2009年06月26日 (金)「ふたつのスピカ」第2回、いかがでしたか?
プロデューサーの橘です。第2回をご覧頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
第2回では、アスミと万里香のライバル関係を軸に、それぞれの親子の話、そしてアスミ達5人が仲間として結束を強めていく過程を描きました。
アスミは、父・友朗が獅子号の事故に関わっていたことで、宇宙飛行士を目指す資格がないのではないかと悩み、一方の万里香はなんとなく母親との関係がうまくいっていません。そんな二人が、宇宙学校での訓練を通じて、自分の夢をあらためて確認し、周囲に向かって宣言します。
「夢を語る」姿をかっこよく描きたい、というのがディレクター・塚原の思いでもありました。(↓中央が第2回演出の塚原ディレクター)
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夢を語るのは、何となく抵抗があるものです。自分の10代を振り返っても、失敗した時のことを考えて言えなかったり、何か夢を熱く語るのはかっこ悪いと思っていた気がします。
でも、夢を語ることで刺激しあい成長していくアスミや万里香の姿に、何かを感じて頂ければうれしいです。
もう一つ、個人的にとても好きなのは、万里香と母・千里(RIKACO)の物語です。
この二人は、別に嫌いあっているわけでもなく、ただすれ違いが続いてきた二人です。千里も国会議員という大変な仕事で時間が取れない中、自分なりに娘・万里香のことを考え、プレゼントを買ってきたりしますが、でもどこかズレが生じている。
コミュニケーション不足と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、自分をふりかえってみても、親との距離感をうまくとれていなかった気がします。感謝しつつもそれを言葉にできなかったり、ついつい甘えて我がまま言ったり。
第2回のラストで、万里花が千里に対して「私はあの学校で必ず宇宙飛行士になる」と夢を語るシーンが僕はとても好きで、万里香がああやって千里に自分から何かを報告したり、夢を話すことはきっとあまり無かったんだろうなあ、万里香の精一杯の愛情表現なんだろうなあって、涙してしまうのです。脚本の荒井修子さんが考えてくれた、うみへび座のアルファルドのエピソードも、とても気に入っています。
脚本作りの打ち合わせでも、どんな”親子”を描けばいいのか、どんな親子の形を我々は描きたいのか、議論を重ねました。
「子供の夢を知っていますか?子供の夢を応援できていますか?子供の夢に賛成できなかった時にどうしますか?」
「大人は分かってくれてないのではなくてちゃんと伝えてないからでは?たまには親に夢を語ってみては?そもそも他人に語れる夢はありますか?」
感じ方は人それぞれだと思いますが、何かしら残るものがあったり、考えるきっかけになれば幸いです。
最後に、掲示板の書き込み、本当にありがとうございます。もちろん全て読んでいます。批判なども含めて、皆さんがこのドラマを見て、何かを書き込んでくれただけで、感謝の気持ちにたえません。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:21:21









