2009年10月16日 (金)「つばさ」 ブログ更新運動実施中 その21
プロデューサーの後藤です。
このセットの図面を引いたのは、深尾デザイナー。現在、松本清張ドラマ「顔」
先日掲示板に、裏通りの玉木家(スタッフは新玉木家と呼んでいました)の
間取り図をホームページにアップして欲しいとのご要望がありました。その声に
お応えして、美術デザイナーの解説つきで新玉木家の図面を掲載します。
の撮影中です。
で、深尾デザイナーの「顔」はこんな感じ…。
※現在、写真が未入荷のため
手に入り次第掲載します。
「顔」のスタッフなのですから
きっと面白い写真を送って
くれるでしょう。
深尾デザイナーの写真入荷しました。
京都あたりの撮影所からでしょうか。
左が深尾、右が「つばさ」の美術進行
チーフだった日下です。いまだにスタッフ
Tシャツを着ているあたり、泣かせますね。
(10/19追加掲載)
さてこれが、新玉木家の図面。これは初期段階のラフな手書き図面です。
※写真をクリックすると大きなサイズに切り替わるはずですので、じっくり
図面やスケッチを見たい場合は、クリックしてみて下さい。以下同様。
放送されているバージョンとは、表の道路の様子が違っていますね。
茶の間のテレビの位置も右手前になってます。
そして下が、決定版の図面。隣の宇津木家の軽トラなんかも描かれています。
犬飼チーフデザイナーが撮影中の深尾さんに代わって、解説を書いてくれたので、
それをお読みいただきましょう。
※あっ、犬飼デザイナーのご面相を知りたい方は、ホームページのトップ下段に
掲載されている 「対談 演出×美術」をご覧のほど。黄色いジャンパーの男です。
新玉木家は元蕎麦屋だった店を、玉木家が借家したという裏設定を設けました。

千代さんの帳場スペースの後ろに
見える配膳口のようなものは、
その通り!配膳口です。
蕎麦屋の元配膳口をふさがずに
そのまま使っているのです。
改装するのはお金がかかりますから、ヒロリンに借金のある玉木家の人々は節約
第一としたのでしょう。
この店がある通りは、メインの蔵造り通りから1~2本入った路地のつもりです。

玄関は裏手に回ればある設定ですが、一度もご覧になったことはないでしょう。
この家の登場人物の動線は、家族はもちろん宇津木家をはじめ近所の人が、お店
からも茶の間からも、どこからでも入って来きて触れ合える、古き良き日本の
家屋をイメージして設計したからです。
旧玉木家にあった、独立した「帳場」
や「商品蔵」「離れ」はなくなり、
「茶の間」や「お店」「作業場」の
規模も小さくなっています。
スタジオセットの面積で言えば、新玉木家は旧玉木家の半分以下です。だから哀れ竹雄さんは、部屋を奪われ、押し入れで寝ることにしてしまいました。

茶の間から見える「時の鐘」は160
センチほどの高さのミニチュアです。
「時の鐘」の近くにあった旧玉木家から
はもう少し大きく見えていましたが、
新玉木家は離れた場所にあるので、
以前より小さく見えるという計算で、
セットの奥行きを設計しています。
旧玉木家からトロッコは持ってきたことにしたり(なぜかレールだけは、そこに
あった!!)、万里ちゃんは外から直接2階の下屋根に来ることができるように
するなど、ドラマ(芝居)に躍動感を与えるようにしています。
小料理屋「こえど」の路地を突き当たった先を、よーく見て下さい。
どこかで見覚えありませんか?
じつはこの突き当たりの建物、
新甘玉堂(新玉木家)なのです。
店の外側にのれんを掛け、ショー
ケースを付けたりして、ラーメン
屋に飾りかえているのです。

気づいた人はいますか??
では、次は「川越キネマの秘密」編で
お会いしましょう。
資料をたんまりと送ってもらった両デザイナー、ありがとうございました。
そう言えば、犬飼デザイナーは土曜ドラマ「君たちに明日はない」(脚本・宅間孝行)
のロケですね。「君明日(きみあすと呼ぶらしい)」には、つばさファミリーから
あの人も出演しているので、ロケ現場でネタがあったら投稿願います。
では、みなさま、よい週末を。
土日は、川越まつりです。お近くの方は、一度お出かけ下さい。
感想など掲示板にいただければ、幸いです。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:33
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