スタッフブログ

★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。

正月時代劇「幕末相棒伝」その3 マスクはマストです

新春1月3日(月)よる9時 放送!


「幕末相棒伝」スタッフブログをご訪問いただき、毎度ありがとうございます。
プロデューサーの後藤です。

 

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本日ご紹介するのは、京都市山科区にある 随心院 さんでのロケ。
二本松の薩摩藩邸という設定で、表門と本堂前をお借りして撮影を行いました。

 

撮影隊が現場に着いて機材を搬入し終わる頃に、衣装メイクを整えた役者さんたちが
到着して現場入りします。そこでまず始まるのが、リハーサル。

 

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龍馬役の永山瑛太さん、土方役の向井理さん、中村半次郎役の奥野瑛太さんの姿が
見えますね。手前の門番役の方々もすっかりお芝居モードに入っています。

その奥で台本片手にリハーサルを見守っているのが、監督やカメラマン・助監督など
スタッフたちです。

 

でも、この写真、何か妙ですよね。

そうなんです。当然コロナ感染対策でスタッフは全員マスクをしていますが、
リハーサル中の役者さんたちも皆さんマスクをしています。
それも一時期よくバラエティ番組なんかで見かけた透明タイプのシールドではなく、
飛沫を通しにくい防御力の強い、不織布マスクを着用しているんです。

時代劇にマスク着用というのは、かなり奇妙な光景です。

 

酷暑の京都ではマスクをして屋外作業するだけでも大変なのですが、役者さんにとって
それ以上に問題なのは、リハーサルやテストで相手役の表情が分からないこと

この現場では、役者さんがマスクを外すのは本番のみ。
相手役の目は笑ってるけど、口はへの字に曲がっている・・・なんてことがあるかも知れず
役者さんにとってはマスクを外してからが一発勝負の本番となります。

 

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監督・カメラマン・照明部・録音部も、役者さんの本当の表情や声のボリュームを
確認できるのは本番が最初ということで、現場は緊張感MAXとなります。

  

あれ!そんな表情だったの?

さっきマスクで聞こえなかったけど、セリフがちょっと変わってる!

お互い相手の意外な演技に触発されて、本番ではビビッドなお芝居が生まれてきます。

 

これは予想もしなかったコロナの影響ですが、リハーサルやテストを経ても、

ある意味、お芝居が新鮮なまま本番を迎えられるのはマスクのメリットかもしれません。

厳重なコロナ対策の甲斐あって、幸いロケ期間中の感染はありませんでした。
手洗い・うがい・マスク・適切な距離、ホントに大切です。

 

ところがこの日、

我々が危惧していた別の大きな問題が起きてしまうのでした。

撮影の行く末に恐ろしい 暗雲 が・・・それは、また次回。

 

<この日のロケ地> 

随心院 = 京都市山科区小野御霊町35

 

正月時代劇「幕末相棒伝」(89分)

2022年1月3日(月)よる9時 総合テレビ にて放送


番組HPはこちら⇒「幕末相棒伝」ホームページ

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:35 | カテゴリ:幕末相棒伝

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