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* おもな登場人物
サトウハチロー 唐沢寿明 紅緑とハルの長男。紅緑がシナに夢中になり、家庭がきしみ始めた頃から、落第と転校を繰り返す放浪の日々を過ごす。10代から詩作を始め、初めて作詞をした流行歌「麗人の歌」のヒットで、大衆文化の担い手としての活躍が始まる。 * 歌川るり子 鶴田真由 ハチローの2番目の妻。映画女優。映画がサイレントからトーキーに移る激動期、女優として翳りが出始めた頃、ハチローと運命的に出会い、恋に落ちる。ハチローとの間に2男をもうけるが、戦後間もなく病に倒れる。

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アイン
…今井雅之

 ドラマ上の架空の人物で、浅草を仕切る関東大村組の若い衆。浅草寺の境内に捨てられていたところを拾われ、紅緑、ハルなど、様々な人に育てられた。ハチローの幼馴染で、親友。
くみ子
…松本明子

 ハチローの最初の妻。シナの付き人をしていた頃、浅草でふらふらしているハチローの腰を落ち着かせようと、紅緑の計らいで結婚。2女1男をもうけるが、るり子の出現で離婚する。

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江川蘭子
…松尾れい子

 ハチローの3番目の妻。浅草レビューの舞台に立っていた女優でダンサー。ハチローの名前が売れ始め、ハチローがるり子と暮らし始めた頃、ほぼ並行して深い仲となった。るり子の死後、ハチローの妻となる。
ハル
…烏丸せつこ(からすま せつこ)

 ハチローの母で、紅緑の最初の妻。仙台の裕福な医者の娘で、紅緑が仙台で新聞記者をしていたときに結婚。紅緑に離縁され、仙台の実家で病死。

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節(たかし)
…西川忠志

 ハチローの2歳下の弟。お金と女性のことで度々問題を起こし、紅緑の頭を生涯にわたって悩まし続ける。愛人と広島で被爆して亡くなる。
シナ
…原田美枝子

 紅緑の後妻。紅緑の"宿命の女"ともいえる存在。結婚というものを嫌い女優を志して大阪から上京したが、紅緑の情念に引きずられ、舞台に賭ける夢を断念させられた。

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…忍成修吾(おしなり しゅうご)

 ハチローより13歳下の弟。両親の離婚のとき、ハルとともに仙台に行く。ハルの死後、ハチローと紅緑の家を行ったり来たりするが、18歳の時、結婚を約束していた女性と心中を図る。
佐藤紅緑(さとう こうろく)
…原田芳雄

 ハチローの父。新聞社を転々として生活の苦しい時もあったが、劇作家として名をあげ、「あゝ玉杯に花うけて」など少年小説で一世を風靡する。シナへの執着から、妻と息子たちを捨てたことが、佐藤家一族の「物語」の発端となる。

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高倉美紀子
…小川眞由美

 浅草の大衆演劇である女剣劇の座長。アインの育ての親。アインが世話になっている大村組の親分・重太郎と、紅緑とは古くからの知り合い。
福士幸次郎(ふくし こうじろう)
…松方弘樹

 紅緑の郷里・弘前出身で、福士が20歳の時、知人を介して紅緑家に寄寓する。淳朴な人柄で、中学落第を繰り返す不良時代のハチローの面倒を見るなど、佐藤家の厄介事の始末を引き受ける。紅緑が心から信頼している詩人。

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