2009年07月02日 (木)「ふたつのスピカ」第3回、いかがでしたか?


プロデューサーの橘です。第3回をご覧頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

 

今回も色々書きたいことがあるのですが、まずはダイジェストで!

 

◇オープニングシーン

 

特別に許可を頂いて、JAXAの筑波宇宙センターにある実際の管制室で撮影を行いました。ドラマの撮影でカメラが入るのは初めてということで、何だかとてもうれしかったです。JAXAさんには本当にお世話になりました。ちなみに、正面のモニターで北海道が映ったのは分かりました?

 

◇圭ちゃんの「やっぱり蹴落とさないといけないんだよ」

 

このドラマでは「蹴落とす」という言葉をあえて多用しています。多分、普通に聞くと嫌な言葉というか、耳障りが悪いと感じる人もたくさんいると思いますが、あえて使っています。この言葉のニュアンスが第4回、第5回とどう変わっていくか、見守って頂きたいです。

 

◇アスミと友朗の電話

 

このシーンのことはまたあらためて書きます!「ふたつのスピカ」を象徴するシーンだと思っています。

 

◇ガガーリンのエピソード

 

脚本家・松居大悟さんが見つけてくれたエピソードです。諸説あるエピソードではありますが、案外有名なエピソードで、ネットで検索したりすると色々出てきます。ガガーリンという人はとにかく色んなエピソードが残っている人で、また今度ちゃんと書きたいと思っています。

 

◇サーモンスキャン

 

これは台本作りの過程でも、かなり意見が割れました(笑)。松居さんが書いてきた時には、いくらなんでもエリートが集まる宇宙学校の教官が、こんなことも知らないのはおかしいだろうという意見もあったのですが、きっとゴルゴ松本さんなら、見事に演じきってくれるだろうと思って、ゴーサインを出しました。個人的には横を向いた時の効果音がいつ聞いても笑えます。

 

◇ロボットVS人間

 

人が宇宙に行く意味。原作でロボット対決のエピソードを読んでから、ずっと自分なりに考え続けていました。どうしてもそこには人間のエゴがあったり、費用対効果の点からも色んな意見があるのでしょうが、人が宇宙に行くことによって次の夢が生まれる。ガガーリンや多くの宇宙飛行士が宇宙に行って残した言葉は多くの人の記憶に残り、そこから次の憧れが生まれ、また新しい夢へとつながっていく。それだけでも十分意味があると僕は思っています。

 

◇佐野先生が語る「地球は青かった」

 

ドラマの中では途中で拝島にさえぎられていますが、「地球は青かった」というガガーリンの言葉は訳し方によって色んなニュアンスがあみたいで、とある本には以下のように書かれています。

 

「地球は薄青い色の円光に囲まれており、この薄青い層がだんだん黒みがかってくる。空色、灰色、すみれ色から石炭のような真っ黒に変わるのだが、この変化は非常に美しく、目を楽しませてくれる」

 

捉え方によっては、ガガーリンの言葉は「地球は黒かった」という言葉に集約できそうな気もします。

 

第3回では「地球は青かった」という言葉をキーワードに、アスミ達の夢や、青春の青臭い部分などを、リンクさせているのですが、その意味で「地球は黒かった」という言い方が、どこか天邪鬼というか佐野らしいというか、でもそれは誰よりも宇宙が好きだから知っている言葉なわけであり・・みたいな、あまり言葉にすると味気ないですが、とにかくこの佐野の言葉、田辺さんの演じ方、とても好きです。

 

◇アスミと桐生の水ロケット

 

うーん、青春て感じですね~。チーフディレクターの山本は「うーん、男の俺には撮れない映像だなあ。」と言っていました(笑)。塚原ディレクターの繊細な演出が光り、本当に素敵なシーンになっていると思います。

 

以上、ダイジェストでお届けした第3回のこだわりシーン、裏話をしたくなるシーンでした。

この中のいくつかはまた次回で詳しく書きたいと思います!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:56
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ふたつのスピカvol.3

■ふたつのスピカチーフプロデューサー/竹内敬明脚本/荒井修子(1)(2)、松居大悟(3)演出/山本剛義、塚本あゆ子http://www.nhk.or.jp...続きを読む

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