末松吉子(松本明子)は中堅食品メーカーのOL。恋人で開発部部長の北岡(辰巳琢郎)と、宮崎県・高千穂のコテージで、7日間の休暇を過ごす計画を立てた。そこで北岡に結婚を決意させるつもりだったが、北岡に急な仕事が入り、吉子は一人、コテージで待つ羽目になる。予約の手違いで、売れないSF小説家の小田龍之介(山口祐一郎)と一つ屋根の下で過ごすことになる。 |
「勘違い」と「思いこみ」、これは深刻な現代病のひとつです。しかもそれに冒されている多くは女性たち。彼女たちは女性特有の感覚の鋭さを、自分の内側にではなく、外側に向けてしまい、変わりゆくファッションなどに振り回される日々を送っているのです。しかし、自分らしくない生き方は、どこかに空しさを生み、女性たちが自分らしいイキイキとした生を生きられないという不幸を呼んでいます。 |
等身大の35歳女性って、どんな感じだろう? |
このドラマは、一風かわったドラマだとお感じになるかもしれません。ほとんどのシーンが、宮崎県高千穂の、とあるコテージの中です。登場人物の数も絞りに絞り込まれています。そういうと、なんだか「実験的なドラマ」のように聞こえますが、決してそうではありません。笑って、笑って、時に切なくなるラブ・ストーリーです。物語の中でラブを繰り広げるメインキャストの皆さんの平均年齢は38歳!今まで日本ではありそうでなかったタイプのドラマに仕上がっていると思います。そして、NHKドラマ初主演の松本明子さんが演じるヒロイン末松吉子(略して末吉)の姿に、我々は勇気づけられるはずです。 |