刑事の現場 おもな登場人物

おもな登場人物

伊勢崎彰一

…寺尾聰

 叩き上げで育ってきたベテラン刑事。普段は感情を表に出さず、一見冷たい人物にも見えるが、心の奥には暖かさを持つ。団塊世代の大量退職にあたって、刑事の技をどう伝えていけるかを危惧している。実は啓吾の父が殉職した事件に関わり、それが心の痛みにもなっている。啓吾には運命めいたものを感じ、彼を一人前の刑事にするために残り少ない刑事人生を捧げようと尽力する。

加藤啓吾

…森山未來

 東和警察署に赴任した新人刑事。刑事であった父が幼少の頃に殉職し、その憧れから刑事になった。正義感が強く真面目だが、優しい性格のため、時に情に流され、事件の全体像が見えなくなる嫌いもある。伊勢崎のクールな態度に反発しつつも、「事件や人の心には表と裏がある」ことを教えられ、刑事魂を叩き込まれてゆく。

野下浩美

…石倉三郎

  麻薬や暴力団対策を担当する捜査二係係長(警部補)。ごつい身体、ヤクザまがいのファッションセンス、迫力ある"ダミ声"で二係一筋。伊勢崎とは旧知の間柄で、彼の痛みを知る数少ない友人。思いの外の人情家で、部下思いの優しい一面ももつ。

瀬戸山瑞穂

…池脇千鶴

 県警の警務部に務める準キャリアと結婚し一児の母となるも、出産後に職場復帰を果たし刑事になる。但し、現在は別居中。頑固な性格で、人間観察は鋭い。桐島のように女性を捨て、仕事一筋に生きる女が苦手な一方、伊勢崎にはシンパシーをもつ。小柄な体型に似合わず、柔道三段、剣道三段。

古川良介

…忍成修吾

 啓吾とは同期だが、偶然手配犯を見つけて逮捕した功績により、一年早く刑事になる。岸田に憧れる腰巾着なところもある。過去(中学・高校時代)に苛められていた経験あり。伊勢崎の刺激を受け、啓吾の良きパートナーとして成長していく。

岸田渉

…浜田学

 主任(巡査部長)。若手刑事のリーダー格。バランス感覚がよく、合理的かつ要領のよい捜査が信条。伊勢崎のやり方をいつも暗に批判する。東和署では「できる刑事」と呼ばれ、本庁への出世も近い。

木島昭太

…三浦アキフミ

 鑑識係員(巡査)。鉄道写真が趣味であることから鑑識に回された青年。やる気があるのかないのか分からない。言葉も少なく、ある意味オタク系である。ヘマをする度に辞めたいと訴える。

守本真二

…宇崎竜童

 捜査課鑑識係主任。鑑識一筋。地道な仕事の似合う地道な男。真面目が取り柄。野下とともに伊勢崎の愚痴相手で、喫煙コーナーでつるんでは「近頃の若い者は…」とグチをこぼす。今春、退職が決まっている。

桐島奈津子

…真野響子

 東和警察署の副署長。愛知県警女性警察官のパイオニア的存在で、かつては伊勢崎の同僚だったこともある。伊勢崎と啓吾の父親との過去の因縁にも絡み、共通した痛みを持つ。仕事はできるが、少々うるさ型。オフには制服を脱ぎ捨て、華麗な服装でパチンコ台に向かう趣味も。

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