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おもな出演者
* * てらさかきちえもん・かみかわたかや 赤穂藩・足軽。瀬尾孫左衛門の妹・篠との祝言をあきらめ、大石内蔵助とともに吉良邸に討ち入る。討ち入り直後、大石の命を受けた吉右衛門は、浪士から離れ行動を別にする。そのため世間からは卑怯者、赤穂浪士の面汚しと非難を浴びる。大石が命じたことは二つ。生き証人として討ち入りの真意を後世に語り継ぐこと、浪士の遺族たちの相談相手になることだった。吉右衛門は、世間をはばかる陽の当たらない苦難の人生を歩み始める。

せのおまござえもん かがわてるゆき 大石家の用人。孫左衛門も連判状に名を連ねるが、討ち入り前夜に脱盟し、行方をくらましてしまう。世間からは不忠義の卑怯者と謗られた。連絡を全く絶ち、友情で結ばれていた吉右衛門にもその行動は謎だった。実は孫左衛門は刈屋孫左衛門と名乗り、町人として暮らしていた。吉右衛門と同じく大石から密命を受けていたのだった。
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* * しの わくいえみ 瀬尾孫左衛門の妹。寺坂吉右衛門と祝言を上げるはずが、浅野家断絶、四十七士の討ち入りで、その運命は大きく変わる。美濃の武家に嫁ぐが、兄・孫左衛門の脱盟で、卑怯者の妹として不遇の生活を強いられていた。吉右衛門に助けられ、一時、京で一緒に暮らすが再び別れが訪れる。男たちの生き方に翻弄され、波乱の人生を送る。

おおいしくらのすけ きたおおじきんや 赤穂浅野家家老。吉良邸に討ち入り主君の無念を晴らし、忠義の士として世間の賞賛を受ける。深慮遠謀の大石は、討ち入り前に仕官を希望する者には仕官の口を、そして浪士の遺族やその他の藩士のために浅野家の財産を処分した金を用意するなど周到に準備していた。そしてさらに赤穂浪士の行為を末長く正しく伝えるために、寺坂吉右衛門を生き証人として残したのだった。 * *

* * あまかわやぎへい つがわまさひこ 大坂天満で悉皆(しっかい)問屋を営む豪商。赤穂藩の塩を商い、討ち入りの手助けをする。浅野家断絶の折、藩の財産を整理した金を大石から預かっている。吉右衛門の相談相手となり、また進藤源四郎らと協力して吉右衛門を助け、赤穂浪士の遺族たちを陰から援助している。浪士の遺族の赦免、大石と可留(かる)の遺児・可音(かね)と茶屋四郎次郎の息子の結婚にも力を尽くす。

しんどうげんじろう えもりとおる 元赤穂浅野家家臣、大石内蔵助の親戚筋にあたる。浅野家断絶の折、大石内蔵助の推挙で近衛家に仕官し近衛家熈の家宰〈家老〉を務めている。赤穂藩の旧臣を多数公卿・侍の家に仕官させるなど、大石亡き後、旧赤穂藩の人々の中心的存在。陰で吉右衛門を手助けする。そして主の近衛家熈の妹が家宣の正室という立場を利用し、天川屋とともに浪士の遺児を助けるため柳沢吉保に戦いを挑む。 * *

そのほかの出演者

柳沢吉保(やなぎさわよしやす)…田村 亮(たむらりょう)
将軍家の御側用人として権勢を振るう。赤穂浪士切腹の後も、その処断が非難を浴びないよう、寺坂吉右衛門をはじめとする元浅野家の家臣に目を配り、策謀を巡らす。

仙石伯耆守(せんごくほうきのかみ)…神山 繁(こうやましげる)
大目付。赤穂浪士に切腹を伝える。その後赤穂浪士の遺児たちの赦免を画策し自首した寺坂を、8か月間屋敷に預かる。次第に寺坂の人物に惹かれていく。

徳川家宣(とくがわいえのぶ)…榎木孝明(えのきたかあき)
五代将軍綱吉の後を継ぎ六代目の将軍となる。生類憐れみの令を廃し、柳沢吉保を罷免するなど改革を断行。この将軍交代と進藤源四郎たちの画策により、赤穂浪士の遺児たちが赦免となる。

小雪(こゆき)…三林京子(みつばやしきょうこ)
元赤穂藩士・各務八右衛門の妻。京五条若宮八幡門前の茶店「草の葉」の女将。再会して京に暮らし始めた吉右衛門と篠の力となる。

大石りく(おおいしりく)…平 淑恵(たいらよしえ)
大石内蔵助の妻。討ち入り前に離縁されたが、旧赤穂藩士の家族の相談役、心の支えとなっている。

吉田菊(よしだきく)…伊藤榮子(いとうえいこ)
吉田忠左衛門の妻。かつての家来、寺坂吉右衛門を優しく迎え入れる。

茶屋四郎次郎(ちゃやしろうじろう)…江原真二郎(えばらしんじろう)
京都の豪商。息子の修一郎に商売を譲ろうと考えているが、大石の遺児・可音の話しを聞き是非にと息子の嫁に迎え入れる。

可音(かね)…水橋貴己(みずはしたかみ)
大石内蔵助と可留の忘れ形見。内蔵助の切腹の後に生まれる。瀬尾孫左衛門により密かに、大切に育てられた。


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