笑う三人姉妹について…秋元康
他人のことは、ああだこうだ言えるのに、自分のこととなると思うようにいかない。そんな不器用な人間たちのドラマです。
みんな欠点だらけのお人好しですが、その愛すべきキャラクターに、「あっ、あいつに似ている」と思わず、身近な誰かを思い浮かべてしまうかもしれません。
あるいは、自分に似ていると痛いところを突かれるかもしれません。
でも、そんな完璧ではない人たちが集まって、助け合って生きているんです。
笑って、頷いて、最後に泣いて下さい。
制作統括のことば…若泉久朗
秋元康さんが書き下ろした新感覚のホームコメディが、「よるドラ」にいよいよ登場です。「電車の中で、昨日のアレ見た?と会話になるようなドラマを作りましょう」というのが企画のスタートでした。占い、料理、恋愛など今のトレンドを戦略的にちりばめつつ、秋元さんならではのドキッとくるセリフで見せるドラマです。「私は恋に猫舌な女です」「女はいつもワンサイズ・スモール」キャッチなセリフで笑って泣かせます。浅野ゆう子さん、野際陽子さん、橋爪功さんの三人競演は初めて。光浦靖子さんも本格的なドラマレギュラー初挑戦、牧瀬里穂さんはコメディに新境地を見せています。そして小林幸子さんが「よるドラ」に初登場、田辺誠一さんがナイーブな青年を好演します。人それぞれがお互いを思いやるあたたかさが、ドラマを見ていただく皆さんの胸に響けばと願っています。
演出のことば…小松隆
「笑う三人姉妹」秋元さんの楽しいセリフと、キャストのみなさんの軽妙な演技を、リズミカルなテンポでまとめるように工夫しました。
収録に入る前、容姿・性格・職業、どれも違いがありすぎる設定なので、姉妹に見えないのではないかといささか心配でした。ところがこのキャラの違う可笑しな三人を演じる浅野さん、光浦さん、牧瀬さんの息は見事に合っており、本当にどこかにいそうな姉妹だと思えてきました。タイトルが「三姉妹」ではなく「三人姉妹」というのも頷けます。
この先、松岡家の人々の「幸せ探し」は続きます。そして意外な展開を経て、その幸せは身近なところにあるのだと気づきます。
さて、いま私の頭に、ぱっと浮かんだ四字熟語は「千客万来」たくさんの方々に観ていただきたいと願っています。
タイトル画は水森亜土さんの作品です
「笑う三人姉妹」のタイトル画を提供してくださったのは、かわいいイラストでおなじみの水森亜土さんです。透明アクリルボードに両手で絵を描きながら、しかも歌まで歌ってしまうという「歌のおねえさん」として鮮烈にデビュー。それからはジャズ歌手、童謡歌手、画家、作家として多彩な才能を発揮されています。特に里吉しげみ氏が主宰する「劇団未来劇場」では、看板女優として活躍されています。
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