刺客として十兵衛の 兄弟子・荒木又右衛門を送りこむ…。 |
『男の正義と政事』…池田政之(脚本家)
村上弘明さん主演の“男の本格時代劇”『柳生十兵衛七番勝負』は大層好評を頂き、続編と相なりました。応援くださいました視聴者の皆様には、心よりお礼申しあげます。第二弾の舞台は島原の乱です。村上さんの十兵衛、夏八木勲さんの但馬守は勿論、実在の天草四郎、荒木又右衛門、由比富士太郎、酒井阿波守、松平伊豆守、更には円条寺某などが登場し、島原前夜から乱に至るまでの、幕府と朝廷を巻き込んだ裏面史的時代劇です。
とはいえテーマはやっぱり「正義VS政事」と「痛みある殺陣」そして“男の本格時代劇”。村上さんには又も大いに悩んで戦って頂きました。最終回にはどんな結末になっている のか…。それではどうぞお楽しみ下さいまし。 |
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『心に刻まれる時代劇を』…小林千洋(エクゼクティブ・プロデューサー)
金曜時代劇の歴史をふまえ新しい時代劇の枠「木曜時代劇」がスタートします。その第1弾がこの「柳生十兵衛七番勝負 島原の乱」です。当然これまで以上に見ごたえのあるドラマのシーンや息をのむ殺陣をふんだんに盛り込み、皆さんに楽しんでもらえる番組をお送りしようと考えております。私の子供時代は現在と違いテレビ放送がようやく始まった頃で、映画を見に行くことが唯一の楽しみでした。なかでも時代劇は作品に夢がありスケールが大きく、胸をワクワクさせて観に行った憶えがあります。この作品はそのような感動を視聴者の皆さんの心に刻んで頂けたらと思って制作したものです。ぜひご覧頂き、楽しんで頂けたらと思います。 |
『B級一直線』…吉村芳之(ディレクター)
柳生十兵衛という人物は、例えば宮本武蔵などと比べるとどこかうさん臭い。これまで何度も映像化されているが、やはり内田吐夢監督の宮本武蔵、または稲垣浩監督の宮本武蔵、と映画ファンなら誰でも思い出すような武蔵とは少し違う。一言で言って、歴史上B級な人物なのである。かくて、NHKでも武蔵は大河ドラマであり、十兵衛は木曜時代劇となる。そしてそのことこそがわれわれの十兵衛への愛の源であり、このドラマのネライともなる。大言壮語せず、おおらかにわが道を往く。その愚直さ爽快さこそがこの人物の持ち味である。ネクラの武蔵、ネアカの十兵衛というわけで、今の世にどちらが必要かは明らかではないか。B級な人物を主人公にした血湧き肉躍るB級活劇!大いにお楽しみ下さい。ただし、残念ながらA級の出演者がそろい、このドラマのバランスを崩さないかそのことだけが心配である。 |
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放送予定:平成18年4月6日〜5月25日(連続7回・5月4日は放送休止)
総合テレビ・デジタル総合テレビ 毎週木曜午後8時から
原案:津本陽「柳生十兵衛七番勝負」より
脚本:池田政之
音楽:梅林茂
殺陣:久世浩
主題歌:伴都美子「鵺の鳴く夜」(ぬえのなくよる)
制作統括:小林千洋(NHKエンタープライズ) 吉田雅夫(NHKドラマ番組)
演出:吉村芳之(1・2・6・最終回) 岡田健(3・4回) 松浦善之助(5回) |
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